二胡LESSON8
調整に出していたMY二胡が帰ってきました。
「お金は?」って先生に聞いたら、「いらない」って。
「でも、自分のところで制作したものでなければ、普通は代金とるでしょ?」と突っ込んでみたら、「友人だからご飯おごっただけ」とのこと。
う~ん。
中国ってやはり人間関係で動いているのですね。
今回、二胡の千斤(上駒)はわたくしの腕の位置に合っていました。
「俺の小指の上のあたりがお前の小指の第一関節なんだよな。。。俺はそんなに高い位置じゃ正確に弾けない」と言われました。
ははは。
先日、潘家園(骨董市です)の楽器屋でも、古典式の蕭(長いたて笛)を試し吹きさせてもらったときに、お店のお兄さんにも言われました。
「俺でも指がとどかないのに、よくそんなところまで指が届くね…何か別の楽器やってるの?」
へへへ。
「ウドの大木」と言われ、哀しい少女時代を過ごしましたが、40を前にして、生まれて初めて「大きくてよかった」と心から思いますよ。
何の苦労もなく、指がどとどくし、何より楽器と一体化して共鳴してくれる身体はでかい方がいいですから。
しかも、日本だとカルチャーセンター等で中国楽器をやられる方は大部分が女性でしょうけど、中国だと女性だというだけで、「優雅でいいね~」みたいに言ってもらえますし。
さて、注意された点ですが、左手に大きな問題はないけど、弓をもつ右手が硬すぎ。
もっと力抜けとのこと。
先生がこういう感じだと手首をゆらゆらさせるのを見て思わず「魚の尻尾みたいですねぇ」と言ったら、大笑いされました。
先生と一緒に弾いてもらったら、自分がびみょーに音程狂っているのがよく分かって哀しかったです。
練習するしかないんでしょうね。
さて、わたくしは子どもではないし、音大受験するわけでもないし、先生も「速成」を目指しているので(お互いに納得済)、もうスラーの練習にいってしまいました。
スラーと線の移動が混ざった変な練習曲をいっぱい弾いております。
そして、練習曲の合間に、知っている童謡などを、遊び弾きしていいよと言われています。
(先生はわたくしが童謡を自然に暗譜してしまっているのをよくご存じ…)