ニ胡LESSON51

本日から、小指のビブラートも加わりました。
とりあえず、弦への圧力のかけ方を教えていただきました。
圧揉弦ではなく、普通のビブラートなのですが、とりあえず、現段階では弦へ圧力をかけて高い音程を出せれば、OK。
これだけだと、音程が全体的に上がる圧揉弦になってしまうわけですが、低くなる部分の作り方は、ナナ先生がお手本をみせてくださいましたが、わたくしには現時点では目標が高過ぎるので、追求しなくていいとのこと。

45頁 顫音練習曲

相変わらず、一泊目の弓の速度を速めて強く弾くことができない。
それこそ、無表情な音を追うだけの演奏なのでありました。
ナナ先生に言わせると、別に弓使いに大問題があるわけではなく心理的な原因が大きいのではないかとのこと。
「私達はピアノを弾いてるわけじゃないし、バイオリンだって雑音いっぱいで、ましてやニ胡だから雑音出ないわけないじゃない、思いっきり弓を使えばいいのよ」とすごいことおっしゃる(^^;
本当に思いっきり引いて、き~って言ったらどうしよう…という恐怖がブレーキ掛けてるらしい。
ちゃんと基礎練習していれば、実際、わ~って思いっきり引いてもさほど驚くような雑音が出るわけでもないんだけど…こわい。
次回はこれにビブラートも加えてねとのこと…
練習曲だけど、楽曲のつもりで弾くようにとのことであります。
確かに「小悦楽」というタイトル付きの練習曲だから、それっぽく弾くべきなんだろうな~
わたくしが弾くと「愉快」ではなく「焦燥」」な曲になっちゃんだよな~

課題曲は「光明行」
とりあえず、すべてさらってあるのですが、自分的には全然、スムーズに弾けてる感じがしないと言ったら、じゃあ次回ということになりました。
しかし、これ、譜面に拉弓、推弓の記号がなくて、どう弾くべきか困ってしまう。
数人の演奏DVDを見てみたけど、すべて遠くから映してくれているわけではないので、弓使いが不明な部分も多いし、人によって処理が違うので、自分はどうしたらいいのかほんと迷う。
最終的に、王国潼先生の演奏楽譜を参考にしてみたけど、考級の譜面と少し違うところがあって、やっぱり迷う(^^;
ナナ先生いわく、「絶対的な正解はないんだから、あまり研究せず、とりあえず弾け~」
あきらかに不合理な弓使いや指使いをした場合は指摘してあげるから、ということであります。

【雑談】
「あなた、多分内気な方なのよね、もっと自分を表現しようよ?」
とナナ先生からの度々の提案。
今の私の状態は、台本もらったら、セリフを棒読みしている感じ。
「どれだけ聴衆を惹きつけることができるか考えてみましょうよ」とのナナ先生のご提案はわたくしにとってはかなりハードルが高い。
「『演奏家は気が狂っている』とよく世間で言われているわよね、あれでいいのよ」とのこと。
実はわたくしは「朗読」や「演ずる」ことは全く抵抗がない。
小学校では演劇部に属していたし、大人になってからも文化活動などで変な配役を押しつけられても、恥ずかしげもなく演じられる…(^^;
本人も結構、好きだったりする…

しかし、音楽となると話は別だ。
音程、リズム、気にしなくてはならないことが多すぎて、それどころじゃないんだってば…

Comments are closed

Ringbinder theme by Themocracy