ニ胡LESSON38

課題練習曲
4級部分の「2.両手配合練習」
4級部分の「6.変化弓法練習」

今回は、指定のスピードよりもゆっくりでいいから、正しく弓を弾くことに重点をおいて、いろいろ教えていただきました。
とにかく、わたくしの今の弾き方では、上腕の動きが少ないのです。
手首は脱力できるのですが、どうも肘から下だけで弾いちゃってて、上腕の力が抜けないんですわ。
長弓のときはまだマシみたいですが、スピードが上がるにつれて上腕の動きが少なくなるのが顕著になってきて、このような状態では快弓は不可能だと言われました。
先生がわたくしの後ろに回って、ここだっていうタイミングで肘を少し大げさに思いっきり押してくださいました。
普段使っていない筋肉が動いたのがよく分かった瞬間でした。
変な癖をつけると後で直すのはもっと大変なので、普段から意識しなさいと言われました。
意識しているときはまぁマシなのですが、楽曲や速い練習曲を弾くと、注意力が音程や指使いに向いてしまい、右手がおろそかになって、いわゆるしっかりした音が出ていないのですね。

楽曲
「良宵」
「光明行」の第二部分

まぁ、とろあえず、音をなぞって、弾けるというだけで、「音楽」には程遠いです。
来週は「病中吟」を予習していらっしゃいと言われました(もちろん、トリルやビブラート等の演奏技術はなしで単に弾くだけです)

ニ胡LESSON37

一か月ぶりのレッスンです。
長弓と音階は開始時の必ずやらなければならないお決まりのメニューなので今後は省略します。

中央音楽学院海内外考級曲目1-6級
4級部分 「2.両手配合練習」

模範演奏よりは遅いスピードですが、とりあえず弾けるので、先生が褒めてくれました。
「いや~4級だし、1か月もレッスンなしだし、怖気づいて落ち込んだりして弾けないんじゃないかと心配していたけど、調子いいじゃない~」
とのお言葉。
しかし、「あ~よかった」と思ったのもつかの間、「でもね…」と続いてたくさんご指導をいただきました。

1、外弦と内弦が交互に異動する時、もう少しスムーズに!内弦に移動するとき、中指と薬指できちんとコントロールすること。
理論上、内と外を行き来するときは、その瞬間、弓の速度を落とせば、不自然にならずにスムーズに移行できると言われているようですが、速い曲のときはどうしたらいいんだろうね…

2、速く弾こうとするせいか、右腕がだんだん上がってくるので(おそらく力んでくるのでしょうね)、弓はきちんと左右に引くこと!

3、C調は音程が安定していたけど、D調に転調した時に、狂いがひどかった(^^;無理に指定の指使いで音程混乱するのを避けるために、しばらくはあえて伝統的な指づかいで、本が指定している指使いを無視していいとのこと。

4、頭ではわかっちゃいるけど、16分音符を弾いた後につられて、次の小節のスピードまで上がってしまい、リズムがびみょ~に狂っている…(あちゃ~)
これは次回持ち越しで、きちんとメトロノームで合わせて練習してきなさいということになりました。

楽曲「良宵」
わたくしの演奏は、先生曰く「例えるなら白紙なのよね」
ごもっともでございます…
これがわたくしの最大の欠点なのでしょうね。どの楽器の先生にも言われる定番のセリフ。
「音符を弾くのではなく、曲を奏でなさい」という先生に本音を打ち明けてみました。
「何と言うか、今は音程が狂いがちな小節に差し掛かってくると、音程が合うかどうか心配で心配で、頭の中はそういうことばかりなんです。で、音程が上手くいったらいったで“やった~良かった~”と言うことで頭がいっぱいになるんです…」
「私も子どもの頃そういう時期があったわね」と先生が慰めて(?)くださいましたが、続けて「音楽やってるんだから、これからは音符に意味をもたせてあげないとね。」と諭されました。
次回はわたくしの頭の中にある強弱表現を譜面に書き込んできなさいということになりました。
今のわたくしのレベルだと、聴衆に分かる程度のはっきりとした強弱がつけられないんですよ、恥ずかしいことに。
素直に「先生、音を強くしたくても、力入れたら音色が悪くなるだけで、音は強くならないし、弓をぐーんと引けば、音は強く鳴るけど、あっという間に弓を使い切ってしまうので、次の音が続かなくなるし、どうしようもないよう~」と言ってみたところ、先生も「そうね、ゆっくりした曲の強弱表現は確かに難しいわね、ぼちぼちいきましょう~」と。

やっぱり道のりは長い…

「技術だけでただ弾いているというだけでは音楽をやっている意味がないし、かといって表現豊かでも技術が全然なっていなけりゃ、それはそれで聴けたもんじゃないので、やっぱりどちらも養っていく必要があると思うのよ」という先生のお言葉でした。

ぶっちゃけ、子どもの頃のピアノのお稽古では、“奏でろ”とか“もっと歌うように!”と言われたことがないので(というか、わたくしはとてもできの悪い生徒で、耳も悪いし、楽譜の覚えも悪いし、手も動かないし、練習熱心じゃないし、才能もなかったんで、先生も何も言わなかったのだと思います)、どうしたら、頭で考えているとおりの世界を、自分の手先の加減で実現できるのか、成功経験がないのでわかんね~のであります。

先生が本を何度もめくって来週までの課題を探しながら、何だか迷っている感じがするので、どうしたんですかときいてみると
「劉天華の曲が全曲載ってないのよね、高い級に配置されていても、曲の一部には技術的に弾けそうな部分もあるし、試験やコンクールの課題曲としてもよく使われるし、誰もがが演出時にプログラムに入れるから、全曲知っておくといいんだけど」とのこと。
「家に帰れば、劉天華曲集、持ってますけど」とわたくしが言ったので、「じゃ次回、もってらっしゃ~い」と言われました。

【余談】
最近、音が狂ってもしゃ~ないなぁと聞き流してとりあえず弾き通すことはできるようになりました。
神経がずぶとくなったのでしょう。
実際にはひどい演奏でも、弾いている本人はちょっとルンルン。
しかし…周囲はたまったものではないだろうなぁ…
いつになったら、許容範囲の音程になるんだろうね。

ニ胡自習練習メモ1

今日本にいますので、レッスンはお休み。
自習状態であります。

やったことメモ

中央音楽院海内外考級曲目(1-6級)

3級部分 12.活指練習(王国潼 曲)
これは前回、あまり練習していなかったんで、この休み中にちゃんと練習しておかなきゃね。

4級部分 2.両手配合練習
前回、良宵を先生の前で弾いた時、どうも右手と左手のタイミングが合わないときがあって、変な間が空くと指摘されたので、先生は両手を上手く合わせるための練習曲を選んでくださったのだと思います。
しかし、これ、DVDで模範演奏観ましたが、バイオリン曲みたいなノリですね。しかもはえ~
現在、一応、通して弾けますが、スピードは模範演奏よりかなり遅いです(^^;

楽曲
相変わらずの良宵でございます。ノンビブラートなので、全然雰囲気でませんが、それでもそれなりに美しく聴こえるように修行中。
ああ、音程狂うんだよな…

【余談】
どうもわたくしは心の問題を引きずっていて、パフォーマンスが悪いので、ヤマハムックシリーズ「演奏者勝利学実践ノート」(辻秀一)という本を買って読んでみました。
もっとも、これは演奏家を目指す音大生の方とかが読む本なのでしょうけど、部分的にでも何か役に立たないかなと思って。
実はメンタル・トレーニング関係の本は昔、よく読んだんですよ。
だから、基本的に内容はかぶっているんだけど、対象者を「演奏家を目指す人」に特化していることで、他の本にはない面白さがありました。

そして、龍海先生(わたくしの最初のニ胡の先生)もナナ先生(わたくしの今のニ胡の先生)も言ったセリフがあって、思わず笑ってしまった。
やっぱり、これ、大事なことなんだろうな。

「いつでも本番、どこでも本番」
いつでも本番だと思って弾いていれば、いざっていうとき何ともない(ごもっとも…)

「演奏するとは人に聴いてもらうこと」
演奏することは楽しむこと、そして演奏する喜びをみんなに伝えること(ごもっとも)

「自分を信じる」
根拠があってはじめて自信が持てると考えている限り、自信を持つことは非常に困難。根拠の前に自分を信じようと決めることが大事(ごもっとも…)

実際、ニ胡を持って数か月の時の技術より、今の方がより多くのことができるようになっているにも関わらず、どよ~んとしているワタクシ。
しかしながら、やはり有る程度のハードルを超えないと(有る程度の楽曲が弾けないと)、明るい未来が見えてこないんだよなぁ…

ニ胡LESSON36

まずは外弦内弦の長弓
次に音階、D調、G調、C調、F調 (最近はB♭とAはやっていない…とりあえず、この4つの調を確実にしましょうということになっています)

中央音楽学院 考級1-6級
48頁「活指練習」

前回のレッスンが月曜日のよる7時半で、今回のレッスンが土曜日の10時、あまり練習できなかったということもあり、つっかえつっかえ…
そんなわけで先生も「あまり練習していないなら、聴いても仕方ないから、もういいわ」とスル―されてしまいました。
ははは…だめじゃん。

楽曲は「良宵」

技術的な注意点はそりゃもう、いっぱい。

最初の3小節、ミソラドレ~ で、すでにアウト!!!
音程とリズム合ってりゃいいってもんではない…らしい(^^;
(譜面的にはなんてことない第一ポジションの四分音符なのにね~)
弦を換えるときはもっと自然に!
上記の原因により、全体的な印象としては、音がブツ切れでメロディーになっていない。
ははは~

4、8、9小節目の開放弦ソと内弦四指のソのつながりが、なめらかではない…
17や25小節のソミ(同じ指の滑音)は音程が狂って元の位置まできちんと戻っていない…(^^;
45小節目の8度のドが続く一発目、音程が狂って一発でオクターブ高いドになっていなくて、とっさに指ずらしてごまかす(^^;
(ごまかそうとできるだけマシ???でも誤魔化すスピードが間に合っていないので他人は気付くだろう)

一言で言うなら「音符の羅列にはなっているけど、音楽になっていない」
(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;~~~~~

先生に「で、自分はどんな感じに思ってる?」と聞かれたので、正直に
「聴くに堪えられないし、自分ももかなり気持ち悪い」と答えました。

「まぁ、そこまで言わなくても…」と慰められましたが、もしかすると、そういう意味じゃなくて「何を考えて弾いてるか、何を表現したいのか」と聞いたのかな?
確かに音符を弾こうとしかしていなくて、何も考えていないんで…
もちろん、この曲の背景は知っているし、先生方が書かれた解説や、具体的な注意点はちゃんと勉強して「基本的にはどうあるべきか」という参考情報は知っているのだけど…知っているのは当たり前で、知っているからといって美しく弾けるものでもない…
一応、譜面は書き込みで真っ赤だし、音源は何人かの演奏家のものを何百回と聴いていて、頭でっかちにはなっているのだけど、心は全然、美しく弾こうと思っていないんだよね。
というか、弾けるわけないじゃんと思っているかもしれない…
(おそらく、このコンプレックスがわたくしの上達の最大のネックなんだろうな)
他人が聞いたら多分、すっごい粗っぽいというか投げやりな「良宵」に聴こえるんだろうな。
強弱記号を無視して機械的に打ち込んだ音で、たまに音程狂ったり、たまに不必要な0.1秒の間が入るような感じをイメージしていただければ、わたくしの演奏に近いかも(^^;

子どもと違って、人生長いんで、観賞用の耳が発達し過ぎているし(ついでに言えば大人は自分に対して客観的評価もできるし)、そういうところ辛いよね。
自分が下手くそって分かるっていうのも、落ち込むんじゃなくて、やる気につなげられるのであれば、悪くはないのだろうけど。

先生も確かにわたくしの学習進行のスピードが早過ぎるから、「音楽」にしろっていう要求は高過ぎるのかもしれないけど、それではこの先、曲は演奏できないから、だんだんそういうこと考えて弾きましょうねと注意されました。
音階弾いているときも、音程があってりゃいいってものではなく、「音楽的に」弾きなさいと言われ、例えばこんな風、とお手本まで見せていただきました。
確かに、単調なドレミファソラシドでも、ビブラートのような技巧を全く使わなくても、美しく響くのですよ、先生の音階は。

さて、来週から1ヵ月くらい日本に帰るので、レッスンお休みで、自主トレです。。。

【余談】
これまで、いろんな楽器を少しずつかじってみて、様々な先生に共通して言われてきたことがあります。
「音符を弾くな、音楽を奏でろ!」
もうちょっと言い方を易しくしたところで

「心で弾きなさい」

これ、かなり難しいです…
多分、子どものころ、親に心から褒められたことないんで、何ごとに対しても自分もいつかはできるとは思えないんですよね。
ひねくれているんです。
先生に言わせると素直に運転していれば、す~っと進むのに、変にブレーキかけて進む流れに逆らっているような気がしてならないとのこと。
そのくせ、弾きたい欲求だけはものすごく強いし、理想もかなり高い…
楽器演奏する前にカウンセリングに行った方がいいのかもしれない…

弦歌八千載——華夏古樂音樂會

弦歌八千載——華夏古樂音樂會という、ちょっと変わった趣のコンサートに行ってきました。
どう変わっているかと言うと、まぁ普通の音楽のコンサートではなくて、戦国時代とか唐代の曲を、演奏家がそれなりの恰好して、琴を弾き詩を歌ってくださるとかいう感じで、舞台を楽しむという趣向なのです。
古代の壁画に描かれた人々を見ている感じとでもいうのでしょうか。
ちなみにわたくしは、時代劇大好き。
古めかしい恰好したお兄さんが、舞台で古琴を弾いてくださったり、琵琶をかなり横に倒してひく宮中の女性にうっとりと見惚れてしまいました。
あぁ、わたくしも、ああいう恰好して中阮とか弾いてみたいぞ~
オーダーしちゃおうかしらん(^^;
コスプレ好きかも。

家に帰ってから、唐代の曲が入ったCDをくまなく探して、「瑞鷓鴣」を探したけど、なかった~「傾杯樂」は見つけたけど…
「瑞鷓鴣」、とっても良かったんだけどな~
この曲を女性の楽坊が弾いて、真中で綺麗なお姉さんが長い袖を振って踊っていたんだけど、もう、自分が皇帝になった気分だったわ~

ちなみに、「鐘」も好きな楽器の一つなんだけど(音程の違う鐘がずら~とつるされている、古代の鉄琴?)、あれ、個人で買うにはちょっと無理があるよね…
あぁ、欲しい…弾かせてほしい…

ああいう舞台をいつかやってみたい(^^;
でも、まず、そんな変な演出をさせてくれるイベントがあるのか
コスプレに付き合ってくれる楽器のできる女の子、たくさんいるんだろうか???
そして、やっぱり、真中で踊れる美人がいないと、ちょっとなぁ…

――――――――――
演出單位:河南博物院華夏古樂團
演出時長:約90分鐘(無中場)

演出劇場:戲劇場
演出時間:2011.01.26

演出曲目:
  遠古的迴響                方可傑
  神人暢                  丁承運 打譜、編配(據《西麓堂琴統》)
  詩經•商頌•玄鳥            高鴻祥 編配
  詩經•周南•關睢              魏氏樂譜
  詩經•周南•鹿鳴            高鴻祥 編配
  詩經•小雅•采薇
  神話引                  神奇秘譜
  琴歌《鳳求凰》              梅庵琴譜 羅蘇理 整理 王友華 編配
  琴曲《幽蘭》(古琴與鐘磬)
  傾杯樂、瑞鷓鴣              敦煌樂譜 席臻貫 譯譜
  宋姜夔自度曲《鬲溪梅令》
  琴歌《陽關唱別》             王維 詞

ニ胡LESSON35

えと、自分で考えて練習してごらんと言われていたのですが、う~ん、何やっていいのか分かんない。
お正月や先生の院試等と重なって、一応、レッスン期間にかな~り間が空いております。
この間、引き続き、過去やった練習曲等、何度も弾いてみたりしました。
それからtrを一応教えてもらっているので、、とりあえずドレドレ、レミレミ、ミファミファ、ファソファソ、をゆっくりしたスピードから始めて、最後は一秒間に6回は繰り返せるぐらいを目指してひたすら弾いてみました(もちろん、そんなに速くは今も弾けない…)。
音が均一にならないし、速く弾こうとすればするほど音程狂ってくるし…

楽曲は、思い切って「良宵」を自分で勉強してみました。
もちろん、譜面自体はさほど難しいものではないし、ゆっくりした曲なので、音符をさらって最後まで弾けることは弾けますが…
ビブラートかけられないし(今の技術レベル、耳の敏感度で、勉強しても仕方ないから、先生も教えてくれないし、自分でもやってみようとは思わない)、trも不均一でめちゃくちゃ、音程狂うところいっぱいあるし、もう(^^;ひでえや、こりゃって。

でも、一応、この間なんもしていなかったわけではないので、いちおう、先生に「こんなん、やってました」と聴いていただきました。
先生は「何も教えていないのに自分で一応、音符をさらえるところまでできたんだから、よしよし」と褒めていただきました。
引き続き、技巧をたしていきましょうね、ということになりました。
まともに「良宵」か弾けるまで、あと、何年、かかるんだろう…

それはそれとして、これは考級課題曲の一つなので、そのうち、他人様でも我慢して何とか聴けるだろうというレベルにしないといけないんですよね…

余談
この歳で、この環境で、普通の境遇で、ずば抜けた才能ないのに、ここまで執着して努力できるってすごいね、と先生に褒められました。
普通は、わたくしぐらい不器用で耳の悪い人(音程のズレを聴き分ける力が弱い人)は、結構、1年続かずにやめちゃうんだろうね。
「多くの天才がただの凡人で終わってしまうのは、結局、すぐに何でも出来てしまって、あなたみたいに努力できないからだとも思うよ」と先生に言われました。
確かに、努力できるっていう才能はあるかも(^^;

飛雪迎春——吳玉霞琵琶獨奏音樂會

演出曲目:
  琵琶獨奏
  思春               古曲 吳國樑演奏譜
  陽春白雪             古曲 衛仲樂演奏譜
  大浪淘沙             曹安和 根據華彥鈞演奏記譜
  彝族舞曲             王惠然 編曲
  琵琶與長鼓
  情寄長白山            於慶祝 曲 吳玉霞 整理
   長鼓:朱劍平
  詩樂和鳴
  春江花月夜            古曲 吳玉霞演奏譜
   朗誦:思路
  琵琶獨奏
  十面埋伏             古曲 吳玉霞演奏譜

  ——中場休息——

  琵琶獨奏
  琵琶語              林海 曲 吳玉霞 整理/改編
  龍船               民間樂曲 張步蟾 傳譜 林石城 記譜/整理
                   張正秋 改編
  琵琶與貝斯、打擊樂
  天山之春             烏斯滿江、俞禮純 曲 王范地 改編
                   張輝、朱劍平演奏譜
  划船曲              新西蘭民歌 劉德海 編曲
                   張輝、朱劍平演奏譜
  蝴蝶               張輝 編曲
  倒影               吳玉霞 曲 張輝、朱劍平 編配

えと、ぶっちゃけた話、琵琶が特に好きとか、呉先生の大ファンとかいうわけでもないのに、行ってきました。
なんで、行ったかってーと、実は彈撥楽器と打楽器の組み合わせって面白いなとずっと思ってて、朱剣平さん、好きなんですよね(本人がどんな人か知らないけど、彼の太鼓の音が好きッて言う意味ですよ。。。って分かってるか。。。)

そんなわけで、琵琶、ベース、打楽器の組み合わせ、ジャズっぽくてとてもよかったです。
もちろん、前半の琵琶独奏もよかったんですけどね(^^;

余談ですけど、楽器弾く人はあまり左手に指輪しないものと思っていたのですが、呉先生はしていらっしゃいますね。
(前回のコンサートでも同じ指輪をしていたので、あれはずっとはめっぱなしなのかな~)
演奏中だけ結婚指輪外すとか言う人もいるって聞いたこともあるけど、邪魔になるならないは、演奏する楽器などの種類にもよって感じ方は違うから、一概に言えないってことなのかな。
ちなみに、わたくしは普段から指輪しません。
たまに、ビーズの指輪を右手にすることはありますけど。
玉の腕輪は左腕にはめっぱなしです。
右手に腕輪や時計すると、手首が重くて気になるので、左手にしかできないんですよね。
演奏中、左手は重くないのか?と聞かれそうですけど、左手は手を挙げる格好になり、腕輪は下がった状態で固定されるので、別に竿に当たるとかそういうことないですしね。
練習中だけはずすのも面倒くさい…湯船につかるとき以外、はめっぱなし。
でも、腕輪したままで、ピアノ弾けって言われたらじゃまだと思うかも。
(ニ胡、柳琴、笛子とかは気にならないな~)

柳琴LESSON47

いちおう、今回を区切りにして、しばらくレッスンお休みです。
最大の理由は時間がないから。
あれもこれもやって、結局、どれもモノにならないそういう事態はよろしくないだろうと思い、休むことにしました。

ゆう先生に教えていただいた期間は本当にすごく短かったのだけれど、ある意味、たった数回で、練習の仕方の基本が分かったかもというのはすごい進歩だと思っています。
多分、最初の入門時に彼女に教えてもらっていたら、今頃、簡単な独奏曲はきちんと弾けたでしょうね。
最初が肝心なんだなということがすごくよく分かった経験でした。
ニ胡の場合は、ど下手はど下手でも、弓使いが「まるきりなっちゃいない」ということはなく、音程狂っててもいちおう、「狂っている」自覚があります。
練習方法を間違っているわけではないので、練習時間さえかけてあれば技術そのものはそのうちよくなると思います。
(芸術性は時間の問題ではないところがあるので、何年かかっても、面白くない演奏しかできない可能性もありますが…)
でも、練習方法そのものが間違っている場合、何時間、練習したって、何年練習したって、ダメなものはダメなのよね。
いや、回り道しちゃったな~
でも別に最初の先生を怨んでいるわけではないですよ。
音楽の楽しさや合奏の楽しさ、楽典知識やその他のことをいっぱい教えてくださったので、とっても役に立っているし。
ただ、柳琴の技術の習得に関しては、それを専門としてこなかった人に一番最初に教えてもらわなかったことは大失敗だったなと思います。

この日、大学はもう冬休みに入っていて、楼を管理しているおばちゃんが出かけちゃったみたいで、結局、廊下で練習しました。
さむいよ~
しばらく、柳琴はお休みということもあって、先生は話す機会のなかった特殊な技巧等を簡単にお手本をみせてくださいました。
そして、どうして弾く人によって曲の感じが変わるのか、「死んでいる演奏」と「活きている演奏」のどこが違うのかという話になりました。
先生ってどの先生もすごいですよね。
下手くそな人のモノマネ、とか悪いお手本も得意ですよね(笑)

実は、わたくし、最近、ますます自分の演奏が嫌いなのです。
練習しているときは、練習だと思って自分の音を聴いてますから、好きも嫌いもないのですが、自分の音を録音して、一聴衆として聴いて見ると、「なんて面白くねー弾き方するんだろう」って思うのです。
もちろん、基本が完成していなくて、安定していないとか、根本的にミスるとか、知っている技巧が少なすぎて、華やかに見せられないという問題を抜きにしても、面白くないんですよね…
それ以前の問題として、わたくしの演奏を形容するなら「箱を開けたら、空っぽだった」そういう感じ。
ゆう先生がおっしゃるには、実際、生死はほんのわずかな差しかないのだそうで、ちょっと工夫するだけで心地よく聴こえるものなだそうですが。
確かに、リズムと旋律が全く同じものを弾いても、弾く人によって全然違ってくるのは、各人のいわゆる「処理」が違うからなのです。
音を、旋律を、リズムを楽譜から外れない範囲でどう処理するか、そこが生死の境なのでしょうね。

こういう高度な話は今のわたくしには関係のないことなんですが…
まず、楽譜通りにきちんと弾けなければ、処理もなにもあったものではないので(笑)
でも、基本的に中国の先生がそうなのか、わたくしが出会った先生の特徴なのかどうか分かりませんが、わたくしのようなレベルの低い人にも最初からこう言う話をしてくださるのがすごいなぁと思ったりもするのです。
ナナ先生もそうですが、「弾き方がわかれば、それでいいや」「通して弾ければいい」というのではなく、「音楽とは何ぞや」を理解してほしい、そういうことなんだと思います。
わたくしも理解したいのですが、そういう境地に行きつけるまでには、初歩の初歩の入り口にもまだ達していない有様でして…

来年の目標は(中国では旧暦で祝うので、2月3日がお正月です~)、本気で音楽と向き合うこと。

中國協奏I:宋飛與北京交響樂團音樂會

中國協奏I:宋飛與北京交響樂團音樂會
演出單位:北京交響樂團
指  揮:譚利華
二  胡:宋飛
演出時間:2011.01.12
演出曲目

春節序曲             李煥之 曲
雲南民歌「猜調」         鮑元愷 改編
陜西民歌「蘭花花」  鮑元愷 改編
四川民歌「太陽出來喜洋洋」 鮑元愷 改編
江蘇民歌「茉莉花」 李文平 改編
熱巴舞曲             方可傑 曲
火車托卡塔           劉湲 曲

  ——中場休息——

第四二胡協奏曲《愛恨情仇》    關迺忠 曲

えと、宋飛先生を見てみたいと思ってチケットとりました。
でも、安い席なので、右斜め上から拝見しましたので、お顔は全然見えなかった。
立って演奏されていました。
まぁ、バイオリンなんかはソロ、立って弾くので別にいいのでしょうけど、何となくニ胡って、女子十二楽坊みたいな曲でないと立って弾かないのかと思いこんでいたので、ちょっと意外だった。
初めて宋先生の生の音を聴きましたが(CDは何回も聴いてるけど)、生の音とCDはやっぱり違うよなと思いました。
ホールの響き方とか自分の居る場所とかにもよりますよね。
個人的には宋先生の長弓とかの音、しびれるなぁと思いました。
かすれそうでかすれない音と言いますか、それが、第四ニ胡協奏曲のテーマを表している感じ。
ちなみに、第四ニ胡協奏曲は蔡文姫の不幸な一生を物語っているのですが、愛、恨、情、仇という何とも重々しい漢字で表わされる彼女の一生。
あぁ~弾きにくそうな曲。。。
ちなみに、弦はG-g、で合わせるみたいです。

ニ胡LESSON34

実はこれは年末最後のレッスン記録です。
さぼっててアップできませんでした。

出ている課題は相変わらず同じなのです。
中央音楽学院 考級1-6級

23頁 快速弓段練習
37頁 F調換弦練習

先生よりかなり早めにレッスン室に来てしまったので、一人でもくもく練習しておりました。
そして、先生は来た時、外でちょっと聴いていたらしいのです。
「だいぶよくなったじゃない、少なくとも迷わず最後まで通して弾けるようになったよね。」と褒めていただき、
「ソルフェージュってあなたにはすごく効果あるかも」とのこと。
でも、もちろん、最後に
「まぁ、多少音程がずれているところもあるけど、ご愛敬だわ」とご指摘するのも忘れていない先生なのでありました。

なんと、結局、その後、もう一度だけ通してこの二曲を弾いただけでいわゆる聴いてもらうレッスンは終了してしまいました。
では、残りの40分、何してたかって、先生がいろいろお話してくださいました。
こういうレッスンスタイルが普通なのかどうかは分かりませんが、先生、わたくしがわりと調子いい時は、あまり技術的な何かを教えてくださることはないのです。
その代わり、精神面の話はいろいろお話になります。

先生が初めて誰かをきちんと教えたのは高校生のときだそうで、そのとき教えた自分より年上の高校生は、地区のアマチュア大会で優勝されたそうです。
多分、先生と呼ばれる人の中には、演奏家、教育者、楽器製作者、楽器販売者等、いろいろな側面を併せ持った人がいますが、ナナ先生は人を育てることが大好きな部類の人なのではないかと思います。

ナナ先生、1月は大学院の試験があるそうなので、レッスンは休みです。
その間、ソルフェージュがんばりますか。

そして、今回ナナ先生は、次は自分が弾きたいものを練習してきなさいとの課題をくださいました。
教科書にあるものなら、練習曲でも楽曲でも何でもいいそうです。
理由は、生徒は一生、先生に頼っているわけにはいかず、いつかは自分一人で演奏しなくてはならないのだから、ナナ先生はいつも、教えているときから、生徒が自分で考える力も養ってほしいと思っているからなのだそうです。

Ringbinder theme by Themocracy