笛子の音
笛子とは、その名の通り横笛で、日本語読みなら「てきし」、中国語読みなら「ディーズ(dizi)」、あえて英語に訳せば「チャイニーズフルート」という中国の民族楽器です。
で、これがどうしたかといいますと、先日、購入したので、休みの間に練習しようと思っていたのですが、ずっと仕事やパソコンの引っ越しで忙しくて、今日になってやっと落ち着いて時間がとれたため、ちょこっとだけ練習しました。
やっとチャルメラの音が出せたくらいでしょうか(笑)
そもそも、リコーダーと違って、息を吐けば音が出るというものではないので、何もそんな簡単じゃない楽器を選ぶなと怒られそうですが、ちょっとくらい難しくないと面白くないかなと思ったのです。
購入した際、1回だけ楽器店の販売員のお兄さんに30分くらいいろいろ教えてもらっただけなので、この先どうしようかなって感じです。
楽器店のお兄さんが最初はとにかく初心者でも音が出る楽器をすすめてくれたにもかかわらず、わたくしがこれがいい、と言ったために、何度も吹いて見せてくれて、わたくしがふーふーして音がでないときに、横から笛の角度をいろいろ変えてくれて、とりあえず音が出るまでわたくしにつきあってくれました。
何だかよくわかりませんが、とにかく口の形は「微笑」なのだそうです。
音は出るのですが(だから一応楽器屋のお兄さんもわたくしに売ってくれたのでしょう)、綺麗な音が安定しません。
笛子は「鮑向前先生制作、ブランドものだよ」、とお兄さんに説明を受けて、民族楽器に詳しくないわたくしは、「まぁ、とりあえず、その辺のお土産売り場で売っているような音の狂った安物ではないのね」くらいに思っていたのですが、今ホームページを拝見したところ、本当にちゃんと名の知れたブランドだったので、驚きました。↓
http://www.xqyueqi.com/main.asp
何せ、原始的な竹製の横笛なので、マウスピース、リードなどの別部品は存在しない…
教本のDVD(中国語)を見たら、講師いわく「口の形や唇の形には個人差があるので、絶対にこうという口の形は教えようがない」「唇も楽器の一部だね」などと言っているのを聞いて、唖然。。。(楽器店のお兄さんは「簡単、簡単」と言っていたのになぁ)
しかも、楽器店で吹いているときはたいして大きな音じゃないと思っていたけど、家の中で吹くと大きな音ね。
これでは公園で練習するしかないよ。
春まで練習するところに困るよう。
とりあえず、雑音でない楽曲を誰かに聴かせたかったら、北京で誰か教えてくれそうな音大の学生さんに家庭教師を頼むしかないのかしらん?
二胡の教室の生徒募集広告はよく見るけど、笛子ってどうなのだろう。