二胡LESSON21
今回は、今後のことについて話した時間の方が長かったです。
「将来、中央音学院の二胡考級を受けてみたいと思うのですが、3級ぐらいだと何年かかるでしょうか…もちろん練習時間や個人差があるので決定的に何時間とは答えられないとは思うのですが…(中央音学院の3級はその他の試験の4級、5級レベルですが…」
と恐る恐る質問してみたところ、
「これまでの経緯からみたところ、2年も3年もかからないと思うわよ」と前向きなお返事をいただき、2つの方法があると思うけど、これからどうするかという話になり、
1、今までどおりの基礎練習と試験対策を同時進行
メリット、早くから準備できる。早くからレベルの高いものに触れて感覚を養うことができる。
デメリット、とにかく負担が重い。
2、今までどおりの基礎練習を引き続き行い、だいだい固まってきたかなと思った頃、試験対策を始める。
メリット、負担が軽い
デメリット、いつ、試験対策が始められるかどうか、はっきりしたことは言えない。
結局、1でお願いしますと答えました。
まぁ、無理そうだったら、そのときに調整しましょうか、という感じ。
そして、ナナ先生「だったら1時間じゃ足りないわよね、この先、私、もっとたくさん喋るわよ、きっと」とおっしゃるので、
「では、1時間半か2時間ぶっ続けでレッスンお願いしてもいいでしょうか?」
と返したら、
「ははは、あなたの集中力が持続できるなら、それでいいけどね」
というわけで、試しに次からは2時間ぶっ続けてみようということになりました…
大丈夫かな…でも二胡って別の楽器と違って全然疲れないから、ほんと、助かるよね。
龍海先生(仮名。最初の二胡の先生)もそうだったけど、たとえ現状で無理そうでも「やってみたいなら、がんばってみればいいじゃん、協力するよ~」と楽観的なんですな、中国人の場合。。。
で、話がついたところで、基礎練習へ突入。
前菜 DGFACB♭調の音階
メインディシュ 「二胡音階練習」王国潼編著 人民音楽出版社
7.D調上把位模進練習一
9.D調上把位至中把位模進練習一
14.D調上把位至中把位音型模進練習二
27.G調上把位模進練習二
28.G調上把位至中把位模進練習一
32.G調上把位至中把位音型模進練習二
39.C調上把位音階模進練習一
41.C調上把位音階模進練習三
43.C調上把位音階模進練習五
58.F調上把位音階模進練習一(前回からの持ち越し)
59.F調上把位音階模進練習二(前回からの持ち越し)
77.B♭調上把位音階模進練習一
上記7の付点音符、乱れまくりのわたくしにナナ先生は
「あなたの付点音符の“理解”は正しいけど、実際の“音価”は間違っているわよね…」
ははは…先生、一生懸命、慰めてくださってありがとう…
弓の使い方がよく分かっていないので、八分音符で元の位置まで戻れないことが、リズムが狂う原因なのでしょうね。
付点音符は出来るだけ弓を短く使って、八分音符は速く弓を返す、これができな~い。
そしてナナ先生は、こういう感じ、とお手本を見せてくれた後、「がんばって練習してきなさい」と言いレッスン終了であります。
つまり、今回、7以外は聴いてもらう時間がなかった。
来週へ持ち越しです。
デザート 先生のアドバイス
「前回も言ったけど、性格は音に現れるのよね。今まで、いろんな子に教えてきたけど、全部、音色に性格って反映されるのよね」
(それは本当にそのとおりだと思っています…)
「あなたの場合、 結果として“弾けない”のではなくて、むしろ数か月の初級レベルにしては音程合っている方なのに、最初から“弾けないかもしれない”とおびえながら、あきらめて弾いているでしょう?直しなさいね、その悪い癖!」
というようなことを言われました。
前から不思議に思っていることなのですが、自分の本当の心の内は、会社関係等一般的なお付き合い程度の人には完璧に隠し通せますし、場合によっては家族や友人も知らなかったりしますが、自分の音を知っている人に対しては、付き合いが浅くても誤魔化しがあまりきかないような気がします。何故なんでしょう?
自分をよく理解してくれている人のことを「知音」といいますよね。
中国春愁戦国時代、琴の名手、伯牙(はくが)には、鐘子期(しょうしき)という友人がいて、彼は伯牙が奏でる琴の音を聴くだけで、それを奏でる伯牙の考えや、細かな感情の動きまで読み取って誤ることが無かったと言います。
多分、わたくしの音色って、どんよりした曇り空色かも…
楽器を弾いていると その時の気分が ありあり出ますねー。
ピアノでは「悩んでる」くらいの分かり方じゃなくて
「友達の事で」「仕事場の人間関係で」「家族との関係で」と
ジャンル分け出来るくらい分かります。
それにしても2時間ぶっ続けでレッスンしようなんて凄いですね。
高校の時に4時間続けてレッスン受けてましたけど
帰りは膝がガクガクしてて階段降りるのが怖かったです。(^o^;)
符点のリズム(俗に言うタッカのリズム)は
短い方の音符は その次の音と組になる様にとります。
(タッカ/タンじゃなくてタッ/カタンです)
符点音符と次の短い音符を組にすると弾き難くなります。
曲想上 仕方ない所もありますが。
ピアノを習ってらしたなら ご存じかもしれませんが、蛇足です。
怯えてるんなら曇り空というより小鹿かも~。<音
くるみさん、こんにちは~
>>(タッカ/タンじゃなくてタッ/カタンです)
今晩、試してみます。
ピアノを習っていたことがある、ときちんと習っていたことがあるっていうのと大きな差がありまして、素人とほとんど変わらないので、ありがとうございます。
ピアノは基礎を全く教えてもらっていないので、今、本当に何も弾けません。
何級だったか忘れましたが、ものすごい低い級を2回も落ちて以来(一応、先生は緊張してただけだろう、練習のときはいけると思っていたのだけどと慰められましたが…)、本人も先生もどうでもよくなっちゃって(親は音楽知識ゼロなので、練習しようがしまいが完全に本人まかせ)、その後は簡単な曲集みたいなものを何年も惰性で弾いていただけで、わたくしは本気で練習していませんでした(^^;
練習の成果を見てもらってアドバイスをもらうのではなく、その場で練習するようなものですから、先生も何も言いようがなかったんだと思います、多分。
この歳になって、初めて本気で楽器を練習しましたし、先生も本気で(場合によっては本人より一生懸命に見えることもある)叱ってもくれるし、褒めてもくれるということを経験しました。
>>怯えてるんなら曇り空というより小鹿かも~。<音
このでかい身体で「小鹿」だったら、アンバランスだよなぁ…