掀起ニイ的盖頭来
標題は新疆ウイグルの有名な民謡です。
邦題は「ベールをあげて」、女子十二楽坊も演奏してますから、皆さん結構知ってる曲ですよね。
実はわたくし、この曲が大好きで、毎日、朝も夜も笛子で吹いています。
西北部・新疆ウィグル自治区に暮らすウズベク族の結婚式でよく歌われるそうです。
あぁ、もっと若い頃から中国音楽を習っていたら、誰かの結婚式で吹いてあげられたのに…
…でも、もう一回結婚式する友人がいたりする可能性がないとはいえないよな(をい)
もっともわたくしの奏でる楽譜はシンプルでして、プロの演奏家が使用する難しい技巧などは使わず、いわゆる素描みたいなメロディだけで吹いていました。
そしたら、笛子の先生(先々週から、某先生の演奏ツアーに御供して北京不在の雪先生に代わってお姉さまの潔先生になりました)が、来週、これやろう!と言いました。
わ~~~い!!!新疆のメロディー大好き~
ついでに、滑音という、指を滑らせて揺らいだ音を出す技巧も、やってみようと教えてくださいました。
う…嬉しい。自分の素描の「ベールをあげて」が二色刷印刷になりました!
いつになったら、フルカラーになるんでしょうね(^^;
ちなみに、わたくしのお遊びで吹けるレパートリーは
「兎と亀」
「かえるの歌」
「茉莉花」
「掀起ニイ的盖頭来」
「トルコ行進曲」
ってなところでしょう…
まぁ、他にも楽譜見ればいわゆる童謡とかのメロディなら何だってできるけども、それは「演奏」って言わないわね(^^;
「お遊び」です…
初級者ですからレッスン時は延々、基礎技巧の特訓であります。
本人も別に簡単なレパートリーだけが増えたって面白くもなんともないって思ってるし。
先生には、いつも「息をもっと速くたくさん吸いなさいっ!」「お腹で息を支えきれてないから、高音が通ってない!」って叱られてるし…
ところで、このブログ、「日記ブログ」だから何でもありでいいんだろうけど、やっぱり本当は方向性があったほうがいいとは思っているんです。
研究ネタを書くのは時間がかかるので、月火水は音楽レッスンネタで(こんなバカで不器用な初心者でも、恥ずかしげもなく習い続ける奴がいるって事実は、多少なりとも人の役に立つかも)それ以外は多少なりとも中国社会や中国法に関するネタにしとこうか、とか検討中です。