笛子レッスン開始時のレベル

個人レッスン開始時のレベルは、低音のソから中音のシ♭まで音が出せるだけというレベル。
腹式呼吸ができないため、長音(ロングトーン)の息が続かず、肩が上下している有様。

わたくしは初めて楽器を触ってから数分で音は出せました。
楽器にリードがなく、穴に息を吹きこめば必ず音が出るという楽器ではないので、最初は音が出ず、かなしくなりますが、コツさえ分かれば必ず音は出ます。
ちなみに膝で居眠りしていた猫の鼻息で横笛が鳴ったという話を聞いたことがあります。

わたくしの場合、まず楽器屋のお兄ちゃんの「うっすら微笑んで、その顔のまま息を細く出せと」という言葉に素直に従って、笛を口に当てながら、楽器屋の兄ちゃんが横から手を出して笛の角度をいろいろ変えてくれて、綺麗な音が出た瞬間を感覚として覚えました。
とにかく、吹ける人のいうことを素直に聞くのがいいと思います。
そして、その後、吹ける人の唇の動きをかなり接近してじ~っと観察してみてください。
笛子奏者は男性が多いので、かなり近い距離でじぃぃっとお顔を拝見し続けるのは恥ずかしいかもしれませんが、おじさんやお兄さんはやさしいので親切に「俺の口元よく見てろ」と教えてくださいます。
(日本だと無理かな?そういうのは恋心あり又はセクハラだと誤解されてしまう危険ある?)
マネが早期に音を出すための王道だと思います。

息は最初は1音が4、5秒しか持たなかったのですが、1週間、朝晩1時間くらい吹いていたら(もちろん途中でぼーっとしたりしますが)、いつの間にか8秒はもつようになってきました。
とにかくお腹がすきます。
ヘタな運動するより、ダイエットに効果的なのではと思わなくもありません。

Comments are closed

Ringbinder theme by Themocracy