二胡LESSON61

本日は何故か調子がいい(^^)
音程、相変わらず狂っているけど、狂っているのが分かっているならいいやって感じ。
(割り切りすぎもよくないんだろうけど、私の場合は病の域に達しているので、こういう気分になれるのは稀)

音程が狂うのはやっぱりポジション移動を繰り返すと、虎口が元の位置まできちんともどってきていない、という根本的な問題。
直すのはやっぱり練習するしかないという基本的な問題。
手っ取り早い解決方法があるはずもなく…

それから、家では苦手な部分(だいたい二小節区切り)を繰り返して練習するわけだけども、その二小節がスムーズに弾けるようになったはいいけど、その二小節に入る前の1小節とうまく連結されていないという問題が。
「先生が練習にずっと付き合うわけにはいかず、9割は自分で練習する時間よね。その自分の練習がきちんとできてないと、効果はゼロ。どう練習したらいいか分から人実際多いよね。どう練習したらいいか教えるから、とにかくそういう風に練習してみて」
というナナ先生。
例えば、十六分音符で、3つのポジション移動、又は第一ポジションから中間のポジションを通り越していきなり高いポジションに移るような音符の連続で、それをすべて一弓で弾かなければならないような場合。

まず「分弓」、遅い速度で弾く。
それで音程、リズムに狂いがなくなったら、二音ずつ連弓にする。スピードも徐々に上げて見る
それができたら、4音ずつ連弓。
最後にすべて連弓。
その小節が綺麗に弾けるようになったら、前と後の小節とのつながりを意識して滑らかに弾く。

よく、舞台上の1分は舞台下の10年と言うけど、そのとおりだと思います。
一曲だいたい5分としたら50年かけないと一曲弾けないじゃん(笑)

今のわたくしは、十六分音符が続くところなどは、慣性で弾いてしまっているため、実は音符の一つずつが均一ではないのですよね。
とくに薬指から中指、薬指から小指に移るときに、指がどんくさいために、若干遅く、その他の指の順序の時が標準のスピードで走るから、結果として同じ十六分音符ではなくなってしまうのでした。
実は今、三弦でも十六分音符を連続して長く弾く練習をしているのですが、そのせいもあって、頭の中はいつも「タタタタ タタタタ タタタタ タタタタ・・・・」
打楽器奏者の方なんかは人間メトロノームとかって言う感じなんでしょうね。
気が狂いそうです。
よく思うのですが、器楽の先生をしている人は多分、日頃からリズムの狂いと音程の狂いをものすごく精密に聴き分けておられるわけで、疲れないのでしょうか?

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