二胡LESSON69

四月半ばから五月初めまで日本に一時帰国しておりました。
それに加えて、三弦が忙しいので二胡は二週間に一回レッスン受けるぐらいのペースダウンにしておりました。

練習時間が短いので当然、進歩なし。
一日に一時間程度じゃ短すぎだわな(っていうか、上手くなりたかったらこんなんじゃ短すぎだよね)
練習時間が短いわりにレベルが落ちてはいないこと(現状維持)は褒めてあげると言ってはもらえました(^^;

今回から「快弓」練習しましょうかということになりました。
いろんな人の話やブログ見ていると結構、皆、はやいうちから、弓を速く動かす練習をしているみたいですが、私は今になってやっとOKが出たって感じです。
先生の方針によるのでしょうけど、ナナ先生は長弓できちんと形が出来てない段階でいくら速く弾こうと思っても、いつか限界が来るから意味ないっていうことで、なかなかスピードアップ要求してこなかったらしいです。
実際、ゆっくり弓をうごかしているときは、腕も手首もきちんと使えていても、左手を加えた途端、音程や運指に気を取られて右手がめちゃくちゃになる生徒さんは多いようです。

それから、左手のポジション移動も注意されました。
とにかく私のポジション移動は硬すぎる(^^;
まぁ、音程があってるように、あってるようにって、そればっかり考えながら動かしてますしね…
実際、ナナ先生に言わせると中央音大受けにくるような子でも、特に地方の田舎の子に多いらしいですが、ちゃんと音程合ってて、曲が弾けていても、本当によくそれで弾けるなという見た目の悪さが目立つ移動がぎこちない人がいるということらしいです。
そうならないでね、と言われました。

とりあえず、それを解決するための練習方法として、右手は全く動かさない状態で左手だけで練習するように言われました。
そうすれば、あまり音は出ないから(弦を叩けばかすかに何らかの音はしちゃいますけど)、音程に気を取られることなく、あくまで力を抜く練習になるだろうということです。

来週からは、やっぱ週一でおいでよとナナ先生に薦められました。
う~ん、こんなレベルで停滞しているわけにいかないんで、やっぱりがんばって練習時間増やして週一を維持しないとなぁ。

ちなみに、私、三弦でも「お前のポジション移動は硬すぎ」と言われてます。
「まぁ、弾き始めてから十年も経っている訳じゃないから、そうなっちゃうのは仕方ないんだけどね」ということらしいですが…
これも、音を出さずにする場合は、見た目も美しく、力も抜いて移動できるんですけどね(^^;
音がビミョ―にずれると、「ひぃ」と慌てて次の音のリズム等も狂いがちになるので、としみね先生には「人前で弾く時は、やべ、と思っても何食わぬ顔で弾き続けるのが我々の心得」と注意されました。
確かに、先生だってズレることあるもんね…心臓に毛を生やさねば。

ところで、最近思うのは、中国人の先生は、説明が細かくて、結構論理的で、たとえ話も上手いですよね。
(それとも、私の先生がそうなだけなのかな)
それに比べると邦楽の先生は、「なんとなく、こう」としか言わないような気がする(^^;
かなり非論理的で、「芸は盗めよ」的な感じを受けますね。
西洋楽器の先生はどうだったかと言えば、私が子どもだったからなのか、曲が弾けたらそれでOKだったなぁ。
つーか、こっちも質問なんて全然なかったし、先生の真似して終わり(私、ヘ音記号の楽譜読むの苦手だから、先生の左手を見て丸覚え。ははは)。
申し訳ないけど、最初に習ったピアノの先生はどんな曲をやったのか、先生の名前も思い出せない(^^;
それ以降はちゃんと思い出せんるンだけどなぁ。

Comments are closed

Ringbinder theme by Themocracy