相変わらずです。
110頁 総合練習
楽曲 光明行
ど~して、情緒豊かに弾けないんでしょうね(^^;
自分の好きな食べ物のこと考えるとか、実家に帰る前の楽しい気分を思い出して弾いてみたら?と言われました。
ううむ、「光明行」弾くときに食べ物を思い浮かべている人っているのかな(^^;
結局、あまり練習していないため、全然、先に進めず。
でも、何だか惰性的になっているわたくしに何とか変化をあげようと思ったのか、先生は「重点的に練習する必要ないけど、≪燭影揺紅≫を予習しておいて」と宿題をくださいました。
ところで、これって八分の十二拍子なんですね。
うぎゃ、譜面を見ていると何か混乱するなぁと思い「捉えにくいリズムなんですけど…難しいかも」とおずおず言ってみたら、
「あら、譜面だけ真っ正直に見ているから難しそうと思うだけで、一小節の中で三拍子が四組続いているだけと思って弾いていれば、案外、すんなり弾けるわよ」とお手本を見せてくださいました。
なるほど、確かに、八分音符が12個あって、うみゃみゃ~と頭で考えるから難しそうと思うだけで、一小節の中で三拍子が四組だと思ってノリよく弾いてみると案外弾けたりして(^^)
Posted in 二胡 by , 2011年10月25日 8:12 PM コメントは受け付けていません。
練習曲「中央音楽学院海内外考級曲目1~6級」より
5級部分3、「総合練習」110頁。
やっぱり、練習不足で、すらすら~とは弾けないのですよね。
しかし、ナナ先生がいうには、
「音程、合ってるのに、どうして自信持って思いっきり弾かないの?」
「この練習曲、相当難しいから、母校で誰か捕まえて、その場ですぐに弾けって言ったら、パーフェクトに弾ける学生なんていやしないから、超ゆっくりでしか弾けないからって、あまり落ち込む必要ないからね」
ははは…そうはいっても、本当に合っているかどうか自信がないのですよ。
こればっかりは、どうしようもない。
多分、だいたい合っているだろう、と思って弾かざるを得ない。
そう思っている限り、思いっきり弾けるわけもなく…
実際、いわゆる専門的音楽教育を受けてきた人が聴いたら、ずれているに決まっているしね。
最初に調弦するとき、現に普通のチューナーで合わせたDとAの音だと、ナナ先生はほんのちょっと外弦を上げてみてとか、内弦を上げてみてとか言うんだもの。
その「ちょっと」がわたくしには現実として差が分からないのですよ(^^;
ただ、自分自身が微調整ネジをほんのほんのわずかに回しているため、きっと音は高くなったに違いないと認識できるだけで、耳は全く差が分からない。
そう、言ってみたら、ナナ先生は「私も音大入ったばかりのころは分からなかったわよ。多分、音大のソルフェージュの授業や合奏の機会があるたびに、人の音をたくさん聴いているうちに、前より耳が敏感になったにすぎないから、気にし過ぎはよくないかも」とおっしゃる。
う~ん、慰めだろうなぁ。
4、5歳からこういう楽器をやっている人は間違いなく、ものすごく耳がいいのだから、分かんない人の気持ちがあまり分かるとは思えない。
「あなたに比べたら、比べ物にならないくらいひどく音程が狂ってても、小学生とかなんかすごく自信満々で弾いてるけどね~」
ともおっしゃる。
そりゃ、子どもだからでしょうね(^^;
ついでにナナ先生も大学時代、ソルフェージュの授業で、みんなで自信満々に歌ってたら、最後に先生がピアノの音を鳴らした途端、半音も狂っていたことに気付き、愕然としたとおっしゃってたけど。
はぁ、まぁ、音大生でもそうなんだから気にするなって慰めてくれているのだろうけど、きっとそのソルフェージュの課題、半音とかいっぱいでとっても難しかったのでは???と思うのでした。
ちなみに、わたくしの場合、練習中は、チューナーつけっぱなしですよ。
ずっと見ているわけではないけど、要所要所で必ずちらっと見る。
自分が不得意なポジション移動、指使いの場面では必ず見て、チェックする。
自分が狂いやすいところは一応、分かっているつもりなのだけど、ぼけっとしていて、その狂いを見落とすと、絶対音感がないので、そこから微妙に音が相対的にずれはじめたりする(^^;
そして、開放弦で「背筋が凍る」のでありました。
楽曲
良宵
久しぶりに「良宵」を弾いて見てよと言われ、トライ。
いつも弾いているのに、人前だと弾けないものですね。
いつもより自信なさげに、がらがら崩れおちるような演奏になりました(--;
注意点は「情感」をこめて弾いてということ。
これもかなり難しい注文だったりするんだよね。
ドへたくそな自分が、情感こめて弾いている姿を自分が見たら(聴いたら)、さぞや滑稽に違いなく…
そしてなによりも、自分の技術が自分の想像する理想の音からかけ離れ過ぎているために、一生懸命であればあるほど、みじめになる。
今時の言葉で言えば、他人が見たらイタイ、という感じでしょうか。
大人って、そういうところが、クリアできなくて大変だなと思う。
子どもだったら、場合によっては理想そのものが低いだろうし(よい料理を食べたことがなければ、たいしたことない物を食べても最高って思うだろうし)、家族に褒められて育ってきた子どもだったら、「よかったよ」と言われれば、素直に達成感があるだろうし。
「自信を持て」という言葉は、実は子どもの頃から習い事の先生に再三言われてきたセリフでして、この歳になってもまだ言われ続けるとは、本当に情けない。
来週は国慶節休みのためお休み~
再来週も、北京にいないので、多分、お休み~
長い休暇中、ちゃんと練習しないとな~
Posted in 二胡 by , 2011年9月28日 8:52 PM コメントは受け付けていません。
長い間、ブログを更新していなかったのは、夏の間日本に帰国してレッスンがなかったからである。
9月に入ってからも先生が北京にいなかったりして結局、のびのびになっていた。
夏休み前に新しい二胡を買いました。
でも、その二胡ちゃんを日本に持って帰らなかったので(持って帰ったのは今まで使ってたやつ)、9月に入ってから本格的に使い始めたことになる。
音がまだ硬いわ~
ナナ先生いわく、「一緒に買った子は一日8時間練習時間を確保しているから、やっぱ琴の成長速度が違うわね…」
す、すみません。まだ2週間程度弾いただけで、一日8時間弾いてないし…
(ちなみに、わたくしと同時に二胡を買った子っていうのは、音大附属中受ける子なので、いっしょにできないと思うけど(^^;)
【レッスン内容】
練習曲「中央音楽学院海内外考級曲目1~6級」より
5級部分3、「総合練習」110頁。
これ、DVDで模範演奏を聴くと、むっちゃ速い。そんな速度で弾けるはずもなく、カメモードで弾く。
45小節から61小節までは指使いがあんまりよく分からなかったので、結局、ほとんど練習しておらず、どう弾くのか教示していただいた。
「別に難しいところはないんだし、弾こうと思えば弾けそうだし、ただ練習不足なだけだと思うから次回がんばって速度上げて弾いてみて」と言われたのでした。
楽曲 「光明行」
5小節から8小節まで、 21小節から24小節目が上手く弾けない…
しばらく、頭の速い部分を無視して「1653212」「1653213」のように弾いて、慣れたら、後で頭をくっつけるのがいいと思うとアドバイスをいただきました。
それから、音が長い距離を飛び、なおかつ速度が速い109、110小節は最初のオクターブ高い5の音の音程が怪しい(^^;
144小節のオクターブ高い6の音程も怪しい(低すぎになりがち)。
慣れてきたら、曲らしくなるようにどんどんいろいろ要求を出すから、とにかくいっぱい練習するように言い渡されました。
【余談】
人のブログなどを拝見していると、なんかあんまり「光明行」は人気ないみたいだけど…気のせい?
これって、劉天華先生が「二胡だって西洋音楽に負けない明るい音楽ができるんだ~」っていうことを証明するために一生懸命作ったってどっかで読んだことがあるような気がする。
多くの人はもっと落ち着いた曲の方が二胡らしくて好きなのだろうか。
あ、でも「賽馬」とか、みんなが一度は弾きたいと思っている曲って速いな~
ちなみに劉天華だったら「病中吟」が一番好きかも。
Posted in 二胡 by , 2011年9月20日 7:55 PM コメントは受け付けていません。
日本帰国前の最後のレッスンであります。
実は新しい二胡を買いました。
で、新しい二胡ちゃんはものすごく鳴る…
今までの二胡ちゃんが飼い犬だとすると、新しい二胡ちゃんは野良犬…
何か、今までみたいにが~っと力入れると、わ~っと大きな音が出るので、おっかなびっくり(^^;
早く飼いならさねばっ!
さて、練習は相変わらずの顫音練習曲。
三拍子の旋律を綺麗に奏でる練習であります。
なんつーか、今現在弾いている音そのものと、せいぜい1つか二つ先の音しか予見していなくて、曲全体の旋律が見えていないのが初級者の辛いところ。
先生には「厳密に注意すれば、すべての音符のリズムが微妙に狂っている」そうです(^^;
それは、厳密に見れば、右手と左手のタイミングがところどころ、微妙にずれるために起こるのであって、一音一音を大切に弾いて、すべての音符が地に足がついているように弾けば解消されるとのことで、二回目、三回目と弾くうちに、自分で意識すれば多少改善されているとのことです。
そして、ずっと課題になっていた「光明行」。
相変わらず、いい加減にしかさらってなくて、先生をがっかりさせてしまった。
そして、106小節目の高音2の音を譜面は1の指を指定しているけど、わたくしは音をとりにくいので、2の指で弾いていたら、先生に「変わった指使いよね、指が届かなくて弾きにくくない?」と聞かれた。
ははは…わたくしの指はフツーに届いたりするので、このほうがよかったりして(^^;
最後に110頁「総合練習」を宿題にされて、夏休み前のレッスンは終了です。
Posted in 二胡 by , 2011年7月24日 10:16 PM コメントは受け付けていません。
あいかわらず、顫音練習曲。
先週とあまり変わらないので、これは省略。
【余談】
楽器を弾く時の動きの話
右手に関して、初心者がよく注意されることの一つに「手首ちゃんと使って!」というのがあると思います。
音楽院出身の先生であれば、「お魚の尻尾みたいに」手首を使うのが普通だと思います。
わたくしも最初の数カ月は何度も注意されたっけ。
先日、新街口(北京の楽器屋街)を歩いていたら、50過ぎの二胡職人さんに呼び止められた。
まぁ、わたくしが背負っていた二胡のケースに興味があって「中を見せて」ということだったのだけど、ついでに「どこで弾いてるの?」「誰に習ってるの」といろいろ聞かれた。
そして、わたくしの先生が中央音楽学院出身だときいて「じゃあ、手首はこんな風にふにゃふにゃ使うんだろ、でもそれは間違っている!」と長い話が始まった。
うん、うんと聞いていたけど、その自信はどこからくるのかなぁ…
中国でよく有ることだけども、いわゆる音楽大学等で専門的に習った人と、そうでない人の間には対抗意識があるようだ。
もちろん、手首使わずに、綺麗に弾けるんだったら、それはそれでいいと思うけど、問題は、その職人さんの演奏がカッコイイとは思えなかったということなんだよね(本人には失礼だから言えないけど)。
別に傍から見て、人の心を揺さぶる演奏ができていれば、動作が専門分野では常識とされていることから逸脱していても全然構わないと思うけど(現にそう言い放った音大の大御所先生もいるらしいし…)、そうじゃないんだもん…
「動作」といえば、三弦の先生(男性)の動きはとっても綺麗なんだよね。
先生が三弦弾いていない時は、全然カッコよくも美しくもないのに(ゴメンナサイ)、三弦引き出すと、その手がどうしてそんなにす~っと美しく速く動くかなぁと惚れぼれする。無駄な動きがなくて合理的だからなんだろうなぁ。
二胡のナナ先生が二胡の調子を確かめる際に、が~っと音階を早弾きするときも、普段はその大して大きくもない可愛らしい手が、機敏に動いて、超かっこいい…
ちなみに、わたくしの手は大きくて指が長めなので、「先天的な条件に恵まれている」と必ず言われるものの、子どものころから一生懸命楽器を弾いていないので、指の間があまり広がらず、実にもったいなかったりする…
ついでにいうと、指が速く動かず、どんくさかったりもする。
「それは練習次第で何とかなるでしょ」と先生は言うものの、いわゆる体育的な能力の限界や年齢による限界があるような気がする。
そう反論してみると、先生は「まぁ、将来的には自分の長点を活かせる曲を十八番にすればいいのよ」とのことである。
いつか、「普段はその辺にいるおばちゃんだけど、弾き始めるとすげぇ美人だね」と言われたいものである(笑)
Posted in 二胡 by , 2011年7月12日 8:32 PM コメントは受け付けていません。
顫音練習曲45頁
やっとこさ、平淡なツマンナイ弾き方から少し脱却し、起伏が少し出てきたとちょっとだけ褒めていただきました。
しかしながら、技術未熟者が譜面の演奏記号と感情に基づき突っ走ると、ある小節から有る小説まで速度とリズムが乱れているのでありました…
そして、哀しいことにそのことに本人は気付いていない。
「録音して聴いてみなさい」とのナナ先生のアドバイスに従って、家で録音して聴いてみると、ううむ、確かに揺れて気持ち悪い演奏かも。
しくしく…
楽器を弾くってほんと難しいな(今さら何をって感じだけど…)
音程、リズムが正しく、右手と左手の運動が上手くかみ合って、音そのものが綺麗だという前提の下、何かを表現するっていうのは、神業だと思う。
まぁ、上級者は「前提作業」はすべて自動化されていて、最後の表現だけに気を使っていればいいのだろうけど、初級者はそういうわけにはいかない。
例えば、正確な速度とリズムで誰かが主旋律を弾いていて、それに合わせるというのは別に難しくないし、メトロノームに合わせるというのも難しいことじゃない。
脚で拍子をとりながら弾けば、旋律が揺れることはないと思う。
でも、「脚で拍子をとるのはみっともないから止めなさい。舞台でやってはいけないことは日頃もやっちゃだめ」と先生方に言われているので、やれない…
どうやったら心の中で正確に拍子がとれるのかなぁ…あうう
そういえば、友人が「脚で拍子をとる」ことについて、「少ないけど舞台上でやっちゃう人、たまに見るよね」という話になり、「私、まゆ毛の動きで拍子取ってる人見たことある」とやって見せてくれた(^^;
これ、舞台上で相方にやられたら、助かるかもしれないけど、笑っちゃって演奏できないような気がする。
Posted in 二胡 by , 2011年7月12日 8:24 PM コメントは受け付けていません。
相変わらず、45頁の顫音練習曲「小悦楽」であります。
ナナ先生いわく、
「あなたはあげた宿題はちゃんとそれなりにやって、“譜面に書いてある音符をだいたい正しい音とリズムに換える”ということはとりあえず出来るのだから、一番大切な“音符を音楽にする”ことを訓練しましょうか」
つまるところ、弓の使い方が分かっていないので、強弱がつけられない、旋律の感じ、躍動感が表現できず、いつも弓を同じように使った「平淡」な感じになっているのをなんとかしましょうか、ということであります。
弓を速く引いて、一拍目を強調したら、次は対照的に弓を短く使ってゆっくり引いて、弱拍を作る。
40小節以降、p mp mfと変化するところは、ちゃんと相対的に音が大きくできる余地を残しておかないと、最後の最後でmfにならない…(笑)
わたくしはずっとmp状態かも(^^;
余談…
三弦の第一ポジションの練習のしすぎで、人差し指がちょっと腫れているし、左手薬指が重い…
(大三弦の竿は長いため、一般的な女性は、第一ポジション(低音域)で人差し指でレの状態を保留した状態で、薬指がミの音までとどかない。そういう場合は保留指をしないのだが、わたくしは届くのであえて保留したまま練習していたりする)
そんなわけで指が筋肉痛?おこしてて、現在、二胡で、ビブラートやトリルの細かい動きができなかったりして…
Posted in 二胡 by , 2011年6月26日 1:10 PM コメントは受け付けていません。
本日から、小指のビブラートも加わりました。
とりあえず、弦への圧力のかけ方を教えていただきました。
圧揉弦ではなく、普通のビブラートなのですが、とりあえず、現段階では弦へ圧力をかけて高い音程を出せれば、OK。
これだけだと、音程が全体的に上がる圧揉弦になってしまうわけですが、低くなる部分の作り方は、ナナ先生がお手本をみせてくださいましたが、わたくしには現時点では目標が高過ぎるので、追求しなくていいとのこと。
45頁 顫音練習曲
相変わらず、一泊目の弓の速度を速めて強く弾くことができない。
それこそ、無表情な音を追うだけの演奏なのでありました。
ナナ先生に言わせると、別に弓使いに大問題があるわけではなく心理的な原因が大きいのではないかとのこと。
「私達はピアノを弾いてるわけじゃないし、バイオリンだって雑音いっぱいで、ましてやニ胡だから雑音出ないわけないじゃない、思いっきり弓を使えばいいのよ」とすごいことおっしゃる(^^;
本当に思いっきり引いて、き~って言ったらどうしよう…という恐怖がブレーキ掛けてるらしい。
ちゃんと基礎練習していれば、実際、わ~って思いっきり引いてもさほど驚くような雑音が出るわけでもないんだけど…こわい。
次回はこれにビブラートも加えてねとのこと…
練習曲だけど、楽曲のつもりで弾くようにとのことであります。
確かに「小悦楽」というタイトル付きの練習曲だから、それっぽく弾くべきなんだろうな~
わたくしが弾くと「愉快」ではなく「焦燥」」な曲になっちゃんだよな~
課題曲は「光明行」
とりあえず、すべてさらってあるのですが、自分的には全然、スムーズに弾けてる感じがしないと言ったら、じゃあ次回ということになりました。
しかし、これ、譜面に拉弓、推弓の記号がなくて、どう弾くべきか困ってしまう。
数人の演奏DVDを見てみたけど、すべて遠くから映してくれているわけではないので、弓使いが不明な部分も多いし、人によって処理が違うので、自分はどうしたらいいのかほんと迷う。
最終的に、王国潼先生の演奏楽譜を参考にしてみたけど、考級の譜面と少し違うところがあって、やっぱり迷う(^^;
ナナ先生いわく、「絶対的な正解はないんだから、あまり研究せず、とりあえず弾け~」
あきらかに不合理な弓使いや指使いをした場合は指摘してあげるから、ということであります。
【雑談】
「あなた、多分内気な方なのよね、もっと自分を表現しようよ?」
とナナ先生からの度々の提案。
今の私の状態は、台本もらったら、セリフを棒読みしている感じ。
「どれだけ聴衆を惹きつけることができるか考えてみましょうよ」とのナナ先生のご提案はわたくしにとってはかなりハードルが高い。
「『演奏家は気が狂っている』とよく世間で言われているわよね、あれでいいのよ」とのこと。
実はわたくしは「朗読」や「演ずる」ことは全く抵抗がない。
小学校では演劇部に属していたし、大人になってからも文化活動などで変な配役を押しつけられても、恥ずかしげもなく演じられる…(^^;
本人も結構、好きだったりする…
しかし、音楽となると話は別だ。
音程、リズム、気にしなくてはならないことが多すぎて、それどころじゃないんだってば…
Posted in 二胡 by , 2011年6月12日 1:27 PM コメントは受け付けていません。
3級部分 45頁 顫音練習曲
結局のところ、いつまでたっても何を練習しても「力が入っている」と言われ続けるワタクシ…
いつになったら、力を抜くことができるのでしょうか(^^;泣きたい
1年近くになるのに、相変わらず基本動作が習慣化しないのです…とほほ
注意点
なぜか、分からないけど、何拍子か、何調であるかにかかわらず、わたくしは第一小節がちゃんと弾けない。
「最初にどのくらいの速度かきちんと見極めて、何拍子か頭に入れて、弾き始めなさいね。ど~していつも、第一小節がふにゃふにゃに揺れて、第二小節から本調子になるのかな~」とナナ先生も首をかしげるのでありました。
この曲は三拍子、個人的には三拍子大好きなのだけど、褒められたためしがない。
弓がコントロールできないので、自分の意思にかかわらず、途中で微妙に旋律が狂うんだよな。
「三拍子の強弱はどういうものか知っているかしら?」とナナ先生が問いかけるので
「強弱弱 強弱弱…ですよね?」と相槌を打ったら、
「ちゃんと楽理は知ってるのに、何でそういう風に弾かないのよ~」と叱られました。
「来週までに、とりあえず、楽譜に書いてある強弱記号は無視して、すべての小節の頭だけ大げさに強くして弾く練習してきなさい」ということになりました。
強くするには、弓の速度を上げて弓をいっぱい使えばよいとのこと、本人的には大げさすぎる程度で、聴衆にはちょうどよく聴こえる程度かも…
82頁「換弦練習」
最大の難関は、36小節から39小節の「挑把」
第一ポジションから、高音2へ、第一ポジションから高音3へ、第一ポジションから高音5へ、何度も行ったり来たり…しかもすべて4の指(不規則な指法)
とりあえず、2はたまに正しい音を捉えるけど、3になると10中9は音程が合わない。5に至っては正しい音程が叩けたためしがない。
捉えようがないよう~
「これは音階練習をみっちりやって、把握するしかしょうがないのよね、誰でも最初からピタッと正しい位置を押さえられるわけじゃないから、ゆっくり練習しなさい」とのこと。
うえ~ん
課題曲「光明行」
実はざっと目を通しただけで、ほとんど練習していない。
「何で練習してないの?忙しかった?難しかった?」と聞かれ、「難しい」と答えたら、「譜面的には難しくない曲だけどな…」と首を傾げられた。
「転調ばっかりで、混乱するから」と難しい理由を言ったら、「旋律はほとんど同じだから、どの音がどの音と同じか覚えていれば、転調してもこんがらがらないと思うよ」
とアドバイス頂きました。
「田園春色」
最初はノンビブラートで弾いてしまったら「あれ?これ、出来る限りビブラートかけなさいって言ったよね?」と注意され、ニ回目はビブラートかけて弾いて見た。
「ちゃんとビブラートかけられるんだから、なんで最初から弾かないの?自信ないの?」と聞かれ
「自信ないし、ビブラートかけはじめると、音程狂いやすいから…」と理由を言ったら
「ニ胡やってる以上、音程狂うのはしょうがないから、とりあえず、もっと走れるのに自分でブレーキ掛けないの!!!」と叱られました。
とほほ、でも第一ポジションの易しい曲なのに音程狂うのって、激しく情けない…
そういうことばっかり考えて後ろ向きに弾いているので、他人が聞いたらほんと「ツマンナイ」演奏だろうな…
あぁ、いわゆる基本的な動作が習慣化して、弓の動きや音程に気をとらわれずに、曲の感じだけに没頭して弾けたらどんなに楽しいだろう…
Posted in 二胡 by , 2011年6月5日 1:23 PM コメントは受け付けていません。
始める前のお約束
長弓
音階、DGCF調を第三ポジションまで
ビブラートしながら、第一ポジション音階
困ったことに、外弦から内弦にかえるとき、どうしても弓が浮いてしまう。
気をつけているうちはまだいいのだけど、左手が複雑になってくると、右手に注意がまわらなくなり、この悪習慣が顔を出す…
あぁ、いい加減に直さないと…
課題曲
第1級 田園春色
わはは…あいかわらず、音符を追うだけの自分。
次は、ニ分音符以上の長い音に適当にビブラートかけて弾いてみなさいといわれました。
21頁
換把練習
先週よりは音程はマシになったとのこと。
次週はこれにもビブラートかけてみてと言われました。
45頁
顫音練習
トリルを入れると、リズムが狂うところが出てくる(^^;
この曲、可愛くて好きだけど、トリルだらけ(ってトリル練習曲だから当たり前か)
緊張した状態でのトリルなので音がよくないそうで、もっとリラックスして音を軽やかに叩けるようにとのこと。
最後の一小節は左手で外弦と内弦を続けて51とはじくのだけど、弓が弦に当たったままだったので音がしない。
「外弦弾くときは弓は内側、内弦弾くときは弓は外に置いておかないと、音が響かなくて当然だよ~」と注意されました。
そら、そうだよね(^^;
やはり次週も同じ課題をさらに充実させるように言い渡されたのでした。
Posted in 二胡 by , 2011年5月31日 3:26 PM コメントは受け付けていません。