ニ胡LESSON36

まずは外弦内弦の長弓
次に音階、D調、G調、C調、F調 (最近はB♭とAはやっていない…とりあえず、この4つの調を確実にしましょうということになっています)

中央音楽学院 考級1-6級
48頁「活指練習」

前回のレッスンが月曜日のよる7時半で、今回のレッスンが土曜日の10時、あまり練習できなかったということもあり、つっかえつっかえ…
そんなわけで先生も「あまり練習していないなら、聴いても仕方ないから、もういいわ」とスル―されてしまいました。
ははは…だめじゃん。

楽曲は「良宵」

技術的な注意点はそりゃもう、いっぱい。

最初の3小節、ミソラドレ~ で、すでにアウト!!!
音程とリズム合ってりゃいいってもんではない…らしい(^^;
(譜面的にはなんてことない第一ポジションの四分音符なのにね~)
弦を換えるときはもっと自然に!
上記の原因により、全体的な印象としては、音がブツ切れでメロディーになっていない。
ははは~

4、8、9小節目の開放弦ソと内弦四指のソのつながりが、なめらかではない…
17や25小節のソミ(同じ指の滑音)は音程が狂って元の位置まできちんと戻っていない…(^^;
45小節目の8度のドが続く一発目、音程が狂って一発でオクターブ高いドになっていなくて、とっさに指ずらしてごまかす(^^;
(ごまかそうとできるだけマシ???でも誤魔化すスピードが間に合っていないので他人は気付くだろう)

一言で言うなら「音符の羅列にはなっているけど、音楽になっていない」
(^^;(^^;(^^;(^^;(^^;~~~~~

先生に「で、自分はどんな感じに思ってる?」と聞かれたので、正直に
「聴くに堪えられないし、自分ももかなり気持ち悪い」と答えました。

「まぁ、そこまで言わなくても…」と慰められましたが、もしかすると、そういう意味じゃなくて「何を考えて弾いてるか、何を表現したいのか」と聞いたのかな?
確かに音符を弾こうとしかしていなくて、何も考えていないんで…
もちろん、この曲の背景は知っているし、先生方が書かれた解説や、具体的な注意点はちゃんと勉強して「基本的にはどうあるべきか」という参考情報は知っているのだけど…知っているのは当たり前で、知っているからといって美しく弾けるものでもない…
一応、譜面は書き込みで真っ赤だし、音源は何人かの演奏家のものを何百回と聴いていて、頭でっかちにはなっているのだけど、心は全然、美しく弾こうと思っていないんだよね。
というか、弾けるわけないじゃんと思っているかもしれない…
(おそらく、このコンプレックスがわたくしの上達の最大のネックなんだろうな)
他人が聞いたら多分、すっごい粗っぽいというか投げやりな「良宵」に聴こえるんだろうな。
強弱記号を無視して機械的に打ち込んだ音で、たまに音程狂ったり、たまに不必要な0.1秒の間が入るような感じをイメージしていただければ、わたくしの演奏に近いかも(^^;

子どもと違って、人生長いんで、観賞用の耳が発達し過ぎているし(ついでに言えば大人は自分に対して客観的評価もできるし)、そういうところ辛いよね。
自分が下手くそって分かるっていうのも、落ち込むんじゃなくて、やる気につなげられるのであれば、悪くはないのだろうけど。

先生も確かにわたくしの学習進行のスピードが早過ぎるから、「音楽」にしろっていう要求は高過ぎるのかもしれないけど、それではこの先、曲は演奏できないから、だんだんそういうこと考えて弾きましょうねと注意されました。
音階弾いているときも、音程があってりゃいいってものではなく、「音楽的に」弾きなさいと言われ、例えばこんな風、とお手本まで見せていただきました。
確かに、単調なドレミファソラシドでも、ビブラートのような技巧を全く使わなくても、美しく響くのですよ、先生の音階は。

さて、来週から1ヵ月くらい日本に帰るので、レッスンお休みで、自主トレです。。。

【余談】
これまで、いろんな楽器を少しずつかじってみて、様々な先生に共通して言われてきたことがあります。
「音符を弾くな、音楽を奏でろ!」
もうちょっと言い方を易しくしたところで

「心で弾きなさい」

これ、かなり難しいです…
多分、子どものころ、親に心から褒められたことないんで、何ごとに対しても自分もいつかはできるとは思えないんですよね。
ひねくれているんです。
先生に言わせると素直に運転していれば、す~っと進むのに、変にブレーキかけて進む流れに逆らっているような気がしてならないとのこと。
そのくせ、弾きたい欲求だけはものすごく強いし、理想もかなり高い…
楽器演奏する前にカウンセリングに行った方がいいのかもしれない…

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