二胡LESSON70
さて、先週から始まった快弓の練習であります。
長弓の基礎を踏まえた上で、はや~く弓を動かす!
のですが…やっぱ、速くなればなるほど、推す時と引く時の差が出ちゃいますね。
これは、三弦の「弾」と「挑」にも言えることなんですが、片方だけが強く(あるいは速く)なるわけですよ。
あるいはリズムそのものが不規則って人もいるでしょう…
ナナ先生曰く、どうして均等に弓が運べないかというと、大部分の人が引く時は慣性でわ~っと引けるけど、推す時にはそういかなくて、コントロールしてないそうです。
推すときにかなり意識して推すとだいぶ違うみたいです。
で、どんな曲でもそうですが、普通、弓を引くことからすべての動作が始まるので、皆、引くはよくできるけど、推すに慣れていない。
で、単純な練習をするとき(例えば長弓など)、わざと推弓から入るようにするという練習方法もあるみたいです。
これ、琵琶や三弦系の楽器の「弾」と「挑」の順番をひっくり返して練習するのとよく似てるなぁ。
次回からは、「自分の好きな曲、なんか捜してらっしゃい、それやろう」と言われました。
難易度は問わないそうで、興味を優先させるとのことです。
なんか私、最近、受身で練習してるから、ナナ先生、私のやる気を引き出そうってことなんでしょうか。
確かに、人間、「あれが弾きたい」という憧れみたいなもんがあると、わ~っと上達しますものね。
原動力ってやつですかね。
私が何弾いても綺麗に聴こえるわけないんで、何かを弾きたいっていう欲求がないというか…
漠然と上手くなりたいとは思うけど、それって、人に聴かれても恥ずかしくないように、っていう現実的な理由にすぎないし。
周りは先生か音楽科の学生しかいない(つまり下手な人の演奏を聴いたことがない)というのも、楽曲弾きたくねぇなぁっていう気持ちにさせているのかもしれないけど。
う~む。
次は何弾こう???
お久しぶりです、体調と仕事に追いまわされてます。
私も『あの曲弾きたい』じゃなくて、
「漠然と…上手くなりたい、自分以外が聞いても曲に聞こえる様に弾きたい」系です。
次の曲の希望を聞かれても「どれでも弾いてみたいので…」と言って
いつも先生任せで選曲して貰ってます。
たまには日本のイージーリスニング系二胡曲とかは如何ですか?
日本人にちょっと聞かせるなら 耳触りが良いようですよ。
でも ナナ先生は単純なメロディーラインはお嫌いかもなぁ。
游鯉さんは どんな曲がお好きですか?
二胡弦は どちらの会社のを使ってらっしゃいますか?
度々換えるからプロの奏者は値段の高い弦など使わないと聞きますが。
くるみさん、お久しぶりです。こんばんは~
>>たまには日本のイージーリスニング系二胡曲とかは如何ですか?
一人遊びでジブリとか弾いてみちゃったりはしますが(^^;ナナ先生に見てくださいとは言えないなぁ(汗)
>>二胡弦は どちらの会社のを使ってらっしゃいますか?
>>度々換えるからプロの奏者は値段の高い弦など使わないと聞きますが。
Fang Fangと青い字で書いてある内弦外弦が組になっているパッケージのものです。結構、あちこちで売っている弦なのに、会社の名前が書いてないんですよね。前にどこかのページで、どこそこを退職した人たちが作っているらしいというのを聴いたような気がするのですが。
これって高い部類なのかな?値段言っちゃっていいのかな~(日本で買う場合は輸入する手間賃が入ってくるから高いのでしょうけど、私はさほど高いとは思ってません。でも、中国元の現地の消費感覚からして、学食二食分くらいの値段、外食で日本ラーメン一杯食べるくらいの値段はするから、やっぱ高いか)
この弦は一応、2、3カ月ごとに換えてねって注意書きがありますね。
私は弦が別に切れなくても2ヵ月に一回は換えます。だから切れたとか錆びたとかいう経験はありません。
換えないとだんだん音色が悪くなってきてナナ先生に怒られるんだもん。
超一流の人は何使っても綺麗な音出せるから、何だっていいんだろうけど(をい)、そうじゃない人はむしろ多少、気を使った方がいいんじゃないかというのが私の見解で、安くはないけどむちゃくちゃ高くもないこの弦くらいがおススメなんじゃないかと思うのですが…ナナ先生もこれです。
音大の先生方が何使ってるのかはよく知りません(^^;
余談ですが、私の三味線の先生は舞台では高い絹弦をお使いになってますよ。当然、よく切れる素材ですから、何度も使うわけにはいかないわけですが、それでも音色にはかえられないとおっしゃってました。ただ、素人衆の練習用には薦めませんけど。
おはようございます。
言い忘れましたが…弦って換えないとだんだん正しい位置に指を置いていても微妙に音程がズレてくるので(二胡は分かりにくいそうですが、三味線とかだともう少し分かりやすい)、やっぱ素人は数カ月に一回は換えた方がよいわけで…
プロになってくると、多少、音程がずれようが、多少、音質が劣化してこようが、演奏者の耳と腕が瞬時にそれをカバーしてしまうので、換えなくってもいいんじゃないんでしょうかね?