防音について考える

LESSONメモに入る前に愚痴を書かせてください。

どうして日本ってところは他人の音に対してこうもうるさいのでしょうね。
帰省中の10日程度の間、練習場所に困りました。
お陰さまで年明けのレッスンはぼろぼろでございました。

ちなみに、先生方はどういうところに住んで、そのくらい練習しているのかと尋ねたところ、笛子の雪先生は「ふつーのアパートに住んでいるけど?」とのお返事でした。
別に音大生ばかりが住んでいるとかいう専用物件ではなく、本当にフツ―のアパートのようでございます。
「昼間なら2時頃のお昼寝の時間以外は平気よ。夜は9時前なら平気よ。」と言った後で「それから、昼間に誰かが“うるさいよ”的な意味で壁をたたく等の反応があったとしても、そんなもの関係ないわ、私は吹くのをやめない」と付け足したのでありました。

そらそうだ。
先生の音はわたくしの下手くそな音とは比べ物にならないほど、大きくてある意味、うるさいもんね。
こういうのは、例え上手に吹いたとしても、そういう問題ではなくて、それ自体が気に触るということなのだから、どうにもならない。

そして龍海先生にも、どういう所に住んでいるのかと尋ねたら、やはりふつーのアパートだとの回答。
「え?でも先生の家にはピアノあるのよね?それに先生の息子さんは音大生だったよね?」と更に聞き返したところ、「壁にはカラオケ屋なんかにある防音壁くらいは貼ってあるけどね」との回答。
あーびっくりした。
でも、ちゃんとした防音室ではないのなら、やはり音は隣の家に聴こえているよね。

日本は暮らしにくい…
そして、日中の最大の違いは、中国人は他人のことを気にしないという、ずぶとい神経をお持ちだということでしょう。
日本なんて夜中に洗濯機回すだけで文句を言われそうで気をつかわなけばならない環境だと言ったら、笛子の雪先生は「日本の家屋は相当壁が悪いのね」とおっしゃる。

いや、そういうんじゃなくて…(^^;

Comments are closed

Ringbinder theme by Themocracy