柳琴に浮気?

吹奏楽器の才能ないかもと真剣に悩んだ末、ちょっと浮気をしてみようと思います。
所詮、趣味なんだから、楽しくできそうなことに浮気をしてみようと。

本当は琵琶を弾いてみたかったけど、一応、入門DVDを全部見てみたら、あれは本当に難しいと実感。
誰に聴いても難しいというしね。
経験を考慮すれば、擦弦楽器を選ぶべきなんだろうけど、二胡はどうしてもニシキヘビがキモいので、やっぱだめ。

で、またもやフラフラと弦楽器屋さんに入って行ったら、わたくしの容姿を見た楽器屋のおじさんは、「君さぁ、身体大きいから「古箏」とか「中阮」がいいんじゃない?」とおっしゃる。
くすん、何だ、いつもいろんな人に古箏や中阮のような大きい楽器をすすめられるのは、単に身体がでかいからなのか…
なんだかんだと「柳琴」に魅かれて、あれこれ話しこみ…
おじさん二人があまりにもわたくしに親切だったので、結局、買ってしまいましたよ(^^;
小さな琵琶みたいな楽器ですが、琵琶は指全部使って弾きますが、これはピックで弾きます。

まけてといっても、80元しかまけてくれないおじさんたち。
おじさんの提案は「ソフトケース、替えの弦、ピック全部つけてあげて、日曜の夕方に店に来れば、先生の基礎講座6回を無償で受講、これでどうだ~」だということで、じゃ、教えてくれるならそれはそれで、ありがたいやってんで、契約成立でありました。

しかし、おじさんの演奏はよく分からなかった…
恥ずかしがるおじさんに無理やり弾かせてわるかったなぁ。
最初はわたくしの知らない中国の古曲を弾いてくださったのですが、そのうち、定番の「さくら さくら」を琵琶風に演奏。
しかし、楽譜もなく暗譜していないらしく途中から作曲しているおじさん…
もう一人のおじさんが、「お前、違ってるじゃん」とまるで漫才のように突っ込む。
仕方がないのでメロディを歌って差し上げました(歌ってあげれば、音を耳で拾えるでしょう?)
そして、お遊びで「北国の春」も弾いてくださいました。

あ、でも、これはこれで、パーフェクトでなくても気にするな~っていうメッセージがあって勇気出るかも。
「音楽を奏でてください」と本日のレッスンで先生に言われたセリフがふと頭をよぎるのでありました。

いいじゃん、どうせ趣味なんだから、楽しくやるよ。
笛子の雪ちゃん先生には内緒なのだ。

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