二胡LESSON71

お互いの都合が合わずに、2週間ぶりのレッスンとなりました。

長弓は退化したと言われました(;_;)
なんでぇ?
毎日練習してるのになぁ。前より練習時間長いのになぁ。
多分、練習時間の問題ではなく、自分のなかの基準の問題で、自分に対して甘くなっているのか、練習時間が長くとれるようになった分、ぼ~っと弾いていてそのうちに感覚がマヒしちゃってんでしょうね、ということらしいです。

課題曲、劉天華の「蝋影揺紅」
ちゃんと、練習したんだよ~なのに、なのに、どうしてここまで緊張しちゃうのっていうくらい恐怖で舞い上がってボロボロ。
大昔のピアノの試験思い出しました。
教室のオトモダチは皆楽勝で合格しているし、先生も私に大丈夫って言っていたにもかかわらず、二回も落ちたんだっけ(以降、二度と試験は受けなかったし発表会にも出たことない)
まずいよな~
このアガリ症。

二回目は先生が一緒に弾いてくれたため、さほどひどくはなかったけど、先生の音と自分の音が合っているかどうか気にしているんだよね。
先生いわく「十分、音程合ってるから音程気にしなくていいよ…って私、普通は生徒に絶対にこんなこと言わないけど、あなたは特別気にし過ぎるからなぁ(笑)」
ははは…

今度は暗譜してきてねと言われましたが、実際、もう何百回も弾いてるんで、本当に暗譜してるんですってば…
二胡を弾かない状態でなら、ちゃんと歌えるんですよ~
でも実際に弾くと忘れるんです…つーか、劉天華は似たような旋律が多くて、実際に弾いているうちに途中でぶっ飛びやすいので、楽譜見ざるを得ない。
歳のせいなんでしょうかね?と悪態ついてみたら、
ナナ先生曰く「あちこちのコンクールで、いまだに劉天華が絶対に課題曲に入ってるっていうのも、実際、暗譜しずらいからなんだよね。だんだん、どこ弾いてるのか、何弾いてるのか分かんなくなるから、ちゃんと弾けるってこと自体、すごいわけで(笑)」
え?ナナ先生みたいに若くても、緊張すれば、劉天華は忘れやすいのか???

ところで、出だしのオクターブ飛ぶミミ~ですが、あれ、緊張しますよね。
私はどうも低めになる傾向がある(十回弾けば、五回はBフラットに限りなく近い音になっている)ので、ナナ先生のアドバイスは、もう、人差し指を離すのを送らせて、薬指もそのまますべらせちゃって、多少、滑音がかった音で入ったら楽だよということです。
確かに、低い音から、音が合っていると思う定位置まで芸術的にちょっとだけ滑ってしまうのであれば、変じゃないですわな(ビブラートの範疇と言えなくもない)

余談…
レッスンが終わって二胡をしまおうと横を見たら、さっきまで騒いでいたワンちゃんが寝てて胸を「ぴくぴく」させているではありませんか。
ビックリしてナナ先生の方を見たら
「ああ、この子病気なの、でも、もう治ってるんだけど、神経的な後遺症で、そうなってるだけだそうだから心配ないよ」とのこと。
私はてっきり、私のひどい音に刺激を受けて、苦しんでいるのかと…(^^;
だって、ワンちゃんの耳ってよく聴こえるんでしょ?

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