笛子LESSON25
あいかわらず、高い音が綺麗に出ないんだよね~
もう、年だから、一生懸命になっても横隔膜が上手く動かねーんじゃないかと諦めています。
まぁ、それならそれで、低中音だけで吹ける曲しか人前では吹けないけど、もうどうしょうもねぇかって気もしている今日この頃です。
先生も多分、半ばあきらめていると思います。
いい大人のど素人にはここらが限界なんじゃないかって(でも先生は多分わたくしの年齢を10歳くらい下だと勘違いしていると思うけどね)。
前までは、これは基本中の基礎だからと言ってものすごく叱られながら、何度も何度もお腹を押さえられてレッスンしたんですが、最近ではこれは、自分で気長に練習して、技巧のレッスンをどんどん先へ行きましょうかって感じだし。
忘年会用の「金蛇狂舞」をおさらい。
やっぱ、言われちゃうのは「あなた、ちゃんと吹けてるけど、どうして、そう面白みに欠けるのかしらねぇ」ってこと。
ははは、音楽の「表現」以前に、間違えずに吹くのが精いっぱいってことなんですよ(^^;
そして、「美麗的姑娘」は再度、練習してらっしゃいと言われました。
相変わらず、高音の息が続かないんですよね。仕方がないので、ホントは息を吸うところではないところに、ちょっと工夫して息をすってもよしというアレンジをしました。
そして新年休みの課題は「紫竹調」です。
簡単だから、すぐマスターできるでしょ、と言われました。
まぁ、確かに、これ曲そのものを知ってるし、1級の曲だよね(中国の場合、数字が大きいほど、難易度が高いので、1級といえば初級中の初級であります)
でも、時間あるかなぁ。
そして新しいことを教えていただきました。
今までは筒音5(指を全部塞いだ時の音をソとする音階)で吹いていましたが、今度は筒音2(指を全部塞いだ時の音をレとする音階)をマスターしましょうとのこと。
はぁ、頭こんがらがりそう…
【独りごと】
笛子を余りご存じのない方のために説明しますと、笛子にはいろいろな調の笛があります。
例えば、F調(中くらいの長さ)の笛子ですと、片手で上から3個の穴をふさいだ音が絶対音のFになるのです。
全部の穴をふさいだ状態(筒音)がCなのに、なんでF調の笛子なのにC調の音になるのって、疑問に思われる人もいるんですね。
わたくしにはそっちの方が驚きでしたが、以前、和楽器店で、わたくしが3つ穴を塞いだ状態で、これは何の音って聞いたら、すごく驚かれました。
そういう質問は珍しいと。
普通は前開か全部塞いだ状態で、これは何の音って聞く人が多いわけですよね。
そして、F調の笛は絶対音で示すと一番低い音から指を開けていくに従ってCDEFGABと吹くことになるのです。
しかしながら、筒音5として吹く場合は実際の音Cをソと読むわけです(^^;
ははは、日本人はハ長調のドレミだけを何度も学校で教えられるので、C=ドの呪縛から逃れにくくて混乱するよねぇ。
現実には、F=ドとかD=ドの音階があるのにね。