ニ胡LESSON46
相変わらずの「両手配合練習曲」
楽譜に書いてある速度よりずいぶん遅いスピードで、あくまでも弓使いを正確にすることに気をつけて弾いております。
今後、どういう方向で練習していきたいかとナナ先生に聞かれました。
もともとは、中央音大考級の3級レベルがクリアできればいいという感じだったのですが、先生曰く、こんな感じだったらそれはクリアできるはずだから、今後どうしたいか、それによって教え方も変わるとのことです。
しかしね、子どもじゃないから、簡単に目標を設定できないんですよね。
わたくしが10歳の子どもだったら、「将来、ニ胡の先生になりたい~」と無邪気に答えられるけど(笑)
まぁ、目標というものは、環境の変化等によって、どんどん変わっていくものだけど、おおざっぱに「前に習ったことを固めたいか」「先に進みたいか」という選択を迫られました。
そして、わたくしは「先にいきたい」を選択しました(^^;
「じゃ、要求も高くなるし、練習もじっかりしないといけないから、覚悟してね」と先生に言われたのでありました。
本日の問題点
長弓 拉弓から推弓にかわるとき、あるいは推弓から拉弓にかわるとき、手首が鍵になると思うのですが、手首そのものはちゃんと使えているそうですが、変わる瞬間に速度が速くなるのだそうです。長弓しているときは別にさほど気にならないだろうけど、曲を弾くとその癖は致命的に曲をぶち壊すので、ちゃんと直さないといけない言われました。
成人の学習者に共通して言えることかもしれませんが…
指の機敏性に欠ける…
(ははは…しかし練習次第で何とかなる人もいるのでがんばってみるしかないのですが…)
ビブラート
全体的に方法はきちんとつかめているけど、音程の上下の速度が均等ではないところがたびたび出現するので、とにかく均等を目指してと言われました。
「手の動かし方を均等にしようと思うよりは、音が均等に上下しているかで、自分の手の動きを判断する方が分かりやすいでしょう」とのことです。
そういえば、これは三弦の先生にも言われたなぁ。
「指が正しい軌道で動いているか、正しい角度で弦に触れているかは、結局のところ、速度が早過ぎて眼には見えないから、音を聞いて正しいかどうか判断すればいい」
確かに、どんな時にどんな音がするのか、きちんと聴き分けていれば、自分の状態が客観的に分かりますね。
そのためには、どんな音が正しい音なのかしっかりつかんで忘れないことが大切なんですが(^^;
わたくしは耳の敏感度も記憶力が超悪いんで、たびたび、先生の正しい音を聴かせてもらわないと、わすれてしまうんですが…
そして、ある意味、変な所にだけ敏感で、楽器が違うと音色や響き方が違うので、方法が正しくても「これでよかったのかな?」と不安になったりする(^^;
音で判断するのも難しいですね…