除夕の過ごし方―民族音楽三昧

この一週間、花火の音がうるさい…
あちこちに臨時の花火売場が特設されている。
もちろん、花火や爆竹は場所や期間が制限されているものの、おいおいこんな街中でやっていいのかというような人家に近いところで普通に花火を上げる人もいるので、夜道を歩くときは本気で怖い(^^;

わたくしは友人が多い方ではないし、遊びに出かけるのはおっくうなので、除夕(大晦日)は独り静かに家で過ごして、寝ても覚めても柳琴を弾くのでありました~~~
それから、中国音楽協会が音楽関係教材として発行した中国民族楽器に関するDVDを見ていました。
それぞれの楽器の著名演奏家が、その楽器の歴史等を語り、名曲の演奏が収録されています。手元に5巻ありますが、これで全部なのかどうかよく分からない。
「笛 塤 嗩吶 巴烏」
嗩吶を除き自分で吹ける楽器はやっぱり親近感があるので一生懸命見てしまいます。
「笙 管 蕭」
蕭の演奏家、教育家の張維良先生、やっぱカッコいいなぁ…
雪先生は学生時代、間近で張先生を見ているので「脚はこんなに細いくせに、手とか鼻の穴や口はでかくて、笛を吹くために生れてきた人だよね。」と言っていました。確かに、細いくせに鼻の穴でかいなぁとまじまじ見てしまいました。
「二胡 京胡 四胡 板胡 馬頭琴」
この類の楽器は自分で弾けませんが、日本で流行っている楽器なんだから知識はあった方がいいだろうと思って見ていました。
「琵琶 揚琴 古琴 古箏」
この部類の楽器は、あこがれですね。
古琴なんて、文人のたしなみですよね。
でも、同じ弾く楽器なのに、何で「柳琴」とか「阮咸」が収録されていないわけ?
悔しい…「柳琴」の歴史は浅いので、なくてもしょうがないかもしれないけど、琵琶があるのに、「阮咸」がないのは納得いかない。
「三弦 冬不拉 熱瓦普 都它爾」
新疆の楽器などは普段お目にかかれないこともあって、とっても嬉しかった。
しかし、何拍子かよく分からない曲や、一体、どういう音階なのか分からないものばかりで、わけわかめ。
多分、先に踊りを覚えれば、この類の曲を弾くのに役立つような気がする(基本的に踊りのステップに合っているわけだから)

さて、初一(新年1日)は、帰国します。
また、税関で持ち歩いている柳琴の説明をしなきゃいけないわけですな(^^;

何で知名度低いわけ?

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