酔う

何もお酒だけが人を酔わせるわけではありません…
わたくしはお酒は飲めませんが、よく酔っぱらいます。

昨晩は「音」に酔ってしまいました。
単調な技巧練習に飽きてしまわないように、龍海先生はよく童謡で遊んでくれます(童謡好きだって言った覚えはないのに、見抜かれている?)。
昨夜は「きらきら星」の変奏曲を何十回も繰り返しましたが、繰り返すたびに、先生は適当に主旋律をアレンジするので、聴いていて飽きません。
いぢわるにも、先生はわざと途中でテンポを変えて、こっちに早弾きさせたりするのですが、合わせるのが面白い。
で、だんだん音に酔っぱらってきて(こんなに気持ち良くなったのはひさしぶり)最後は伴奏しながら眠ってしまいそうになりました(おい)。

来週は技巧練習に疲れたら、「一分銭」を弾いて遊んでいいよとのこと。
これは、聞くところによると中国の童謡で、道で小銭(1分)を拾った子どもが警察官に届け出て、いい子だねぇ、っていう道徳教育が盛り込まれた童謡らしいのです。
で、今朝、同僚に聞いてみると、誰でも知っている歌らしく(しかもお遊戯まであったようだ)、弁護士秘書Wさんに大うけ。
そっかぁ、そんなに楽しい曲なら…ぜひ、マスターせねば(しかし、大人のお稽古は普通、こんなことしないよなぁ)

他にも酔っぱらうといえば、論文を書いていたり、翻訳をしていて酔ったことはありましたね。
いわゆるハイになるっていう状態ですよ。

前にも書いたかもしれませんが、わたくしは困ったことに好きなことに関しては「集中力」がめちゃくちゃあるのです。
ですから、眠ってしまって駅を乗り過ごしたことはありませんが、本を読んでいて乗り過ごしたとか、考え事をしていて降りる駅を間違えたとかはよくあります。
朝、本を読んでいたり、楽器を弾いていて出勤時間を忘れていたとかも…

朝、起きるのに実は目覚ましは要りませんが(自然に目が覚めます)、何かを始める前は、携帯アラームでも鳴るようにしておかないとお酒を飲まないのに昼間から酔っぱらい時間を忘れるので、とっても危ないのです(爆)。

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