柳琴LESSON45

忘年会の出し物で鈴兒響叮当(ジングルベル)を合唱・合奏しようと企んでおります。
レベル低いくせに、人前で弾こうなんていい度胸してますよね。

昨年は「金蛇狂舞」「幸せなら手を叩こう」「ドレミの歌」でした。
事務局も盛り上がらないのは困るので、新入スタッフを引っ張って(脅して?)何かやらせたがるわたくしにかなり好意的です(^^;
今年は、鈴兒響叮当(ジングルベル)と掀起你的蓋頭來(ベールをあげて)で行きたいと思っています。
新疆手鼓も買っちゃったし~(若い男の子に叩かせるつもり)
若い女の子には新疆ダンスでも踊っていただきましょうか(ふふふ)
で、わたくしは掀起你的蓋頭來(ベールをあげて)で笛、ジングルベルで柳琴を演奏するつもりでいますが、ジングルベルは単純に旋律を弾くだけだと、かなり冴えない。
擦る系の楽器(例えばニ胡)はたいしたことしてなくても、全くの素人だと綺麗な音が出ないというせいもあるのか、「すごいね~」となり、笛子も全くの素人だと音自体が出せないせいか、音が出るだけで「すごいね~」となるけど、弾く系の楽器は、素人がピンと弾いただけでも音が出るせいか、「バカみたい」って思われがちのような気が…
「バカみたい」にならないようにしようとしても、王恵然先生の楽譜のように和音とかいっぱいの複雑且つ速い演奏は技術的に出来る筈もなく…自分の今のレベルでどうにかなる程度に華やかにしたいのだけど、どうするんだ~???
忘年会は30日よ~

というわけで、ゆう先生に「どうにかしてくださると嬉しい」とお願いしたのでした。
専門の学生に対しては、X年(一人前になるまで)は人前で弾くなとか言うのかもしれないのでしょうが、ゆう先生もわたくしに対してはそんなシビアなことはおっしゃらず、何とかしましょうと請け合ってくださいました。
クリスマスが近くて、あちこちで演奏の機会があるこの時期、某大学の芸術会館練習室はどの部屋も練習する人でごったがえしていました。
そこで、ゆう先生のパソコンからコピーした比較的やさしい柳琴のジングルベル模範演奏を聴きながらレッスン開始です。
「楽譜ないから、MP3を聴きながら、口伝えでレッスンしましょうか」ということになりました。
先生と「聴音」しながら、まずは歌ってみて、次に先生の演奏を見よう見まねで演奏。
まるで、大昔の教授法に戻ったみたいなレッスンですね。
曲の半分くらいまで教えていただきました。
もたもた演奏するわたくしにゆう先生、不安を覚えつつ
「で、いつが忘年会なの?」「30日です」「え~あと何日もないじゃない、猛練習しないと間に合わないわよ!!!」と焦る先生とは反対にわたくしは「そうですよねぇ」と呑気。
柳琴の演奏が間に合わなかったら、途中から笛に持ち替えちゃえばいいかと…(^^;
ゆう先生はいい人です。
「私、来週末、演奏旅行に行っちゃうからX日まで戻ってこないし、あ~、もう、こうなったら、私が北京に帰ってきたら毎晩いらっしゃい!でないと間に合わないかも~!!!」

ゆう先生に毎晩つきあっていただかなくてもいいように、ちゃんと練習しようと思います。
不肖の弟子でゴメンナサイ。

【余談】
ゆう先生の柳琴を初めて見ました。
もちろん何把もお持ちなので、そのうちのひとつ。
フレットが鉄を打ちこんだ竹ではなく、骨でできているやつだったので、音が軟らかかったです。
そして、音窓には窓がはめ込まれておらず、そのまま空けっぱなしなので、音が大きく響くかも。
孟憲洪先生も言っていたけど、窓は見た目が綺麗だからはめ込むけど、本当は穴だけ開けてそのままの方が音が大きくなるので、大舞台に向いているのだそう。
そして、意外にも、琴がすごく軽かった。
つまり紫檀等の重い木じゃないのよね。
ある先生の琴はもっと重いので、自分の琴はかなり軽い方だと思っていたので意外でした。
そういえば、ゆう先生、わたくしの琴を持った時「初級レベルの人には重すぎじゃない?」と言っていたなぁ。

2 Responses to “柳琴LESSON45”

  1. くるみ より:

    メロディーが入っている伴奏音源を使ったら如何でしょう?
    音源と自分でメロディーは少なくとも2人の斉唱(?)になりますよ。
    予め音源に自分の演奏を足しておくと 本番で自分のも入れると3人になりますし。

    ヤマハの音楽データショップは そちらから見られますか?
    ここの音源は、ガイドメロディの大小・オンオフ キーのアップ・ダウン
    テンポの変更など 無料の専用ソフトで 使い良い様に変更できます。
    結構 重宝ですよ。

  2. 游鯉 より:

    くるみさん、こんにちは~

    >>ヤマハの音楽データショップ
    昨年、お世話になりました(^^)
    専用のソフトがあるとは知らなかったな~

    う~ん、仕事が超忙しいので、皆で合わせる練習ができないと思う。
    多分、ぶっつけ本番?
    だから、あえて、暗譜の必要のない、練習しなくてもいけそうな曲を選んでいるんだけど。
    そういうところ、日本と違ってかなり楽天的なんだよね。

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