二胡LESSON66
二胡の練習はしばらくの間、ちょっとペースを落とすことにしました。
理由は時間がないから。
時間はそこにあるものではなく、自分でつくるものだけど、一日は24時間しかないし…
私は一人しかいないし、腕は二本しかないし、指は10本しかないしねぇ…
足も使えばいいのか?
「私が千手観音だったら、いろいろできるのにな~」と友人に言ってみたら、
「いくら手がいっぱいあっても指令を出す脳が1個じゃ無理だよ」とつっこまれたので、
「ヤマタノオロチみたいに頭もいっぱいあればいいんだね」と突っ込み返したけど、
「頭と手がいっぱいのあんたがいろんな楽器を一度に弾いてたらキモい…」と呆れられてしまった。
相変わらず、音程がひどく狂っている。
いつになったら分かるんだろう…
完全5度のドとソ(開放弦)も、ナナ先生に「微妙にドが低い」とか言われても、正直私には分からないんだよね~
チューナー見てもだいたい合ってるわけだしね(こういうところが、三味線やバイオリンだと他の弦と上手くハモるので、どんぴしゃりに合わせられる点、悩まなくてもいい)
前の松脂がなくなったので、別の松脂に換えてみたら
「なんか、ちょっとザワつかないかなぁ、やっぱ前のに換えたほうがいいよ」と言われたけど、
正直、私には音色の違いが分からない…
ようするに鈍感なんだよね。
あと10年も修行すれば分かるようになるのか、もうこれは、どうしようもないのか…
ほんと、嫌になってくる。
私がこういうジメジメした性格なのをナナ先生は分かっているので、あわてて励ましてくれたけど(笑)。
子どものころから、音楽やってた人が超羨ましいし、妬ましい…
う~ん、精神的によくないね。
楽しくできないんだよな、性格的に。
もちろん演奏家や教師は舞台の下では楽しくやってないだろうし、素人の私が真剣になる必要もないし、何十年も苦労してきた人を妬ましがってもしかたないのだけど。