千斤の位置

千斤の位置について、これでいいのかなとずっと悩んできました。
というのは、通説によりますと、自分の手の長さに合わせますよね(琴筒に肘を当てて手を伸ばして自分の小指の第一関節(あるいは中指の付け根)までとか言われています)。
でも、あまり低くし過ぎると弦の長さが短くなりすぎていい音がしないとか言われていますね。
その点、わたくしは手も大きくて腕も指も長いので、心配無用。
最初の2回のレッスンは先生と同じ位置にあわせていました。
しかし、先生の方がわたくしより腕が短いので、実はわたくしの手に合わせるともっと高い位置に千斤がきてもいいはずだと気付き、千斤を駒から42センチまで上げました(本当はきっちり手に合わせれば43センチくらいかもしれませんが、そうすると小指がきついので42にしておいたというのが本音です)。

そのまま、普通に何も考えずに弾いていたのですが、楽器そのものの大体の構造が決まっている以上(竿の長さとか筒の大きさとか、皮の厚さ等です)、適切な位置(よく鳴る位置)は決まっているはずだから、手の長さに合わせるなんて不合理だという考え方が職人さんの中にあることに気付きました。
そうなってくると、長すぎも多分、よくないわけですよ。

じゃあ、製作所は何て言っているのだろうと思い、製作所サイトを見てみると、40センチくらいが一番いい音がすると書いてありました。
作った人間がそう言っているのだから、そうなのだろうなと思い、40センチまで下げようと思いましたが、42センチに慣れているため、急に大きく距離を買えると音程が不安定になると思い、41センチまでしか下げませんでした。
そして、やっぱり、音程をとるのが難しいと感じたので元に戻しました。

先日、なにげに買った楽譜の前書を眺めていましたら、阿炳の二胡は普通の二胡と特に変わりのないものだったそうですが、駒から千斤の距離は44~46センチだったと書いてありました(普通よりかなり長いと紹介されていました)。

で、わたくしの行きついた結論は、
「なんだ、上手い人が弾けばうまく自分で調整してしまうので、結局、何だっていいんじゃん」

千斤について根掘り葉掘り聞くわたくしに対して、先生は、「これ以上、上げてもあまり意味ないよ」とおっしゃる。
違うんだってば。何でそういう勘違いするのかな~世の中には千斤を自分の手の長さより上げたい人がよほど多いのか?
「ち~が~うっんです!私は上げたいんじゃなくて、これが一番弾きやすくて満足していますが、高いのもよくないという人がいるので、下げた方がいいのか悩んでたんです!」

バイオリンとかみたいに、何百年もそうだった楽器ではない分、いろいろな情報があって、ほんと面倒くさいなぁと思うのでありました。
(皆、自分の信じているものが一番正しいと思っているし…)

二胡LESSON12

一通り、今まで習ったことをおさらいしました。
練習曲等をどんどん弾いていって、とりあえず、弾けているものは、1回でパス。
どうしようもなく、リズム又は音程が狂った場合、狂った箇所だけ、やり直し、そんな感じ。

そして、G調の全部の指を使って、外線と内線を行ったり来たりする練習曲になりました。

弾き終えた後、あまりの音程のひどさに自分でも可笑しくて、先生に思わず、「へへへ…」と笑いかけてしまいました。
つられて「ははは…」と呆れる先生。
「自分で分かってるだけ、救いようがあるわけだから、気にするな、とにかく練習して慣れれば、そのうち治る」とだけ言ってくださいました。

そして、次のページをめくって、「これは予習した?」と聞くので、「今の練習曲があまりひどいので、そればっかりやっていて時間なくて全然見ていません」と答えたら、じゃあ、来週はここからねということになりました。

だんだん、練習曲も長めになってきて、「練習曲といえども、それなりに曲らしく面白くなってきたね~」と先生はご機嫌。

つーか、この寒陽先生の本の練習曲、技術を習得させるために、わざわざ難しいメロディーを弾かせるように作られているわけだけど、ちゃんと弾くと、何か面白いんだよね。
楽しい理由の一つは、変なメロディーなので弾きにくいけど、弾けたときは、例えばジグソーパズルが完成した時のような達成感が味わえること。
もう一つの理由は、曲にタイトルが無い分(単に音型なんたらかんたら練習曲とあるだけ)、自分で勝手に物語を創作したくなるというか、そういう空想遊びが楽しいかな。

柳琴LESSON33

端午節の祝日(水曜日)のレッスンから週末まで、期間が短すぎるため、土曜日のレッスンを日曜日にかえていただきました。

相変わらず、暑い家…
「すいません、家にクーラーないもんで、出来るだけ涼しい格好でいらしてくださいね」とわたくし。
「涼しいったって、限界あるしな…」と先生(^^;
そらそうだ…水着で現れるわけにはいかないだろう…

G調、C調、D調、F調、B♭調の音階の練習曲をとにかく弾きまくりました。
で、怪しいのがDとF調なんですよね。
GCは長いことやっているので割とマシなのですが、Dはそもそも練習曲が少な過ぎて、あっという間に次に行ってしまったのでうろ覚え、F調はわたくしにとっては、何と言うか分かりづらい音階でして、気を抜くと(…って、抜くなって感じですが)間違ってしまう。
B♭調は覚えたてなので忘れていないということと、何か妙にB♭調と相性いいというか、弾いてて楽しいんですわ。

そして、前回見てもらえなかったB♭調の小さな曲を3曲見ていただきました。
もともと使っている教材が子ども用のものなので、練習として載っている曲は童謡ばっかり。
まさに、わたくしのためにあるような本だなぁ。

瑤族舞曲(一部)
小螺号(一部)
採蘑菇的小姑娘

瑤族舞曲は舞曲なので、後半は十六分音符の連続なんだけど、薬指が言うことをきいてくれな~い(;_;)

小螺号(一部)は、わたくしはこれで曲全体かと思っていたのですが、先生が「最後まで弾きなさいよ」というので「楽譜通り全部弾き終えましたよ」と言うと「え?ほんとだ、楽譜、途中で終わってる…」とのことで、一部抜粋だったことが分かりました。

採蘑菇的小姑娘は、わたくしの予想通り、先生、楽しそうに歌ってくださいました(^^)
わ~~い、これ好きなんだよね。

課題:引き続き、とりあえず弾ける曲は、これからは音楽的に表現しようと努めて弾くこと。
「心」で弾かんかい!とのご命令が下りました。

二胡LESSON11

教則本に載っている練習曲を前から順番に弾いていきました。

でもほとんど1回弾いただけで、次へ次へと進んでいきました。
音狂ってるけど、あまり言うと弾けなくなるので、あえて何も言わない先生。
最後に「どこそことどこそこの音が高めだった」という程度。

落ち込みがちなわたくしに「本人は毎日、自分の音を聴いているから、何とも思わないかもしれないけど、他人から見れば、少しずつ前進しているから、あせらずにちゃんとやりなさいよ。やり続ければ、前には進むんだから」というようなことをおっしゃりました。
そういえば、昔、笛子の先生にも同じことを言われたなぁ。

要するにわたくしは、いい大人で、この歳までいい音楽を聴いてきたわけで、理想だけはものすごく高いため、自分の音に嫌気がさしてしまうのですね。
観賞用の基準と自己評価の基準を分けて持っていれば、楽しくお稽古できるんでしょうけど、そこができていないので、初期の見るもの聴くものが珍しくて楽しい時期を過ぎた後は、どんなに努力しても技術がついてくるわけないので、苦しいだけ。
落ち込んで、もう10年たってもダメだろうと勝手に判断してやめてしまう、これの繰り返しなんだろうな。

とりあえず、柳琴も二胡もまだやめていないのは、先生がほんと楽しそうに弾くので、それを見ていて、つられているというか、先生に騙されているというか…
先生の技術より話術がすごいなと思うのでした(いや、先生の二胡もほんと上手ですが)。

これも柳琴同様、「曲は音楽的に表現しなさいよ、どうして指の練習みたいに弾くかな~」と言われました。
これは、もはや、技術の問題以前の、心の問題ですね…

自分の聴くぐるしい音を聴きながら、心の中に素敵なものを描くなんて芸当はできない。
ちなみに、わたくし、もともと想像力に乏しいとかそういうことはないんです。
(子どもの頃から美術の成績は努力しなくてもやたら良かったし、作文や朗読はいつも褒めてもらえたし、小学校では演劇部員でした。)
そして自分の内面にないものは、外へ出しようがない(しくしく)

課題
左手…親指が時々、無意味に立っている(時々、小指を使う使わないに関係なく無意味に緊張している)
運弓…内弦と外弦を速く交互に返すと焦って時々、弓が浮いてしまう。
音程…ときどき微妙に狂う

柳琴LESSON32

今までのおさらいです。

G調の曲「手拉手」を何度も弾きました…が何度も躓きました。
多分、先生はこれを理想の速さで弾けるまで、どこまで課が進んでも、徹底的にマスターするまで許してくれないでしょう…

C調の曲「草原上升不落的太陽」
先生が二胡で合わせてくださいました。
弾けるかどうかという視点で判断すれば、初見の時から弾けてますが(譜面そのものは非常にシンプルで簡単)、音楽になっているかどうかという視点から見ると全然だめなので、「どうして、そんなに無表情に弾くの?」と何度も言われました。
「分からないものは分からない~」と最後はわたくしがぐったり倒れこんで、いじけてしまった。
先生も哀れにわたくしを見つめて「そりゃ、お前の民族の歌じゃないから、分からなくて当然なんだけども、俺、何回も歌ってあげたよね?説明してあげたよね?これモンゴルの草原、美しい太陽、すごくロマンチックな曲なのよ」と再度言ってくれるものの…
ダメ…ロマンチックな曲、苦手かも。
頭の中、空っぽかも。

今のお前はこんな感じで弾いているよ、と先生、わざと無表情にわたくしの真似をしてくださいました。
自分でもそうだろうと思っているけど、そもそも自分の中に何もイメージがないので、外に出しようがない。
要するに、有るものを外に出せという問題ではなく、無いものは無いんです…
「演奏ってね、楽器を通じて物語を語ることよ、分かってる?」と先生。
自分の美しくない音を冷静に聞きながら、美しい情景を心の中に形成してそれを表に出そうなんて矛盾しているので、考えたくもないというのが本音。
だから頭の中、空っぽ。
この曲、さっさと終わらせて、次に行きたいということしか考えていない自分…
え~ん。

そして、先生、気を取り直して同じC調の「ジングルベル」でも弾いてみるかと言い、わたくしがあっさり弾けるので「何年も聴いている曲は、ほんと素直に弾けるね」と言われました。
「だって、幼い頃から今まで毎年、世界のどこに居ても自然に聴いている曲じゃないですか」と返すと「そらそうだな」と。
クリスマスに嫌な思い出があるわけでもなし、楽しく弾けばいいだけなので、問題は深刻ではない。

そして、中国の童謡「我的好媽媽」(これもC調)を弾くと、これも楽しくあっさり弾けるので、先生「こういう楽しい曲は、ホント得意なんだな」とがっかり(?)

D調は練習曲が教則本に載っていないので、大好きな童謡「小白船」をD調で弾いてみろと言われ、その次にF調へ。
そしてそのまま、レッスンを終わろうとする先生…

「先生、B♭調はいいんですか?」と聞くと「あ?曲をやっておけとは言わなかったけど、予習してあるなら「採蘑菇的小姑娘」やってみる?」と聞いてくださった。
嬉しくって、ちゃんと弾きましたよ。
他にもB♭調の曲は本に載っているのに、あえて「採蘑菇的小姑娘」を指定してきたのは、多分、先生、童謡好きなわたくしのことだから、日頃遊んで弾いているに違いないと思ったんでしょうね。
ちなみに、職場の同僚に「游鯉の近所の人は最近、キノコ狩りの夢ばかり見るので何でだろうって悩んでいるんじゃないの?」と言われました。

そして、本当にレッスン終了。
課題は、各調の間を自由に行き来できるようにしておくこと。
今まで習った曲、弾ける曲をただ弾くのではなく、「音楽的に表現することを」を目的として弾くこと。

中阮が家にやって来た

昨日、中阮が家にやってきました。

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材質は、共鳴部分は紅木で、中国語で「清水」といって、上から何も塗っていなくて木目がそのまま見えるものです。
面板(表の板)は、泡桐。
琴軸は牛角

ぶっちゃけ、高級な楽器ではありませんが、最低限音色が保証できる材質で、音が正確なものを、できるだけ値段を抑えて買ったという感じです。

先生は一通り説明した後、わたくしに「ほらよ」と中阮を渡し、持ってみなさいと言う。
わたくしの最初の感想は、「お重い…」
先生の感想は「やっぱ、お前、身体大きいから、柳琴より中阮持った時の感じの方が綺麗だね」
(自分でもそう思う…)
しかし、ハードケースにいれると結構な大きさだし(楽器屋さんでは小さく見えるけど)、重いし、これは移動に不便な楽器だなと改めて思いました。

知っている童謡を片っ端から弾いてみました。
しかしながら、やはりフレットの間隔が広いので、キツイなぁ。
弦と弦の間も少し広い。
しかし、落ち着いて甘い、いい音がよく響くのだ~
先生がいうには「二胡や別の楽器とよく溶け込む音がするかなと思って買ってきてやろうと思ったんだよね」とのこと。

柳琴がちゃんとマスター出来ていないので、まだまだ中阮は教えてもらえませんが、時間があるときに、今まで柳琴でやった曲を中阮で弾いて遊んでもいいよ、と先生は言っているので、たびたび、遊び弾くことになると思います。

採蘑菇的小姑娘

先生が北京からいなくなって、半月ほど経過。
今まで毎週2時間、レッスンをしていただいていたので、本当にさびしい。
(柳琴1時間、二胡1時間、合計2時間のぶっ続けレッスンです)

しかしながら、「俺がいないと思って練習サボってたな」とは絶対に言われたくないので、淡々と練習し続けた…つもり。
B♭調をマスターしておけと言われていただけで、教則本に載っている曲をやっておけとは言われなかっけど、別に難しくない曲なので予習として弾いてみたのが「採蘑菇的小姑娘」という中国の童謡です。

同僚数名に歌ってくれとお願いしたら、歌詞があやふやながらも皆すぐに歌ってくれたので、どうやら、結構、誰でも知っている童謡みたいです。
歌詞は、女の子がキノコを採って、そのキノコを市場に売りに行くお話です。

そういえば、子供向けの琵琶、柳琴、中阮の本には、必ず載っているような気が…
曲の終りの「賽羅羅羅賽羅羅羅(sai luoluoluo sai luoluoluo)…」というフレーズは、日本語で言えば「ララララ~」程度の意味なのですが、これをカエルのように「ケロロロ、ケロロロ」と歌うと歌いやすくって、勝手にカエルの歌にして遊んでしまいました。

先生はよく歌ってくださる人なので(多分、外国人であるわたくしに曲の内容を教えてくれる意図なのだと思います)、今度も歌ってくれるかもな…とひそかに期待しています。

友達100人できるかな

友達100人できるかな~という歌がありましたよね。

わたくしの場合、楽器に名前を付けてお友達扱いしております。
しかし、100も集めるのは、一生かかっても難しいと思います。
まずは、経済的事情。
それから、住宅事情。
そして、最大の問題は自分がマスターできそうなことが大前提。

今月中に新しいお友達が増えることになりそうです。
というのは、用事で故郷に帰っていた先生から
「今、仕事の都合でXXにいるんだけど、XXのXX素材の中阮がXXXX元で手に入れることができるよ。これ欲しかったら、お前のために一本選んでやって、持って帰るけど、どうする?」
とショートメッセージをいただきました。
自分で弾かずに買うなんて、結構、いい加減というか冒険ですが、先生が好きな音は、わたくしも往々にして好きですし、そのブランドの中阮は見たことがあるので、よろしくお願いしますと返信しました。
先生は、わたくしがずいぶん前から「中阮ほしい~やりたい~」と言っているので、このようなメールをくださったわけです。

中阮の一般的な調弦がGDGDということで、柳琴と同じなので、両方できる人は結構いますよね。
(琵琶やバイオリンのような調弦もありです)

「まぁ、お前は身体も手も大きいから、中阮もその気になればいけるかもな」と前に先生は言っていました。
ただ、「楽器というものは、無理に求めるものではなく、ひょんなことから、これだ~という出会いがあるものだから、機会を待ちなさいよ」と言われていたのでした。
そう言っていた先生が「どうする?」と聞いてきた中阮ですので、先生のお気に入りの音がしたんでしょう。
そんなわけで、先生は親切に帰京の際に、わたくしの中阮を背負って帰って来てくださるそうです。

わくわく、わくわく。

あ、カテゴリに「中阮」、追加ですね。

二胡弾きさんに聞いてみたいこと100

今週は先生が北京不在のため、レッスンお休み。
そんなわけで、100の質問みたいに、常日頃、人に聞いてみたいことを書いてみました。

1. お名前は?

2. 性別は?

3. 何年代生まれですか?

4. 二胡歴は?

5. 二胡を習い始めたきっかけは?

6. 好きな二胡演奏家は誰?

7. 前項の回答の理由は?

8. 好きな二胡教育者は誰?

9. 前項の回答の理由は?

10. 携帯の着メロに二胡音楽を使用していたりする?

11. やっぱり賽馬をカッコ良く弾きたいですか?(あるいはもう十分、カッコよく弾いている。)

12. 一番好きな二胡の独奏曲は何ですか?(自分が弾けなくても回答可)

13. 前項の回答の理由は?

14. 一番好きな中国民族オーケストラ曲は何ですか?

15. 前項の回答の理由は?

16. 自分が曲を弾く場合、得意なジャンルは何ですか?

17. 自分が曲を弾く場合、苦手なジャンルは何ですか?

18. これから、弾いていきたいジャンルは何ですか?

19. あなたの今の先生は中国人?日本人?

20. 前項で中国人と答えた方、先生はどの程度日本語ができますか?前項で日本人と答えた方、先生は中国語がどの程度できますか?

21. 今の先生は何人目?

22. 今の先生は演奏家で演奏活動の傍ら、教えている方ですか?それとも楽器屋等で働く傍ら教学も担当している方? あるいは普段は全然関係ない仕事をしていて、土日だけ二胡を教えている方?

23. あなたの音は先生に似ていると思いますか?

24. 先生は厳しいですか?

25. 先生とあなた、どちらの手が大きいですか?

26. 先生に手(あるいは手以外)を叩かれたことありますか?

27. 個人レッスンとグループレッスン、どっちが好きですか?

28. どんな教本を使用していますか?

29. 前項で回答した教本の特徴は?

30. 初めて二胡で弾いた曲らしい曲は何ですか?(練習曲を除く)

31. あなたの母語は何ですか?

32. 前項で日本語と回答された方、中国語はどの程度できますか?あなたの母語が日本語ではない場合、日本語はどの程度できますか?

33. 中国語が分かる方に質問です。二胡をやっていて、中国語ができてよかったと思うことはありますか?中国語が分からない方は、これから習ってみたいですか?

34. 数字譜と五線譜、どっちが好き?

35. 五線譜から数字譜に書き換えることができますか?

36. 自分のメイン二胡の材質は?

37. メイン二胡は北京式それとも蘇州式、上海式?

38. なぜ、前項で回答されたものをメイン二胡にしていらっしゃるのですか?

39. 使用している弓は北京式?上海式?

40. 前項を選んだ理由は?

41. メインの駒の材質は?

42. 駒を自分で作ったりしますか?

43. 二胡を分解してみたことがありますか?

44. マイ二胡はどの国のどの都市で買いましたか?

45. 外国で二胡を買われたことのある方、日本に持ち帰るに際し、CITES(輸出許可)はどのように取得されましたか?

46. CITES取得に何日かかりましたか?

47. ニシキヘビではない皮製の二胡を弾いたことがありますか?

48. 好きな弦のメーカーは?

49. 弦はどのくらいのペースで張り替えますか?

50. 銀の弦を使用したことがありますか?

51. 前項で有ると答えた方、どうでしたか?

52. 絹弦を使用したことがありますか?

53. 前項で有ると答えた方、どうでしたか?前項でないと答えた方、試してみたいですか?

54. サブ二胡の材質は?

55. ずばり二胡は何把持ってる?

56. 新しく二胡を買うとしたら、どんな材質のものが欲しいですか?

57. 前項の回答の理由は?

58. マイ二胡に名前とか付けちゃってたりする?

59. 前項で「はい」と答えた方は、そのお名前と由来は?

60. マイ二胡は男性、それとも女性?

61. 千斤は何を使っていますか?

62. 駒から千斤まで何センチ?

63. 弦高は何センチ

64. 肘から中指の付け根まで何センチですか?

65. 手を思いっきり広げると小指から親指まで何センチ?あるいはピアノで何度くらいとどく?

66. チューニングは何を用いてどのように行いますか?

67. 松脂はどこのものを使用していますか?

68. 前項の回答を選んだ理由は?

69. 二胡バックは何色ですか?肩ひもは1本それとも2本?

70. 弦に松脂が付かないように布をかけられることと思いますが、どのようなものを使用していますか?メーカーがくれたカバー?タオル?自分の手作り?

71. 防音室を持っていますか?

72. 前項で「いいえ」と答えた方、どのような防音対策をしていますか?「はい」と答えた方、差し支えなければ、どのようなタイプの防音室?

73. 立って演奏することはよくありますか?

74. ずばり何時間練習しますか?

75. 他に習ったことのある楽器は?

76. 二胡以外に擦弦楽器をやったことのある方に質問です。その楽器をやった経験があることと二胡の上達スピードに関係があると思いますか?

77. 絶対音感がありますか?

78. 相対音感はいかがですか?

79. 他人の演奏を聞いていて、音程を外すと気になりますか?

80. ずばり自分の演奏の音程はあっていますか?

81. リズム感は有る方ですか?

82. ビブラートは得意ですか?

83. 速い曲と遅い曲、どっちが得意?

84. 練習するとき、常にメトロノームを使用しますか?

85. 練習に入る前の指ならしに、何を弾きますか?

86. 二胡を自作したことがありますか?

87. 前項で「はい」と答えた方、出来はいかがでしたか?前項で「いいえ」と答えた方、これから作ってみたいですか?

88. 何調が好きですか?

89. 前項の回答の理由は?

90. よい音を出すために必要なことは何だと思いますか?

91. 二胡のほか、板胡、四胡、京胡の演奏ができたりしますか?

92. 前項で「はい」と回答された方、二胡を始める前にやっていたのですか、それとも有る程度二胡をマスターしてからそちらも勉強したのですか?80で「いいえ」と答えた方、この先、やってみたいですか?

93. 「要拉好琴先做好人」(二胡で良い演奏がしたければ、まず良い人になることだ)とは誰が言ったセリフ?

94. ピアノ等の西洋楽器と重奏するのは好きですか?

95. 自分の今の実力は置いといて、「XXのような音を出したい」という願望はありますか?有る場合、XXには何が入りますか?

96. 演奏時の見た目(技術には直接関係のない表情や手の動き)にはこだわる方ですか?

97. 来世は幼い頃から二胡をやりたいですか?つまりピアノやバイオリンのプロ奏者が往々にして3、4歳から始めているように、二胡をやりたいですか?

98. ずばり、二胡の魅力は何でしょう?

99. 何の楽器を弾く異性に憧れますか?

100. 将来、二胡で何がしたいですか?

柳琴のピックについて

自分が弾きやすければ何を使ってもいいのだと思いますが、弾いている人それぞれお気に入りがあるのではないでしょうか。
それから、素材や厚みや形を変えれば、音色も変化するので、曲に合わせて変えるというのもありですよね。

そういうわけで、世間一般に言われていることと、わたくし自身のお気に入りについて話してみようと思います。

教本等の紹介をまとめてみると、材質として、「ナイロン」「べっこう」「セルロイド」が主として挙げられています。
「べっこう」は今時、手に入りにくいですよね。高いし~
おススメとして「ナイロン」を挙げる先生は少なくないと思います。
よい音がすると言われています。
ちなみにわたくしは「べっこう」も「ナイロン」も「セルロイド」も試しましたが、一番好きな素材は「ウルテム」だったりします。
キャッチフレーズは人の爪に近い素材とかって謳っていたような…
なんというか、柔らかすぎず硬過ぎずっていう妙な弾力感が好きなのです。

厚さですが、0.7から0.9ミリくらいの間がよいと言われていますね。
しかしながら、0.5ミリを薦める本もありましたが、わたくしは0.5は薄過ぎて弾きづらいような気がします。
前は0.75ミリを使用していました。
今は0.8ミリを使用しています。

それから、形ですが、もともと楽器屋さんがただでくださったピックは三角形(おにぎり型というのかな)でした。
究極的には、自分で作るのが一番思い通りになっていいのかもしれません(笑)
自分で作る場合は、0.7ミリから0.9ミリのセルロイドを直径2.5ミリのおにぎり型に切りましょうという説明が多いような気がします。
一辺がだめになっても、他の二辺が使えるので経済的とかよく言われますが…

なぜ、わたくしがおにぎり型を使用するのをやめたかというと、速く弾けないから。
先がもう少し細くないと、わたくしの場合、速くトレモロができない。
そこで、先生はわたくしのピックを見て、ハサミで切って形をティアドロップ型に変えてくださいました。
そしたら、嘘のように今までよりも速く弾けたのよね。
それ以来、ティアドロップ型が好きです。
月琴のピックのような細長いものや、四角とか、カッターナイフみたいな形等の変わった形もいろいろ見ましたが、どうも自分は弾きづらいんです。

結果的に普段、何で弾いているかといいますと
チャッティングバード、ウルテム素材、ティアドロップ型、0.8ミリ がお気に入りなのです。
このピックの先の形、細すぎず、太すぎずという感じで、自分の弾き方の癖に合っているのでしょうね。
以前はダンロップ、ウルテム素材、ティアドロップ型、0.75ミリだったのですが、こちらはチャッティングバードより先がほんの少し丸いような気がします。

それから、ウルテムという素材は結構長持ちするような…
趣味として弾いているような人が摩耗によりピックをダメにするまで、相当長い時間がかかるような気がしたりして。
それはそれで経済的でしょ(^^;
弾き始めて1年たっていませんが、ウルテム素材のピック11枚のうち、これまで途中で1枚なくして、1枚ダメにしたから、まだ新品が9枚もある!
その他、試しに使ってみたけど、別に心を動かされなかったピックがごろごろ机の引き出しで眠っていますがな。

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