巴烏の4の音について
昨日、巴烏には4の音(ファ)がない、F調の巴烏ですといわゆる絶対音のB(シ)がないと言ったばかりですが、何とびっくり、ありました。
入門書にもないって書いてあるし、ないものだと思っていたら、ちゃんと出るじゃん。
ソプラノリコーダーに似ているから、もしかしたらと思いつつ、ソプラノリコーダーの高音Cの音を出す運指(上から二番目と後ろの穴だけ押さえる)をしてみたら、見事に絶対音Bの音が聞こえる。
自分の耳は信用できないので、YAMAHAのチューナーの電源を入れて確認してみても、ちゃんとBって表示される。
あらら、雲南の民謡には4の音がないから、別にどうってことないけど、嘘つきだな。
これで、低音の5(ソ)から中音の6(ラ)まで、つまりF調の場合、絶対音で言うとC(ド)からD(レ)までの9音が出ることが分かりました。
例の私の得意な曲以外には、「蛍の光」なんかを吹いてみましたが(楽譜を見なくても適当に覚えているので、つい…)、ものすごく合いました(^^;
フルスの教則本や楽譜集を使用すればいいそうなので、ぼちぼち、雲南省の民謡を覚えたいと思います。
手にとったその瞬間から誰でも音が出せるので、2、3カ月も真面目に吹き続ければ、それなりに聞こえるようになるというお勧めの楽器です。
(もっとも循環呼吸等を使用して長ーい音を出し続けようとかするのであれば、相当の訓練を要するかもしれませんが。)