名古屋の和楽器店
名古屋にいるついでに、和楽器店をウェブで検索して、ヒットした「日野屋和楽器店」におじゃましてきました。
http://www.hinoyawagakki.com/
ミニコンサートなどもやったりしているようです。
ポケット篠笛という可愛らしい横笛を購入いたしました。
これはドレミ音階が出ます。指と指の間がきちきちの究極のミニ横笛ってところですか。
もっとも演奏には不向きでお遊びですけどねとご主人もおっしゃっておられまして1オクターブしか音が出ません。
無理に出そうとしても音が割れてしまう…
でも、上手に吹いてあげるとオカリナのような音が出たりします。
いろいろな笛を吹かせてほしいとのわたくしの素人の好奇心とわがままなお願いを聞いてくださってとてもうれしかったです。
日本の篠笛は中国の笛子とそんなに変わらない感じ。
龍笛はなんつーか吹き口がでかいんで、それはそれで戸惑いますが、音は普通に出せました(でも独特の音階みたいですね)
尺八は吹き口が小さいので難しい…穴と穴の間が広すぎておさえられないぞーと思っていたら、穴を抑えなくて間を持つためだけの指もありっていうことで、あらら、と思いました。
ご主人は尺八の先生のようです。
店主/都山流・大師範山本多山 と書いてありました。
尺八も吹かせてもらいましたが、かすかに音らしきものが出ただけ。
やっぱり、吹き口が小さいので難しい。
ご主人と生徒さんに「尺八、いいよ~やってみない」と親切に誘ってもらいましたが、日本にいたらぜひ吹いてみたいものの、残念ながら習う機会が…
中国の洞簫(尺八の起源のようなたて笛です)ですと、よく絵画のモチーフとして美しい女性が吹いていたりするのですが、尺八って浮世絵とかにあったけ?
ま、それはいいとして、やはり「音を創る」笛というのはとてもその人の芸術性が表に出てくるので、面白い楽器だなと思っていたりする今日この頃です。