わたくしがここ最近、笛子やら洞簫とか、中国の民族音楽の笛にハマっているのはご存じのとおりです。
古典音楽や童謡等を演奏したい場合、このような楽曲は長い年月を経ているので著作権が及ばず楽譜などは採譜をされた方のネット等から簡単にダウンロードできたりします。
ところで、日本の古典といえば、「さくらさくら」でしょうね。
新婚旅行で行ったパリでは、日本語を話しながら歩いていたら、街頭ミュージシャンがそれまで弾いていた未知の楽曲をやめて「さくらさくら」を演奏してくださいました。
中国の楽器屋さんで日本人だとバレると、10人中8人が必ず演奏してくれる曲があります。
それは「北国の春」と「さくらさくら」
前置きはここまでにして、ここからが本題。
「四季の歌」というのはご存知でしょうか?
「春を愛する人は 心清き人 すみれの花のような ぼくの友だち…」と春夏秋冬続くあの有名な曲ですが、これは荒木とよひささんが作詞・作曲した作品で(聞くところによれば1971年に世に出て、大ブレイクしたのは1976年だそうですが、1964にはすでに存在していたようです。)、当然、著作権が及ぶので日本のウェブ等から楽譜を無償ダウンロードすることはできません。
わたくしは、初心者用の笛子の教材等をよく見る機会があるのですが、「四季の歌」はメロディが単純で、しかも音域的に初心者にとって非常に演奏し易しいため取り上げられることがあるようですが…どうやら一般的な中国人には、日本の民謡だと思われているようです。
民謡だったら、普通、作者不詳で作曲年なんかも大昔だから、著作権なんて関係ないだろうと思っているんじゃないかな。しかし、作曲してからたいした年月を経ていないのに国際的に民謡だと思われるほど浸透する曲というのは、すごいなぁと思います。
著作権というのは、私権なので別に権利者が権利を主張しなければ問題ないわけだけど…
しかしながら、パブリックドメインだと思っていたものが実は著作権の及ぶ曲で、そうと知らずに営利的な場で演奏して、後で指摘されたら怖いよね~
ちなみに、日本著作権法第38条1項、台湾著作権法第55条、中華人民共和国著作権法第22条第9号の規定によれば
①非営利目的で
②聴衆から料金を徴収せず
③演奏者に報酬が支払われない
のであれば、著作権者の許諾を得ることなく演奏できます。しかしながら、企業のショールームや商店の店頭などで演奏する場合などのように、全くお金を取らないとしても営利目的と判断されますから、注意が必要です。
そういう機会のある方は、あなたがクラシック又は民謡だと思っている曲が本当にそうかどうか確認しましょう(^^;
Posted in 音楽あれこれ by 游鯉, 2009年6月17日 10:21 AM コメントは受け付けていません。
笛吹きのかばんの中身

さて、これらは何でしょう。
:☆;。
.’★‥
・*。・
☆。.
.;*:
・’゜
★。..
:*:・
‘゜☆。
・’゜★.
.:*:・
‘゜☆。
.::
・.★:*:
*:・
。;.
☆。
。:・’
゜★。
*:・
‘.,゜☆
。*.
・,
.’*゜’
゜☆。.
..:*:・
‘゜。.
.. ☆。
:・’
゜★。
“.:*:・
‘*.☆.
.。.’‥’

答えは左から
愛用のリップクリーム「SAVEX」
(北京は乾燥しすぎです)
YAMAHAの「SLIDE GREASE」
(本来、フルート等の抜差し管等に使用するものですが、笛子の抜き差し部分が滑らない時使用します)
「阿膠(アージャオ)」
(本来、漢方薬ですが、わたくしは笛子の膜を貼るときに糊として使用します)
しかしまぁ、グリースとリップは形状が似ているので間違えそうですね。
「阿膠(アージャオ)」はチョコレートの板みたいな形状のものを適当な大きさに割ってからそのまま持ち歩き、先端に水をつけて笛の上をなぞってから、その上に膜を貼る人が多いのだと思いますが、わたくしは「阿膠(アージャオ)」の上に水を一滴落としてからその上を指でなぞって、どろどろしてきたところで、その指で笛に「阿膠(アージャオ)」をつけてから膜を貼ります。
何故そうするのかというと、わたくしの場合はその方が貼りやすいから。
前者のように貼るのが普通なのだと思っていましたが、ある楽器店の老師がかなり大きい「阿膠(アージャオ)」を何かの工具の間に挟んで机の上に固定していて、手を洗ってから、その洗った手をふかずに「阿膠(アージャオ)」をなでなでしているのを見てから、「あ、これいい」と思ったからです。ちなみに、北京はものすごく乾燥しているので、水の1滴や2滴、すぐに乾いてしまうため「べたべたしたでかい阿膠(アージャオ)をどこにしまっておくのよ」という問題はおこりません。
しかしながら、大きな「阿膠(アージャオ)」をまるで硯のようにして使うには、持ち歩きに不便ですよね。そこで、「阿膠(アージャオ)」は、少し熱を加えれば簡単に軟らかくなるものですから(そもそもこれは食べ物ですから加熱して問題はありません)、化粧クリーム等の詰め替えケースに入れて、携帯に便利なようにアレンジしました。
また、日本では水がその辺にいつもあるわけではないので、アトマイザー等で水を持ち歩かなくてはいけないようですが、北京だったら、しょっちゅう水やお湯を飲む習慣がありますから、どこにでも水があるので(あるいは水筒を持っていることも多いわけで)、アトマイザーで水を少量だけ持ち歩いているという人はいないと思います。
また、どうしても水がなかったら、自分の唾で貼っちゃう人もいるわけで。
ちなみに、膜を切り開くハサミも常時、携帯すべきなのでは?との疑問があるかもしれませんが、時間のあるときに全部、切り開いておくので、かばんに一緒に入れておく必要はありません。
しかしながら、わたくしはいつもソーイングセットを持ち歩いているので、いざとなればそのハサミを使えばいいだけですし。
(要はいちいちハサミを出すのが面倒くさい)
ちなみに、北京では女性がソーイングセットを携帯していることは稀なので、重宝がられます…いつぞやは、日本人の年配男性に「日本人の女性なら絶対に持っていると思って声をかけたんだ!」とかなり感動されました。
こんな些細なことで「大和なでしこ(?)」だと勘違いしていただけるなんて何だか申しわけないなぁ。
また、オリンピック期間中、飛行機の荷物検査が非常に厳しかった頃、ソーイングセットに入っていた小さな日本古来のにぎり鋏が検査で引っ掛かったのですが、検査員の若いお姉ちゃんは、「これ何に使うの?」って聞いてきたりして…
超一流のプロ演奏家がどうしているのか見たことありませんので、どうしているのだろうなぁと興味のあるところでもあります。
Posted in 笛子 by 游鯉, 2009年6月5日 10:38 AM コメントは受け付けていません。