笛子Lesson29
ロングトーン…
いつものことですが、高音を徹底的に練習しなさいとのお言葉。
「今までは高音の5と6は出ればOKにしてたけど、今度からは基準を上げて、安定して綺麗な音が長く続くように吹くこと」とのご命令が下りました。
先生にいわせると、わたくしは多分、方法は把握しているけど、ときどき忘れるし、せっかく吸った息をあっという間に吐き出してしまうので、つまりコントロールできていないので、長く吹き続けられないのだということらしい。
そういえば、以前、ブログにコメントをくださった方も悩んでいらっしゃったけど、普通に腹式呼吸をすれば息を吸った時お腹が膨らんで、息を吐けばお腹はへっ込みますが、綺麗な音を出そうと思えば、お腹で息を支えなくてはなりませんので、息を吐いているにもかかわらず、お腹は急にはへっ込まなかったりします。
もちろん息を吐ききればお腹はへこむでしょうけど、風船の空気が抜けるみたいに眼に見えてぷしゅーっとはならないわけです。
何で息を吐いてるのにお腹が膨らんだままなわけ?っていうすごい矛盾ですよね。
でも、これができずに、普通に息を吐いてしまうと、せいぜい6拍くらいしか息は続きません。
これがわたくしの大欠点であります。
「お腹の力抜くな」と雪先生に睨まれ、ひょえ~蛇に睨まれた雀の雛のようなわたくし…
「音そのものは難なく出せるんだから、今後は綺麗な音が続くように、高音の5と6だけ単独で何度も吹きなさい」と言われました。
さて課題曲は「紫竹調」
「56565617…」から始まる長いフレーズが一息で吹けません。
おまけに指がもつれるし。
そこだけ何度も吹きなさいと言われ、ちゃんと指が動くようになったので、一フレーズ吹くと今度は息が上手くコントロールできないことに気を取られて、指まですっころぶ。
「さっきまで出来てたのに、なんでそうなる?」と雪先生に睨まれ、うぇ~ん、わたくしだって知らないよぉ~
泣きたい…
次は筒音2の練習。
どうにもこうにも、筒音2に慣れずに、頭が混乱…
ちなみに、わたくしは数字譜を読むのはあまり得意ではない…というか、リズムはすぐに把握できるのだけれど(打楽器に転向しようかな)、五線譜と違って高音、中音、低音の区別がつきにくいので(数字の上に点が上とか下にあるだけなんだもん)オクターブ間違えてしまうことが多々あるのです(^^;
雪先生「あなたピアノやったことあるんだから、楽理の基本は分かってると思って教えていないけど、何で1オクターブ間違えて急に下がったりするのかしらね」
わたくし「五線譜は視覚的に1オクターブ見間違えようがないですけど、数字では音の高低をイメージしにくいからですよ。ちなみにアホかと思われるかもしれませんが、わたくしは五線譜は絵として認識しているので、音が4度上がるとかそういう数字的な概念で考えるまでもなく、感覚的にこれぐらい音が上がるという風に見ているわけで…」
雪先生「・・・・」