笛子という中国民族楽器
笛子という中国民族楽器(日本の横笛みたいなもの)を年末、大人買いしたことは確かかいたような気がしますが、その楽器の紹介をしていなかったわ。
これがわたくしの笛子です。F管です。音域や楽譜を読むときの便宜を考えたらC管にすべきだったのかもしれませんが、そのとき楽器を売ってくれたお兄さんがF調の音が最も笛子らしいと一生懸命薦めるのでそうしたのです(C調は管が若干長くなるので女性向きではないと思ったのかしらん…でもわたくしの手はその辺の身長170センチくらいの男性よりも大きく指も長いので楽器演奏には不自由しないはずですが)
お恥ずかしいことに、仮に太っても手や手首には全く肉がつかない体質らしく、わたくしと手をつないでも女性と手をつないでいる感触はないと思います。
この笛子、見たところ要するに横笛ですが、「なーんだ、日本の横笛と同じじゃん」と思った、そこのあなた、甘いです。
よく見てください。
吹き口(写真左の穴)の穴の横に変な穴があるでしょう(写真右の穴)。
そこに薄い葦の皮の膜が貼ってあります。
(実は最初は竹の皮だと思っていたのですが実は葦だと後で知りました)
この葦の膜が振動するため独特の音色が出ます。
この葦の皮の膜は時々貼りかえることになりますので消耗品です。
左が葦の膜で、右がこれを水に溶いて使う糊みたいなもの。
教えてくれる人がいないので、楽器屋のお兄さんが教えてくれた基礎知識+DVD(中国の有名な演奏家のおじ様が素敵な中国語で技巧を語ってくれます)を見てとりあえず覚えているところ。
やっと、チューリップとキラキラ星は吹けるかも(なんとも低レベル)
本当はクラシックの主旋律を吹いてみたい…
しかしながら、民族音楽楽曲は、基本的に五線譜ではなく数字譜(1から7の数字と記号で表す簡単な楽譜)を使用するので、楽譜が見づらい。音の高さをパッと見てイメージできないし、正直、練習曲そのものを知らないので、まずは耳で聞いて覚えるしかないのかなって感じです。
たぶん、独学ではこの辺がもう限界なので、どこかで先生を見つけてこないとなぁ。
これから暖かくなるので、毎朝、公園で練習できるだろうし。
今は、部屋で夜中に吹くわけにはいかないので、土日の1時間くらいちょろっと吹くだけだから全然、進歩しないよう。
工夫次第で音を抑えられる弦楽器にしとくべきだったか(^^;もう遅い。
誰でも程度の差はあれ、好きなことに関してはものすごく没頭するかと思いますが、お勉強の邪魔にならない程度に笛子で楽しませてもらおうと思っています。
朝、笛子の練習をしていて、夜まで出勤を忘れたら洒落にならないわね。