柳琴LESSON44

完全に気分は憂鬱。

全然、進歩しないんだもの。
多分、大人になってから習った楽器の中で一番、進歩の遅い楽器だと思う…
向いてないんじゃないかなとも思わなくもない。
もしかすると、1,2級の曲がまともに弾けるようになったら、もうやめちゃうかもしれない…

前回の右手指先だけは力入れてピックを持って、後は脱力…ができない。
手が本当にしびれてしまうか、完全に力を抜ききってしまって、手先にも力が入っていないかのどっちかにしかならない。

脱力って、難しいね。
柳琴に限らず、おそらくどんな楽器でも「脱力」って言われるものだけど、柳琴の脱力が一番難しい。
ニ胡でも「脱力して」と言われるけど、柳琴を持つときほど(手から血の気が引いてしびれるほど)、手は緊張しない。
何なんだろう、どうして柳琴って、わたくしにとっては皆が言うほど簡単じゃないんだろう。

一般論として、フレットがあるので音程問題が生じない、フレットの間隔が狭いので、簡単に弦が抑えられる、等の理由から「子どもだって弾ける上達が早い楽器」って言われているはずなのに、1年以上、やっているのに、何一つ、まともに弾けないのは、多分、よほど自分に向いていないのかと思わなくもない。

先生に言わせると、正しい方法で練習してこなかったから、後で直すのは、ゼロから学ぶ場合の数倍の時間がかかって当然なのだそう。
こうしてみると、ニ胡は最初から正しい方法で教えてもらっているせいか、音程問題を除き、自分は世界で一番この楽器の演奏に向いてねぇンじゃないかと、思うほどは悩んだことはないな。

楽曲は「春天里」
相変わらず、ぼろぼろ。
この曲、嫌い。

もし、時間があるのであれば「彩雲追月」を弾いてみてはどうかと言われた。
確かに難しくないし、とても好きな曲。
わたくしの腕では、和音が綺麗に響かせられないから、曲の良さが半減だけどね(^^;

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