古筝芸術鑑賞

袁莎古箏藝術欣賞
2011年11月26日 國家大劇院 藝術普及 經典藝術講堂

国家大劇院では、週末になると芸術の普及活動として、いろいろな講演が行われていたりします。
今回は中央音大の袁莎先生とそのお弟子さん達。

今年、附属小学校に優秀な成績で入学したという9歳の女の子の演奏がありましたが、その指の動きの速さに「すげ~」と感心しました。まぁ、趣味で弾いているのと専門的な教育は全然違うので、その女の子が「すげ~」のは当たり前なんですけど、演奏技術がすげ~ばかりでなく、ほんと「自信」に満ちているんですよね。
音楽を専門にしている人は早ければ小中学生ぐらいから故郷を離れて大都市の音大の付属学校に入ってしまうので、精神的に大人になるのが早いのでしょうね。
袁先生も「臨安遺恨」を弾くたびに家のことを思い出したとかお話されていました。
余談ですが…わたくしの三弦の先生は12歳から音大附属に進学したため、一人で上京すれば、誰もうるさく管理しないので、煙草とか、いわゆる悪いことは全部、12歳で覚えたとかって言ってましたねぇ…

次に印象的だったのは、すべてスチール弦を使用したという筝が登場したこと。
手、痛くないのかなぁなんて、余計な心配ですよね。
多分、手にタコが当たっているだろうから、スチール弦がぴしっと張られていてもどうということもないのでしょう。
柳琴のスチール弦もかなりきつく張ってあるけど、私は痛くないものね(^^;
二胡を始めたばかりの人の中には、弦を押さえると痛いって言う人もいるけど、ニ胡って全然、緩いと思うけどなぁ。
わたくしの左手人差し指の先は三弦を弾いているため、かなり硬いです。時々皮がめくれたりしますが、それでもその下の皮膚は全然軟らかくないので、どんな強力な弦を押さえても別に痛くありません。
ちなみに二胡は宙に浮いた弦を触って音程をとっているだけなので関係ありませんが、三弦のように弦を指板に押さえつける楽器ですと(バイオリンとかもそうですよね)、同じところばかり押さえることになるので、かなり硬い木を使っているにもかかわらず、石の上にも十年じゃありませんが、そこが凹んでくるらしいですよね。ほんと、指の力って恐ろしい~

優雅によよよと弾いているように見えるけど、実は彼女らはとっても力があるわけで…
デコピンなんてされたら死んじゃいそう(^^;

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