音楽とわたくし

まずは、あたらしく「笛子」というカテゴリを作ってレッスン過程を書き込んでおこうという試みの前に、何かの拍子にわたくしのウェブを見て参考にしたいと思う人がいないともいえないので、どういう背景を持っている人のレッスンメモなのか知っておくのは必要なのではと思い、楽器と自分の関係を思いつくままに書いてみました。
民族音楽の流行とともに、日本人には二胡をやっておられる方が多いようで、情報がいっぱいあふれていますが、笛って最初に音を出すのが難しく、音が出た後も、高音が出せずに挫折する人が多いのか、情報がないんですよね。日本の笛ともいろいろ違いがあるので、参考にできる部分とそうでない部分があるわけで。
フルート奏者なら、同じような楽器ですから、簡単に笛子が吹けると思います。
また、ウェブ上のフルートの情報を参考にすると便利だったりします。
(笛子の英名をチャイニーズ・フルートとかっていって楽器屋のお兄ちゃんが外国人に売っているくらいですから。)

<打楽器>
カスタネット。なぜか子供のころから家にありました。たぶん、保育園で使用したのではないかと…
ちなみに、わたくしはドンドコドンドコという太鼓の音が好き。飛び跳ねたくなりませんか?

<鍵盤楽器>
【ピアノ】
小学校1年頃からヤマハのピアノ教室をグループレッスン受講。ちなみに、ピアノは高価で買えなかったため、父が一大決心をして買ってくれた電子オルガンを弾いていました。だからペダルの使い方を知りません。正直、「絶対音感」のない落ちこぼれだったので、グレード試験には何度も落ちまくり、定期グループ演奏発表会ではトライアングルしか打たせてもらえませんでした。それでも、やり続けていたのは、ある意味、先生にとっては扱いにくい生徒だったのかも(^^;普通は、嫌になると思う…中学1年からは、個人レッスンに移行。こんな生徒なので、普通のお嬢さん方がやる練習ではなく、簡単な曲を好きなように弾かせてもらっただけ(もしかすると最近の大人のためのピアノ教室ではこんなのもありなのかも)。人前で演奏ができないので発表会は棄権。その後、部活動や高校受験に忙しくてピアノは放棄。

【電子キーボード】
確か、高校受験の前か後くらいに、父が買ってくれました。カシオのキーボードが一番安かったので、それを購入。完全なお遊びで、クラシックや流行歌を移調して簡単に弾けるようにしたものなんかを適当に弾いて一人で喜んでいただけ。

<声楽>
高校の時、ベートーベンの第九、喜びの歌を歌いましょうという市民講座があって、友人に誘われるまま参加。
どこかの大学のお兄さん(もしかして先生?)が親切に歌詞を教えてくれたので、意味は分からないのにドイツ語で歌っていた…
プロオケと合わせて歌う本番(なんか地元のテレビでは放映したみたいよ)は棄権(だって、着るものは自前なのですもの…黒のロングスカートをただこれだけのために、買ってとは言いづらかった…)

<弦楽器>
【バイオリン】社会人1年半か2年目くらいに個人レッスンに通いました。社会人3年目からは夜間の大学に通っており、練習時間がなくなったことを理由に止めました。先生はこんなバカ者でもいなくなると寂しいのか「何を職業にしていても音楽は心の癒しになるからやめない方がいいと思うけどなぁ」と言ってくれました。
だから、まともな曲はほとんど弾けません。ビブラートのかけ方も知らない。最後の方は讃美歌を耳コピして演奏技法とか気にせず弾いておりました。今では楽器も手元にありません。

<管楽器>
【リコーダー】
小学校でソプラノリコーダー及びアルトリコーダーを習っただけ。

【笛子(中国横笛)】
構造的には明笛、清笛というのと同じようですね。吹口と指孔の間にもう一つ、膜を貼る穴があいているのが特徴。伝統的な普通の笛(改良型ではないもの)では指孔は6つなので、日本の龍笛や能管より1つ穴が少ないですが、篠笛とは指孔の数は同じなのではないかと思います(笛膜の有無により音色は違うはずですが)
昨年末に購入して、一人でDVDを見ながら模索していましたが、中国語は分かるのですが、音楽は理屈ではなく、やはり経験なわけで、わたくしの場合、やはり、目の前で他人の演奏を見て真似るのが一番てっとりばやいと思ったりしたので、先生を見つけてきて、4月中旬より周1回の個人レッスン中です。

<家庭背景>
ちなみに両親とも楽器は何もできません。祖父母もできないと思います。母にとっては、五線譜が読めたり、右手と左手を別々に動かして曲が弾けたりするのは、もうすごいことらしい。父はお祭りのときは、太鼓を担当したことがある程度で、何もできなかったと思います。ただ、父は演奏を聞くのは好きだったようで、中学を出てすぐに働いた父の給料からしたら信じられないくらい高価なレコードステレオセットを所有していて、クラシックのレコードを数枚もっていて、「お前が3歳のころ、お宝だったベルリンフィルのカラヤン指揮のベートーベンの第九を割ってしまったのだよ~」と嘆いておりました。そんな記憶ないって(^^;

夫はギターとウクレレが弾けるそうですが、うちには楽器がないので一度も聞かせてもらったことがありません。弦をつま弾く楽器ができるわけだから、夫が琵琶、月琴あたりを弾いてくれると嬉しいなと密かに思っていたりします。見た目が似たようなものだから、できるのではと思うのですが、無理なのかな?楽器屋のお兄さんが琵琶を弾いてくれたときに、「ところであなたの本来のご専攻は何?」と聞いたら、ギターだと言っていたのですが。

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