手の大きさについて

22日から24日まで中秋節のお休みでした。
休暇中、柳琴の先生のお宅を訪ねて江蘇省の徐州におりました。
いや~北京とか上海とかなら、道も心得ているし、お買いものに行ったり、観光したりとか独りでも遊べるのですが、徐州ってどうしていいのかほんと分からなくて、結局、先生と先生の息子(同じく先生なんですが…)と先生の学生にくっついて(?)過ごしました。
日記は後日アップします。
先生から中国語でも書いてと言われており、書いたのですが、文法チェック、内容チェックをしていないので、まだアップできません。
とりあえず、ちゃんと北京に戻ったことを書かないと、心配する友人がいるので、どうでもいい話題など…

さて、楽器を弾くようになってから、他人の手がやたら気になるようになりました。
先生にて会ってまず、言ったセリフが、「先生の手を見てもいい?」

どうぞ、と差し出した先生の手は、まぁ、大きいのですが男性なら一般的な大きさ。
わたくしと手を合わせてみると、わたくしの方が明らかに指が長い。
そこで、負けるものかと思ったのかどうか知りませんが、先生は「こっちは右手だから長くないけど、左手はもう少し長いんだよ」と言って両手を合わせて見せてくださいました。
ほんとだ、先生の左手の指は明らかに右手の指より長い。
「子どものころから、柳琴弾いているからね」とおっしゃり、「息子はもっと幼いころからやっているから、もっと左右の差がある」と教えてくれました。
ひょぇ~そんなに違うものなんだと思いましたね。
そういえば、子どもの頃、琵琶を弾いていた友人は、手の広がり方が左右で明らかに違いました。そんな彼女が真剣にピアノを弾いてみると、左手は上手なんだけど、右手がちょっとどんくさい。
普通の人がピアノを弾く時は、右手は器用に動くけれど、左手がどんくさいのだけど…

あぁ、やっぱ、子どものころからやっている、って全然違うんだなぁ(当たり前ですね、4、5歳、遅くても7歳くらいから20年以上やるわけですから)、どうせ、わたくしは大の大人になってから始めたからねと内心拗ねていたのですが、後で自分の両手をきちんと合わせてみてビックリ。
左手の指の方が微妙にちょっとだけ長い…
え~うそ???
わたくしなんて、柳琴にせよ、二胡にせよ、学習期間1年未満だよ?
いつも、「くそう、指がきちんと広がらないと音程が狂うじゃねぇか」と一生懸命、指を伸ばして弦を押さえていたら、伸びるものなんだねぇ…驚き。
子どもの頃からやっていると、身体がその楽器の必要性に合わせて成長するというのは知っていたけど(バイオリン奏者等の歪み方は分かり易いそうですが…)、子どもでなければ、指が伸びたりすることはないと思っていたのに。

2 Responses to “手の大きさについて”

  1. くるみ より:

    「関節周りの筋肉や筋が柔らかくなる」って言われたりしますけど
    普段は縮める方が主の指の関節周りの筋肉などが
    伸びる方にも発達して 関節を押さえつけるばかりではなくなり
    本来の長さになってきたんでしょうね。
    游鯉さんの努力の賜物ですよ。

    多分、ストレッチしているうちに膝のがきちんと伸びる様になった、
    とかっていうのと同じです。
    因みにピアノだと水かきが出来てきます。
    指を広げるので間の肉邪魔になり筋も伸びる様になってくるので
    薄くなって水かきが立派になってきます。(笑)

    興味深くて良い休暇でしたね。

  2. 游鯉 より:

    くるみさん、こんにちは~

    >>因みにピアノだと水かきが出来てきます。

    へぇ、そうなんですか。
    アヒルみたいになってくるんですね。
    楽器によって、たこの出来る位置等が違いますから、いろいろな人の手を見せてもらっていれば、そのうち、どの楽器を弾いているのか聞かなくても分かるようになったりするかな?
    腕とかも太くなったりするんかいな~???

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