Category: 音楽会

中國民族音樂百場巡禮:竹簫翰墨九州同——中央民族樂團音樂會

中國民族音樂百場巡禮:竹簫翰墨九州同——中央民族樂團音樂會
2011年11月4日 国家大劇場
指揮:陳澄雄
首席:唐 峰

民族管弦樂《節日序曲》   施萬春 曲 張列 改編
  民族管弦樂《聽江南》                   葉國輝 曲
  民族管弦樂《豐年祭》                   關迺忠 曲
  二胡協奏曲《風雨思秋》——獻給辛亥革命烈士秋瑾      關迺忠 曲
   二胡演奏:宋飛
——中場休息——
琵琶協奏曲《春秋》                       唐建平 曲
   琵琶演奏:吳玉霞
  民族管弦樂《弦上秧歌》                  王丹紅 曲
  民族管弦樂《抒情變奏曲》                劉長遠 曲

やっぱり、呉先生の琵琶とか、宋先生の二胡、すごいな~と思います(当たり前ですね)。

ところで、今回の席は指揮者の真ん前(つまり打楽器の真後ろ)なので、ものすごく音が響きました。
打楽器好きのわたくしには、この上なく幸せな席。
「豐年祭」はよく演奏される曲目なので何度も生で聴いているし、自分の手元にはいくつものバージョンの録音があります。
打楽器がほんと心地よい曲ですよね~
(普通は二胡のソロがいいとかっていうのかもしれないけど…)
何度も聴いているので、タンバリンのパート、どこでどう打つか覚えちゃってます(^^;

“春華秋實”展演周:國樂神韻——民族器樂協奏曲專場音樂會

2011年10月31日 国家大劇場

花木蘭 顧冠仁 曲
   琵琶:楊婷婷
  綠色交響 張維良 曲
  笛子:張維良

——中場休息——

臨安遺恨 何占豪 曲
  古箏:王中山
  第四二胡協奏曲——愛恨情仇 關迺忠 曲
  二胡:宋 飛

この周は芸術関係の学校の芸術祭を開催しておりまして、中央音大、中国音大、中国戯曲学院、上海戯曲学院等の演出が続いております。
わたくしが聴いたのは、中国音楽大学の演出。
自分が在籍している大学の演出を見ないでどうするって気がしなくもありませんが、見ようと決意した時には、チケット売り切れてたんだもん(^^;
楽団員が若い子っていうのは可愛いなぁ。
紫系のオーガンジーの上着の襟のふわふわが可愛らしい~

指揮は関先生。
へへへ~張維良先生、かっこいいなぁ~好きなんだよな~
自分で曲作って自分で演奏すれば、まさに作曲者の思い通りだもんな~
わたくしもそういうことしてみたい(^^;
来世でも実現不可能か…三回生まれ変わらないと無理かな?

アンコールはおなじみの「豊年祭」

印象台湾

台湾国楽団のコンサートに行ってきました。
プログラムは以下の通り。

2011年10月13日 国家大劇院
龍騰虎躍(擊樂合奏) 李民雄 曲
打擊:王建華 NCO打擊組
春風幻想曲 劉文金 曲
風獅爺傳奇 蘇文慶 曲
——中場休息——
藍色的思念 關迺忠 編曲
天地星空(柳琴與樂隊) 蘇文慶 鄭翠苹 曲
柳琴:張鑫華
台灣四季(選段) 關迺忠 曲
蜂炮節
一隻鳥仔
雨急急
杵歌

目的は柳琴の演奏だったんですけどね。
柳琴の音色はやっぱり、かわゆいですね。
作者はモンゴルの大草原で星が遠くで光り、草原に流れ落ちる情景をイメージしているそうです。この曲は柳琴のコンチェルトで3つの部分から成り立っています。
一段【草原の星】
二段【星の瞬きの踊り】
三段【天地星空の愛】

ところで、ふと思ったのですが、民族楽器オケの場合、コンマスは誰なんでしょうか?
西洋オケの場合は普通、第一バイオリンの首席奏者ですよね?
というのは、二胡のソロ弾いてた方が一番前に座っていた人ではなかったので、コンマスってどうなんだろうと急に思ったわけで・・・
京劇の伴奏楽団の場合、打楽器奏者(鼓師)が指揮者の役割を果たしていて、上演前に名前が表示されるのは、鼓師と琴師(京胡奏者)のみなので、重要なのはこの二人なのかな~と思うのですが、民族楽器オケって、曲によって誰が引っ張っていってるんだろう、と思わなくもなかったりして。

そういえば、指揮者が長袍をきていらっしゃいました。
かっこいい~
わたくしも着たい~
でも、これは男性の服なんだよね。でも着たいな~

曾侯乙墓編鐘

編鐘という楽器をご存じだろうか?
音高の異なる青銅製の鐘を一組にした中国古代の打楽器です(曾侯乙墓編鐘は紀元前400年代頃に作られたとか)。

その編鐘を使ったコンサートに行ってきました。
場所はサントリーホールの小ホール。
作曲、お話は中国を代表する人気作曲家の譚盾先生。振付舞踏は黄豆豆さん。
譚先生をこんなに間近で見たのは初めてでした。
冗談好きな楽しい人だったんですね…

さて、驚いたのは、コンサート終了後、舞台に上がって鐘を叩いてみてもいいよ、と譚先生がおっしゃったこと。
え~?
普通は舞台には絶対に上がるな、楽器を触るなんてもってのほか、だと思っていたので、かなり意外でした。
次々に人が舞台に上がっていったので、ホールの方が
「いちおう、舞台は頑丈にできていますけど、鐘自体重いので、一度にたくさんの人が上がると心配だから、まだ上ってない人はちょっと待って」と。

わたくし、鐘の音好きなんだよね~
へへへ、間近で見られてうれしい。そして鐘つきのお嬢さん方も間近で見れてうれしい~
みんなかわいいよね。譚先生が美人を集めたって言ってたの本当だったんだ~

ちなみに、わたくしはまたもや日本にいます。
現在、中国は国慶節休暇中なので。

弦歌八千載——華夏古樂音樂會

弦歌八千載——華夏古樂音樂會という、ちょっと変わった趣のコンサートに行ってきました。
どう変わっているかと言うと、まぁ普通の音楽のコンサートではなくて、戦国時代とか唐代の曲を、演奏家がそれなりの恰好して、琴を弾き詩を歌ってくださるとかいう感じで、舞台を楽しむという趣向なのです。
古代の壁画に描かれた人々を見ている感じとでもいうのでしょうか。
ちなみにわたくしは、時代劇大好き。
古めかしい恰好したお兄さんが、舞台で古琴を弾いてくださったり、琵琶をかなり横に倒してひく宮中の女性にうっとりと見惚れてしまいました。
あぁ、わたくしも、ああいう恰好して中阮とか弾いてみたいぞ~
オーダーしちゃおうかしらん(^^;
コスプレ好きかも。

家に帰ってから、唐代の曲が入ったCDをくまなく探して、「瑞鷓鴣」を探したけど、なかった~「傾杯樂」は見つけたけど…
「瑞鷓鴣」、とっても良かったんだけどな~
この曲を女性の楽坊が弾いて、真中で綺麗なお姉さんが長い袖を振って踊っていたんだけど、もう、自分が皇帝になった気分だったわ~

ちなみに、「鐘」も好きな楽器の一つなんだけど(音程の違う鐘がずら~とつるされている、古代の鉄琴?)、あれ、個人で買うにはちょっと無理があるよね…
あぁ、欲しい…弾かせてほしい…

ああいう舞台をいつかやってみたい(^^;
でも、まず、そんな変な演出をさせてくれるイベントがあるのか
コスプレに付き合ってくれる楽器のできる女の子、たくさんいるんだろうか???
そして、やっぱり、真中で踊れる美人がいないと、ちょっとなぁ…

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演出單位:河南博物院華夏古樂團
演出時長:約90分鐘(無中場)

演出劇場:戲劇場
演出時間:2011.01.26

演出曲目:
  遠古的迴響                方可傑
  神人暢                  丁承運 打譜、編配(據《西麓堂琴統》)
  詩經•商頌•玄鳥            高鴻祥 編配
  詩經•周南•關睢              魏氏樂譜
  詩經•周南•鹿鳴            高鴻祥 編配
  詩經•小雅•采薇
  神話引                  神奇秘譜
  琴歌《鳳求凰》              梅庵琴譜 羅蘇理 整理 王友華 編配
  琴曲《幽蘭》(古琴與鐘磬)
  傾杯樂、瑞鷓鴣              敦煌樂譜 席臻貫 譯譜
  宋姜夔自度曲《鬲溪梅令》
  琴歌《陽關唱別》             王維 詞

飛雪迎春——吳玉霞琵琶獨奏音樂會

演出曲目:
  琵琶獨奏
  思春               古曲 吳國樑演奏譜
  陽春白雪             古曲 衛仲樂演奏譜
  大浪淘沙             曹安和 根據華彥鈞演奏記譜
  彝族舞曲             王惠然 編曲
  琵琶與長鼓
  情寄長白山            於慶祝 曲 吳玉霞 整理
   長鼓:朱劍平
  詩樂和鳴
  春江花月夜            古曲 吳玉霞演奏譜
   朗誦:思路
  琵琶獨奏
  十面埋伏             古曲 吳玉霞演奏譜

  ——中場休息——

  琵琶獨奏
  琵琶語              林海 曲 吳玉霞 整理/改編
  龍船               民間樂曲 張步蟾 傳譜 林石城 記譜/整理
                   張正秋 改編
  琵琶與貝斯、打擊樂
  天山之春             烏斯滿江、俞禮純 曲 王范地 改編
                   張輝、朱劍平演奏譜
  划船曲              新西蘭民歌 劉德海 編曲
                   張輝、朱劍平演奏譜
  蝴蝶               張輝 編曲
  倒影               吳玉霞 曲 張輝、朱劍平 編配

えと、ぶっちゃけた話、琵琶が特に好きとか、呉先生の大ファンとかいうわけでもないのに、行ってきました。
なんで、行ったかってーと、実は彈撥楽器と打楽器の組み合わせって面白いなとずっと思ってて、朱剣平さん、好きなんですよね(本人がどんな人か知らないけど、彼の太鼓の音が好きッて言う意味ですよ。。。って分かってるか。。。)

そんなわけで、琵琶、ベース、打楽器の組み合わせ、ジャズっぽくてとてもよかったです。
もちろん、前半の琵琶独奏もよかったんですけどね(^^;

余談ですけど、楽器弾く人はあまり左手に指輪しないものと思っていたのですが、呉先生はしていらっしゃいますね。
(前回のコンサートでも同じ指輪をしていたので、あれはずっとはめっぱなしなのかな~)
演奏中だけ結婚指輪外すとか言う人もいるって聞いたこともあるけど、邪魔になるならないは、演奏する楽器などの種類にもよって感じ方は違うから、一概に言えないってことなのかな。
ちなみに、わたくしは普段から指輪しません。
たまに、ビーズの指輪を右手にすることはありますけど。
玉の腕輪は左腕にはめっぱなしです。
右手に腕輪や時計すると、手首が重くて気になるので、左手にしかできないんですよね。
演奏中、左手は重くないのか?と聞かれそうですけど、左手は手を挙げる格好になり、腕輪は下がった状態で固定されるので、別に竿に当たるとかそういうことないですしね。
練習中だけはずすのも面倒くさい…湯船につかるとき以外、はめっぱなし。
でも、腕輪したままで、ピアノ弾けって言われたらじゃまだと思うかも。
(ニ胡、柳琴、笛子とかは気にならないな~)

中國協奏I:宋飛與北京交響樂團音樂會

中國協奏I:宋飛與北京交響樂團音樂會
演出單位:北京交響樂團
指  揮:譚利華
二  胡:宋飛
演出時間:2011.01.12
演出曲目

春節序曲             李煥之 曲
雲南民歌「猜調」         鮑元愷 改編
陜西民歌「蘭花花」  鮑元愷 改編
四川民歌「太陽出來喜洋洋」 鮑元愷 改編
江蘇民歌「茉莉花」 李文平 改編
熱巴舞曲             方可傑 曲
火車托卡塔           劉湲 曲

  ——中場休息——

第四二胡協奏曲《愛恨情仇》    關迺忠 曲

えと、宋飛先生を見てみたいと思ってチケットとりました。
でも、安い席なので、右斜め上から拝見しましたので、お顔は全然見えなかった。
立って演奏されていました。
まぁ、バイオリンなんかはソロ、立って弾くので別にいいのでしょうけど、何となくニ胡って、女子十二楽坊みたいな曲でないと立って弾かないのかと思いこんでいたので、ちょっと意外だった。
初めて宋先生の生の音を聴きましたが(CDは何回も聴いてるけど)、生の音とCDはやっぱり違うよなと思いました。
ホールの響き方とか自分の居る場所とかにもよりますよね。
個人的には宋先生の長弓とかの音、しびれるなぁと思いました。
かすれそうでかすれない音と言いますか、それが、第四ニ胡協奏曲のテーマを表している感じ。
ちなみに、第四ニ胡協奏曲は蔡文姫の不幸な一生を物語っているのですが、愛、恨、情、仇という何とも重々しい漢字で表わされる彼女の一生。
あぁ~弾きにくそうな曲。。。
ちなみに、弦はG-g、で合わせるみたいです。

于紅梅二胡コンサート 北京交響楽団

于紅梅プロフィール
ニ胡演奏家、ニ胡修士、中央音楽学院副教授、修士生指導教官、中央民族楽団客席ソリスト
2010年11月28日 国家大劇院 音楽庁
【曲目】
印象劉天華             王丹紅 曲
哀歌                楊立青 曲
野草(二胡と管弦楽団のための作品)    郭文景 曲

——休息——
愛情                趙季平 曲
西域風情(二胡と交響楽団の組曲)   朱毅 曲

まずは、すごく感動した順に感想を述べたいと思います。
ニ胡とオーケストラ組曲「西域風情」
第一部分は2004年10月に日本で初演されたものです。
当時は組曲ではなくて、第一部分だけの単曲で、2009年に于紅梅先生の依頼を受けて残りの3曲を創作したため、元の「西域風情」は第一部分となり「古道駝鈴」という名前に変更されました。
ですから、第一部分を除く残りの三曲は世界初演とのこと。
第一部分は「古道駝鈴」。砂漠を旅するキャラバン隊の鈴の音です。ドンドコいう太鼓の音は足音を連想させます。こういう感じの曲は、NHKの「シルクロード」のテーマ「絲綢之路」や「キャラバンサライ」と雰囲気が似ていて、日本人はとても好きなんじゃないでしょうか。だから初演が日本だったのかな?

第二部分は「大漠鉄騎」。適当に日本語に訳すとしたら「砂漠を駆ける騎手」です。とてもスピード感のある曲で、砂漠の砂が舞うようでした。

第三部分は「亀茲姑娘」日本語で言えば「亀茲の娘」です。
亀茲というのは古代西域の国名で、現在の新疆ウイグル自治区の庫車県一帯です。
美しい亀茲の娘が歌い踊る様を表現しています。本当に甘い旋律でした。
よく音楽を聴いて目に情景が浮かぶといいますが、それだけではなく、甘い香りまで漂うような錯覚に陥りました。
そもそも于先生は可愛い人だから、さらに色っぽく見えましたね。
初演だから、そのへんには楽譜は売っていないかもしれませんが、この先、出てきたらぜひ欲しい。今の私にはこれを弾く腕はないけど、是非、誰か腕の達者な女性に弾いていただきたいと思いました。この曲を弾いたら、美しい人はより美しく、そうでない人も聴衆を錯覚させて美人に見えること請け合いの曲です。

第四部分は「賽乃拇舞曲」。伝統的な祭日に西域の人たちが歌い踊る軽快な曲でした。

上記4曲から構成される「西域風情」、お勧めのニ胡オケ曲です。

「印象劉天華」
第二回中国江陽劉天華民族音楽節のために2009年に創作された曲です。
楽曲中にはあの有名な「良宵」が挟まれています。于先生のほか、先生の学生さんが数名、ニ胡を担当しました。
皆さん、ほんとお綺麗でした…(目の保養になったわぁ)

「野草」
これは、わたくしには大変難しい曲でした。魯迅が亡くなってから70年になるそうですが、その精神を忘れないようにとの思いから創作されたものです。
「野草」というのは魯迅の散文集の名称だそうです。現代音楽における多様な音響効果を捨て去ったと作者がおっしゃっているように、普通の感覚ではなんか、ほんと理解するのが難しい…
打楽器が面白かったなぁっていう感想はあるのだけど、メロディが浮かんでこないんだよね。なんというか、ちょっと映画なんかの怖い場面の効果音っぽいそんな部分もあったりして。
ネットで公開されていた曲順ですと、この曲が最後のはずだったのですが、実際の演出では順番が変わっていて前半の最後に演奏されました。
ワタクシ的には曲順変えて成功だったのでは?と思います。
難しい曲で終わられると、満足できなかった感が強く残っちゃうものね。

アンコールはニ胡ではなく、京胡で。

いや~本当はわたくしニ胡と西洋オケってあんまり好きではないのだけど、「西域風情」組曲はとってもよかった~世界初演ばんさーいカモ。
  

  
  

中国民族音楽百場巡礼——経典回顧:中央民族楽団音楽会

国家大劇院の音楽ホールに初めて行ってきました。
席は、打楽器の真後ろ、指揮者の真正面です。この座席、いわゆる音響的にはどうなの?という場所であるせいか、安いです…
http://www.chncpa.org/n16/n1513/n1518490/index.html
この図面を見るとだいたいの位置が分かるかと。
指揮者の指示がすべて見えて、奏者の楽譜が見えるというところが面白いです。
ティンパニ―や大きな中国太鼓、花鼓、銅鑼、鐘などなど、心躍る打楽器が目の前にいっぱいでワクワクしちゃいました。
あまりにも打楽器のおじさんの背中を熱く見つめすぎていたせいか、振り向いたおじさんと2回も目が合っちゃいました(*^_^*)

演出曲目:
  管弦樂《將軍令》          民間樂曲 顧冠仁 改編
  管弦樂《彩雲追月》         趙東昇 改編

おなじみの曲ですよね。
彩雲追月のメロディパートは主に笛でした。笙の音もよかったです。
何と言うか、全体的にふんわりとした感じでした。

  二胡、笛子、琵琶與樂隊《炫彩江南》 王丹紅 曲
   二胡:李源源
   笛子:陳莎莎
   琵琶:董曉琳

  管弦樂《憶江南》          顧冠仁 曲
   古琴:餘青欣

  管弦樂《歡樂歌》          江南絲竹 王甫建 改編
江南絲竹の中でもとりわけ大好きな曲なのですが、オケで聴いたのはこれが初めてでした。
う~ん、個人的にはやはり、小人数の方が好きだな。

  ——中場休息——

  管弦樂《春節序曲》         李煥之 曲 彭修文 編曲
  笛子與樂隊《牧民新歌》       王志偉、簡廣義 曲
   笛子:王次恆

笛の王次恆先生はよくDVDでお顔を拝見していたので、「あ、本物だ」と思ってしまいました(^^;

  管弦樂《趕牲靈》          陝北民歌 王甫建 改編
  管弦樂《古槐尋根》         趙季平 曲
  管弦樂《光明行》          劉天華 曲 彭修文 編曲
  管弦樂《十面埋伏》         古曲 劉文金 改編

最後はアンコール2曲でした。打楽器が大活躍で、打楽器のおじさんに惚れてしまいました。
なんか、この間も打楽器のお兄さんに惚れたって言っていたような気が…
いや、もうニ胡も柳琴もやめて打楽器に走ろうかな~(冗談ですぅ)

中華雅楽~中央民族楽団再現経典音楽会

最近、落ち込んでいるので、自分を励ますために、国家大劇院でコンサートに行き、中国民族音楽を聴いてきました。
小ホールだったので、本当に聴衆の人数も少なく、楽団員も17から18人編成くらいの小規模なもの。
できるだけ近くで聴きたいと思っていたので、前から3番目の席をとりました。
でも、実は国家大劇院に行ったことがなかったもので、小ホールって本当に小さいのねってことを知らず…
別にもっと後ろでもよかったかもと思ったのでした。

演出曲目:
合奏≪喜洋洋≫ 劉明源 曲

≪古城新貌≫ 劉明源 曲
三弦:張馨元
あの長い竿をす~っとポジション移動するとき、とっても綺麗ですね(曲を聞かずに何処見てるんだって怒らないで…)

≪節日的歓楽≫ 劉明源 曲
蘇奈爾:陳力寶
ウイグル族の雰囲気が濃厚な曲でした。

中阮独奏《幽遠的歌声》 陳文傑 曲
中阮演奏:魏玉茹
中阮の独奏って寂しそうだと思ったのですが(単純に弾いても良さが伝わりにくい感じ)、独奏というか、打楽器の伴奏つきでした。打楽器と合わせると面白いものですね。

簫と古箏≪清明上河図≫ 劉為光 曲
蕭:王溪 :古箏:閻蘇
最初にネットで曲目が公開された時の予定では、「箜篌」(クゴ)(ハープ)との演奏だった筈なんですが、途中で変更になっちゃったみたいですね。「箜篌」を間近で見てみたかったのに…
一つ、気付いたのですが、王溪さんはときどき脚の先で微妙にリズムとってらっしゃいました。
まぁ、癖なのでしょうし、ほんとに微妙であまり目立つものではないのですが、プロってそうしないものだと思っていたので、意外でした。

悶子獨奏《十八板》 劉明源 曲
悶子演奏:陳力寶
嗩吶かと思ったら、そのお仲間の別の楽器で「悶子」という楽器だそうです。
言われてみれば音色がちょっと違います。

笛子独奏《幽蘭逢春》 趙松庭 曲
笛子演奏:王溪
いや~よくあんなに息が続くものだと感心しました。会場からもまだ曲の途中なのに思わず拍手が出たりして…

琵琶獨奏《十面埋伏》             古曲
琵琶演奏:吳玉霞
いわずと知れた大師と名曲の組み合わせですね。
《十面埋伏》だけでなく、もう1曲、プログラムにない曲をサービスで打楽器の伴奏つきで弾いてくださいました。
でも、この曲のタイトル、聴き取れなかった~

絲弦五重奏《天山之春》、《映山紅》  胡登跳 編曲
二胡、琵琶、楊琴、中阮、三弦の五重奏でした。
なんか、やっぱり阮って地味よね…明らかにニ胡がリードしていました。
そして、《映山紅》に至っては、斜め後ろのおじさんが鼻歌を歌っているのが聴こえてきた…

京胡獨奏《夜深沉》 京劇曲牌 吳華 改編
京胡演奏:張学琴

板胡独奏《大姑娘美》、《雲雀》
板胡演奏:劉湘
京胡も板胡もほんと、中国チックな音がしますよね。ニ胡はもうすでに日本化してしまっている感じがするので何とも感じないけど、京胡や板胡は中国だなぁと感じます。

合奏
《喜臨門》 劉明源 曲
《盪鞦韆》 劉明源 曲
篳篥演奏:陳力寶
《幸福年》 劉明源 曲
板胡演奏:劉湘

なんというか、全体的におめでたい雰囲気の曲ばかりで、最近、レッスン関係で落ち込んでいたので、心が洗われました。
今回は打楽器のお兄さんに惚れてしまいました。
ウィグル系の太鼓ってなんて楽しいんでしょ(欲しいと真剣に思っています^^;)

ところで、このコンサートは途中休憩なしの構成なのですが、1曲終わるたびに、誰か彼かが席を立ったり戻ってきたりするので、うっとうしいなぁと思いました。

Ringbinder theme by Themocracy