二胡LESSON23

中秋節休暇第3日目、徐州にて。

別の記事をみていただければ分かるのですが、この間、柳琴の孟憲洪先生のお宅にいました。
でも、2日目は先生はお仕事、息子さんの孟醒先生も私用があって、わたくしの面倒を見てあげられないと言うことで、突如、孟醒先生の師範大の学生さんがわたくしと遊んで(?)くださることになりました。

休暇中、呼び出されて気の毒なDJ君。。。
孟醒先生はDJ君は二胡奏者で、もうすぐ日本へ留学するし「これは、お互いにいい話相手になるだろう」ということで呼び出したらしい。

DJ君の二胡は老紅木で、とってもいい音がしました。
意外だったのが、二胡の弦が途中で切れてしまって(最近、いろいろ忙しくて二胡を弾いていなかったので、この程度弾いただけで切れると思ってなかったなぁとDJ君は言っていました)交換したのですが、彼、普段はすごい安い弦、使ってるんですよね。
初心者はいい音が出ないからやめた方がいいといわれているあの弦です。
でも、そんな安物の弦でも上手い人が弾くと別にそんなにひどくない音色なんだね。
ついでにいうと、わたくしのようなど素人が、そうとは知らずに弾かせてもらっていたときに、音色が嫌だなとか、弾きにくいとは実は全然思わなかったんだよね。
二胡そのものの性能と状態がよいせいなのかなぁ。
それとも単に、わたくしの耳が悪いだけかな…
ちなみに、孟憲洪先生が普段使っている柳琴弦も安い弦です(上海の某メーカの安い弦はよくないけど北京の某メーカの安い弦は結構いいと言っていました)

相変わらず、わたくしの右手ボーイングは「脱力」できていないので、注意されました。
本人は充分、脱力しているつもりなんだけどねぇ…
これ以上、力抜いたら、音でないじゃん。
どんな人からも「緊張し過ぎ」といわれるので、そうなんでしょうね。
結局のところ、どの先生もおっしゃるように、左手がどんなに速く動かせるようになっても、音が正確に出せるようになっても、右手がきちんとマスター出来ていないと、いい演奏はできないそうなので、先生によっては他のことは何もさせずに半年も右手の長弓ばかりさせるんでしょうね。
それじゃ、ツマンナイので、最近じゃ、そういう教授法は流行らないでしょうけど。
最初の10分は長弓で心を落ち着かせて、そのあと、1時間半ぐらいは音階練習、最後の20分で曲というのが、最近のわたくしの定番レッスンなんだけど、みんなはどうなんだろうね。

2 Responses to “二胡LESSON23”

  1. くるみ より:

    閔 惠芬さんの運弓は絶妙だそうですもんね。

    安い弦は柔らかくて弾き易いですよ。
    弾く人は耳で良い音が出る様に弾き方を調整している様です。

    私はリウマチになってから力が入っているのが自覚できました。
    力を入れると痛いので。(^_^;)
    普通の人は体に少し位の力が入ってても気がつかないと思います。
    何処に力が入っているのか体の中から探ると分かり易いかも。
    例えば お尻のどちら側に重心が乗ってるとか
    背中のどこら辺が重く感じるとか。

    所で、リウマチって中国語で如何書くのですか?
    先生に分かる様に説明出来なくて 練習をサボった言い訳が出来ません。(笑)

    もう一つ、「姑娘」の「姑」は中国では如何いう意味があるのですか?
    日本的にだと姑娘は相容れない字が並んでる事になるのですが。
    宜しかったら教えて下さい。

  2. 游鯉 より:

    くるみさん、こんにちは~

    医療系の翻訳をしたことがないので、リウマチの中国語、知りませんでした(^^;
    辞書を普通に引くと、「風湿病」とあります。

    「姑」の意味はおおむね以下の四つです。
    (1)父の姉妹.おば.
    (2)夫の姉妹.こじゅうと.
    (3)しゅうとめ.
    (4)尼.

    日本語だと「姑」は「しゅうとめ」で中国語の3の意味と同じなわけですが、基本的に1の意味が一般的なのではないでしょうか。例えば、兄に子どもがいたら、その子どもはわたくしのことを「姑姑」と呼びます。

    まあ、中国語ってややこしいですよね。
    「娘」もこの漢字だけですと、「むすめ」ではなく「お母さん」の意味ですからね~
    わたくしが母に「娘(お母さん)」って呼びかけたら、すごい違和感。。。

    実は、1週間ほど帰国します。
    日記はいっぱい書きためしたので、自動的に更新されますが、本人は日本にいたりします(^^;

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