柳琴LESSON29
二胡の練習ばかりしていて柳琴の練習量が足りないことが先生にバレバレ。
本当のことを言うと、柳琴はわたくしにとって持ちづらいし、長時間弾き続けると手首が痛くなりとても疲れるのですが、二胡はどんなに長時間弾いても疲れないんですよねぇ。
多分、身体的な合う合わないという問題があるような気がします。
今、さまざまな調を勉強して、それが混乱しないように特訓中なのですがF調はどうも…
しかしながら、課題曲というものは練習曲に比べて数段易しいので、あっと言う間に弾けるようになりました。
それは「蘭花草」という台湾の曲で、全然原曲をしらないのですが、「よく練習したってことが分かるよ」と言われました。
というか、得意なメロディとそうでないメロディってありますよね。
「軽快な童謡調の曲は覚えやすいのですが、情緒あふれるゆったりした曲は弾きづらいし、覚えにくい」と拗ねたら、「何でも弾けるようにしなさーい!」とお叱りを受けました。
「好き嫌いで仕事するなぁ、それでもプロか!」と本業の仕事だと何でもやらんといかんのですが、音楽は仕事にしている人を除き好きなものだけやっちゃいかんのかなぁ、とも思ったりするのですが。
多分、わたくしは演歌は苦手…唱歌は得意って感じ。
とにかく、調に関しては、わたくしは「必然王国」だと言われました。
つまり、頭で「これは何調だろう」「4銭から1線をドソドソとして弾くのか、レラレラとして弾くのか」ということを考えながら弾いている状態。
これを難しく考えなくても、自然に移調できる程度まで熟練しなさい、つまり「自然王国」にしなさいと言われました。
はぁ…「必然王国」って漢字で見るとすごい変な感じ。
野生の王国なら知ってるけど(^^;
しかし、これが自然にできるようになると、人間カラオケ機になれますね。
歌手に合わせて、自然にキーをどんどん下げられる。
多分、日本で普通に器楽を習っていたら、先生は課題曲が弾ければそれでパスさせて終わりだと思うのですが、どうも龍海先生はそういうことができてもパスさせてくれません。
子どものころから先生に習っていたら、立派な芸人になれたかもしれません(笑)