ニ胡LESSON32

最近不調なので、ナナ先生は簡単な課題をくださいました。
しかし、簡単と言っても、学習歴数年の趣味の人が普通に弾くのであれば、多分、初見でも簡単に弾けるかもしれませんが、ニ胡専攻の人のレベルで弾くのは難しいと思います。

中央音楽学院 考級1-6級 
1級部分
10 小指練習
13 換弦練習

2級部分
10 快速弓段練習

かなり遅いテンポで弾きましたので、いちおう弾けるものの、弓使いの怪しいワタクシ。
一音、一音をはっきり弾かないとダメよと注意されました。
というのも原因は、推弓の時の手首の使い方に問題があって、音があいまいになってしまうみたい。
長弓の練習の時のように意識しているときは、ちゃんと手首が使えても、速く弾こうとするとおろそかになってしまうのですね。
でも、速く弾こうと思えば思うほど、きちんと手首を使っていなかったら速く弾けるものではないですよね。
この亀テンポではっきり弾けるようになったら、徐々にスピードを上げて最後は指定されているスピードを実現しましょうと言われました。
先生がおっしゃるには、趣味の人には、今のわたくし程度の技術でOK出してしまうことが多いそうですが、わたくしはすごく上手くなりたいと言っていたので、出来る限り専攻にしている子に対する注意と同じくらい厳しくしてるだけだから、過度に気を落とすことはないとも言われました。
(先生、わたくしが最近低調なのを気にしてくれてるんだろうな…)

3級部分 F調換把練習
F調の音階があやふやなので、ほとんど練習していません。当然、持ち越し。

3級楽曲部分 「山村變了樣」の第一部分
一応、弾けることは弾けるのですが、音程狂ってるなぁ(爆)
で、先生に呆れられたのは、「ポジション移動すべきところでポジション移動してないから、指がつらいのであって、ポジション移動すれば楽でしょう」って。
そうなんですよね。手が大きいので、ポジション移動しなくても届くんですよ(笑)
ポジション移動して音程が狂うのが怖くて、まいいか、って指を思いっきり伸ばしていたりして。。。あはは

そしてもう一つ注意されたのは、「基礎部分は終了して、楽曲を弾こうという段階なのだから、これからはちゃんと考えて弾きましょう!」ということです。
いちおう、DVDの模範演奏は何度も聴いており、曲の雰囲気や作者の意図は知っているものの、確かに本人は全く何も考えずにただ単に音符を音にかえて弾いていただけだったりします。。。
先生がご参考までに弾いてくださいましたが、DVDの模範演奏とはずいぶん違いました。
これが曲の解釈の違いってやつねということがかなりはっきり分かりました。
ちゃんと自己表現しなさいと言われました。
でもね、前にも言ったかもしれないけど、ど下手な人にそれ言っても恥ずかしくてできないんだよなぁ。
聴いている自分が、技術の粗ばかりに気を取られちゃって…

2 Responses to “ニ胡LESSON32”

  1. くるみ より:

    ありがとうございます。
    今度仕入れた弓は竹に節が3つあって動きが柔らかい様です。
    まだ しっかり使っていないので本当の所は分かりませんが。

    滑音等入れるので届くからって指を伸ばして弾いたら あきませんよね。(^_^;)
    やっぱり検定でも受けようかって人だからこそ
    注意も たくさんされてるんですねー。
    多分 游鯉さんの低調だけを気にしてフォローされた言葉じゃないと思いますよ。
    レッスンは「注意されて なんぼ」ですから
    煩く言われた時には「儲けた!」ってもんですよ。(笑)

    ネットで見つけた趙寒よう先生の教則動画の跳弓の項に
    ちょこっとだけ「いつもは こうだけど跳弓の時は こういう風」って
    して見せて下さっている場面がありまして、
    そこが手首の動かし方の違いを見るのに分かり易かったです。

  2. 游鯉 より:

    くるみさん、こんにちは~

    >>滑音等入れるので届くからって指を伸ばして弾いたら
    >>あきませんよね。(^_^;)

    おっしゃるとおりで。。。(^^;
    多分、こんなことできるのは、手も指も腕も長いのに千斤の位置は、普通の先生と同じくらいの位置にしているせいなんですけどね。
    (普通、身体の大きい方なんかは千斤の位置をもっと上げている可能性がありますよね。わたくしの千斤の位置なんて小指の付け根より下にあるんだけど。。。普通の女性には高いと感じるかもしれなかったりして…)

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