中国民族音楽百場巡礼——経典回顧:中央民族楽団音楽会

国家大劇院の音楽ホールに初めて行ってきました。
席は、打楽器の真後ろ、指揮者の真正面です。この座席、いわゆる音響的にはどうなの?という場所であるせいか、安いです…
http://www.chncpa.org/n16/n1513/n1518490/index.html
この図面を見るとだいたいの位置が分かるかと。
指揮者の指示がすべて見えて、奏者の楽譜が見えるというところが面白いです。
ティンパニ―や大きな中国太鼓、花鼓、銅鑼、鐘などなど、心躍る打楽器が目の前にいっぱいでワクワクしちゃいました。
あまりにも打楽器のおじさんの背中を熱く見つめすぎていたせいか、振り向いたおじさんと2回も目が合っちゃいました(*^_^*)

演出曲目:
  管弦樂《將軍令》          民間樂曲 顧冠仁 改編
  管弦樂《彩雲追月》         趙東昇 改編

おなじみの曲ですよね。
彩雲追月のメロディパートは主に笛でした。笙の音もよかったです。
何と言うか、全体的にふんわりとした感じでした。

  二胡、笛子、琵琶與樂隊《炫彩江南》 王丹紅 曲
   二胡:李源源
   笛子:陳莎莎
   琵琶:董曉琳

  管弦樂《憶江南》          顧冠仁 曲
   古琴:餘青欣

  管弦樂《歡樂歌》          江南絲竹 王甫建 改編
江南絲竹の中でもとりわけ大好きな曲なのですが、オケで聴いたのはこれが初めてでした。
う~ん、個人的にはやはり、小人数の方が好きだな。

  ——中場休息——

  管弦樂《春節序曲》         李煥之 曲 彭修文 編曲
  笛子與樂隊《牧民新歌》       王志偉、簡廣義 曲
   笛子:王次恆

笛の王次恆先生はよくDVDでお顔を拝見していたので、「あ、本物だ」と思ってしまいました(^^;

  管弦樂《趕牲靈》          陝北民歌 王甫建 改編
  管弦樂《古槐尋根》         趙季平 曲
  管弦樂《光明行》          劉天華 曲 彭修文 編曲
  管弦樂《十面埋伏》         古曲 劉文金 改編

最後はアンコール2曲でした。打楽器が大活躍で、打楽器のおじさんに惚れてしまいました。
なんか、この間も打楽器のお兄さんに惚れたって言っていたような気が…
いや、もうニ胡も柳琴もやめて打楽器に走ろうかな~(冗談ですぅ)

2 Responses to “中国民族音楽百場巡礼——経典回顧:中央民族楽団音楽会”

  1. くるみ より:

    游鯉さんの熱視線で背中がちくちくしたんじゃありませんか?(笑)<パーカッションのオジさん

  2. 游鯉 より:

    くるみさん、こんにちは~

    そうですね。おじさんの背中はかなりチクチクしたかもしれません。
    火傷してなきゃいいけど…(^^;

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