二胡LESSON65

え~冬休みに津軽三味線ばかり弾いていたので、二胡の練習がおろそかになっておりました。
よく、一日練習しないと自分に分かり、二日練習しないと先生に分かり、三日練習しないと聴衆に分かるといいますよね。
ナナ先生には言わなくてもばれちゃうだろうと思い、レッスン前に先生が「最近どう?」と聞いてきた時に、正直に練習不足ですと自己申告してしまいました。
う…なんて不真面目な生徒だろう(冷汗)

ナナ先生、そんなに怒らなかったけれども、
「忙しくて練習できない時は、少しの時間でもやりくりして、基礎練習だけはしなさいね」ときつーく釘をさされました。
基礎練習というのは、「長弓」「音階」ですよね。
ただ弓を引いたり押したりするだけの「長弓」は通常ツマンナイと感じるものですが、結局、これに始ってこれに終わるのですよね…
二胡を習う時に初めて習うのもこれだけど、ある程度弾けるようになって先生やってる人でも、練習の始りはこれからで、しかもかなり長い時間、これをし続けるといいますものね。
実際、これを見せてもらうと、その人がどのくらい上手いか想像つくし…

今回の課題は苦手なアルペジオ。ドミソドミソド~とかレファラレファラレ~という旋律がたどたどしくて綺麗にいかないのよね。だいたい音程はあってるけど(あくまで大体であって、弦楽器奏者が聴けばズレてるでしょうけど…)

【余談】
友人から、友人の友人が行ったという中央音大の楊雪先生のコンサートの目録パンフとCD(非売品)を頂きました。
そのパンフには、中央音大のそうそうたる先生方が楊先生に送ったお祝いの言葉が印刷されているのですが、さすがに教養高い中国人はお祝いや励ましの言葉も漢詩みたいなわけで…

印象深かったのは「琴随人意 功在弦内弦外」と書いてあったこと。いろんな訳し方が出来ると思いますが、
「琴(楽器の総称なのでここでは二胡の意)は志にともない、技は弦の内側と外側にある」
という感じかな?
個人的にもっとかみ砕けば多分こんな感じ?
「あなたが奏でる二胡の音はあなた自身の志(願望、想い?)の表れであって、技術の習得は弦の上で行う以外にも、弦(二胡や音楽)以外からも得なくちゃいけないよ」
まぁ、これを書いたご本人に聞いてみないと正確には訳出できませんが、器楽の先生方がよくいうセリフなどから私が推測してみた次第です。
違ってたらごめんなさ~い!

Comments are closed

Ringbinder theme by Themocracy