隣のレッスン室より

皆、よく借りるレッスン室というのはだいたい決まっているため、あまり馴染みのない子と隣あわせになることは珍しい。
私が好んで使う部屋は、三弦、琵琶、板胡の数人が基本的によく使っていたりする。
最近、夏休みが近いため、借りる子も少なく、時間も短いせいか、隣あったことない子と隣り合わせになる。

本日は中阮の子と隣り合わせになった…おお、久しぶりに聞く中阮の音色。
かつて、習ってみようと思って買ったはいいが、結局、適切な先生も見つけられないまま、時間もなく放棄してしまった…
中阮はあの柔らかい音が他の楽器とうまく溶け合うので合奏とかに向いてるし、がんがん弾いても他人がうるさく感じないし、いいよね~
それに比べて、私が弾いてる三弦系の楽器は、がんがん弾くと「うるさい」
音の通りがいいので、他の楽器と上手く溶け合ってくれない…
あうぅ…
何で、お琴とか、そういう優雅な楽器に手を出さなかったんだろう…もう後悔しても手遅れ~
それでも、私はいつか、三弦系の楽器の室内楽ってできないのかなと模索中。

先日、三弦のビブラートの練習中、これはどうだ、これならどうか、と試行錯誤しながら、かなり音を揺らしていたら、いつの間にかドアに人が立ってて
「綺麗な音ね~」
と言われた。(マジでびっくりしました…)
確かに、三弦だってこういう音が出せると皆、あまり知らないんだと思う(^^;
また、同じ日に、突然、隣の部屋から誰かが急にいろいろ話しかけてくるので「?」と思っていたら
「あ、ゴメン、クラスメイトだと思い込んでた」と言われ、
多分、私の姉弟子の誰かとお間違えになったのだと思うけど、
「すまん、ワシ、そんなに上手くないよ」と思ったけど、単純なリズム練習してるような音じゃ、素人には誰が弾いてるのか分かんないものなんだなぁ、
と妙に感心してしまった(^^;

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