柳琴Lesson9
同日の午後に笛子のレッスンもあったので、そのボロボロ状態を引きずったまま、夕方のレッスン。
当然、こっちもボロボロ。
ポジション移動の練習曲に入る以前に、その準備練習である6本のフレーズを速く正確に弾けない。
龍海先生、ぼそっと「これがお前にとってこんなに難しいとは、全く予期していなかった…」
すみません、本当に不器用で…
多分、楽器に触ってみようと思う人というものは、器用な人が多いのかもしれませんね。
わたくしのように出来ないのに、触り続けられる人というのは、かなりマイノリティなのかもしれない…
子どもの頃、ピアノの練習曲が何度練習しても弾けないので、悲しくなって、泣きながら自分で自分の腕に噛みついて血を流したことがあるのだけど(手を痛めるから、そんなことしちゃいかんのにねぇ)、それでも弾きたかったのだから、ほんとしょうがないねぇ。
ある意味、器用な人ですぐに弾けるようになる人ほど、ちょっとかじってすぐ止めてしまうのかもしれません。もうXXが弾けるからいいや、って感じでね。
わたくしのように、どうにもこうにも出来ない人間は、いい歳になっても、楽器をあれこれ替えながら、何だかんだと止められない。
【独り言】
「匠」と呼ばれるような職人さんでも、最初から器用な人ばかりではないとか。
案外、ちょっと不器用な人の方が、注意深いし、いっぱい練習するから、いいものを創れるようになるのだとか。
はたまた、楽器関係の先生曰く「まったく何も出来ない素人に教える方がちょっと出来る人に教えるよりよっぽどいい。自己流の変な癖がついていないから、ちゃんと育ててあげれば、きちんと上手くなる」
というわけで、バカにはバカなりの、不器用には不器用なりの、ど素人にはど素人なりのいいところがないこともない、ってことで締め括りたいと思います。